ウレタンベルトは溶着して一晩置いて完全に接着できたので取り付けて試運転です。
クリップで固定しておきました。
ニッパーとヤスリで成型してこれでどうじゃ。
隙間から無理やり押し込んで収めました。
さて、回してみようと電源を入れてレバーを正転にしたら「ありゃ、回らない」。
逆転は正常に回ります。
原因はベルトが長めで空回りしているからでした。
じゃあせっかく作ったベルトですが短くして溶着のやり直しだ。
今度は慎重に芯出しできるように綿棒ケースの蓋を加工して溶着部を逃がすようにしました。
こんな場合ターボ式ガスライターは便利です。
まあまあ溶着部は逃げています。
ベルトはこのまま完全に溶着するまで放置するとして、今度はめるときはちゃんとプーリーを緩めることにします。
イモネジ2本で固定されています。
もうひとつ問題があることがわかりました。
フィルムを通す際使うオートスレッディングレバーがうまくロックされないんです。
解除用ソレノイドとの微妙な位置関係が合っていなくてロックが掛かりません。
これを調整するには何処をいじればいいのか、よーく考えてから掛からないと収拾がつかなくなりそう。
それにしてもこのあたりの設計はほとんど産業用機械の世界です。
フィルムが正常に巻き取りリールに掛かるとマイクロスイッチで感知、ソレノイドに電圧が掛かって解除。
なるほど。
見通しがついて先が見えてきました。