友人から借りっぱなしの8ミリ映写機 ELMO GS-1200 が棚の隅で長期休暇中です。
彼はそのまま置いといていいと言ってるんですが実は不具合があります。
借りたのは8ミリのテレシネのためですが、数年前久しぶりに電源を入れて動作確認したらアンプから発振音みたいなのが!
いつか調べようと思っていたのを思い切って今日手を付けることにしました。
8ミリ映写機の中で GS-1200 の上の機種はキセノンランプの大公開用しかありません。
初めに機構部の動きと映写ランプが点くことを確認しました。
この映写機は 24V 200W ハロゲン球を使っています!
発振音みたいな「ヒエー」というすごい音が出るんですが ”OPT” 光学録音フィルム側は
大丈夫です。
"MAG" にすると
不快な音が出ます。L 側のレベルメーターが振れているでしょう。
裏蓋を開けてみました。
裏蓋に付いているスピーカーコードをコネクタで抜いて
ヘッドホンならどうかと試したら問題ありません。???
その後でスピーカーを繋いでみたらあの音は出ません。
ところが動きが何か変です。
駆動系のモーターが回らないしピアノタッチのスイッチが言うことを聞かず妙なガタガタ音が。
原因はこれでした。裏蓋を開けたり仮に閉じた際このニューズホルダーを痛めちゃったんです。
困ってしまってワンワンワワン。
折れたのを半田付けも考えましたが待てよ、ガラクタの中にこれに近いヒューズホルダがあるかも。
ということで本日はここまでにしておきます。
あの不快な音の原因はまだ確定していませんが多分あれだろうと推定している箇所はあります。
この映写機はテレシネの際スピードを若干落として20コマが出るようにしたのも戻さないといけません。
その件は確かブログの記事で残してあるはずです。
テレシネでランプが切れて内蔵していた予備と交換しましたが敢えてひとつ上のランプを手に入れてあります。
GS-1200 はトランスの容量に余裕があるので 24V 250W が使えるという情報があったからです。
寸法は全く同じでご覧の通り収まります。
修理が成功したら250W 球でどんな結果になるか、楽しみです。