夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

U-matic SP テープの画質は良好

2022-10-10 11:22:19 | Weblog

今日は体育の日ですか。

昨年の五輪はしらけましたが1964年東京五輪から58年。当時私は15歳です。

歳をとるのはあっという間って、それはやめましょう。

 

昨日天袋から出てきた U-matic SP テープですが、「画質」はなかなかのものです。

昨日のうちに5本をキャプチャ、タイトルを付けたり枠を入れて書き出し。

ファイル名はノーマル U-matic と差別化するため "sp" を付けました。

次に MP4 にエンコード。

YouTube に使うサムネイルを作成。これも差別化のためテキストの背景色を変更。

アップロードは後でまとめてやりましょう。

次のテープに取り掛かります。作成済みの 112sp とほとんど同じですが撮影日は違います。

こっちの方が良好です。112 は却下。

U-matic は元々民生用に開発されたもので、VHS や Betamax 登場以前の規格。

それ以前の民生用ビデオはオープンリールで、私は頼まれて日本舞踊を何本か撮ったことがあります。

U-matic はロケに便利なため、放送用に使われるようになりましたが所詮民生用、画質はそれなり。

そこでテープの磁性体を変えた SP が開発されました。

水平解像度は 260本から340本に向上し、当時の放送用にも耐えられるレベルになったと理解しています。

今まで取り込んできたノーマル U-matic と今回出てきた SP を比べると、感覚的には VHS と S-VHS の違いです。

昔はロケで U-matic 収録と思われる番組がありました。カメラはもちろん3管、車のライトが尾を引くあれ、懐かしいですね。

でも U-matic はアナログですから最終的に YouYube にアップすると見た目は半値の五割引になっちゃいます。

ブラウン管テレビなら問題なく見えるんですが。

アナログはアナログで完結しないと本来の情報量が出ません。

 

久しぶりにU-matic テープに取り組んで色々思い出したことと再確認してことがあります。

U-matic と U-matic SP はカセットの色が違うのは意識していませんでした。

左がノーマル、右がSP。

これは SP ですが、通称「赤ボッチ」は U-matic 独自の物です。

ノーマルテープにこんなのが入っていました。

録画するときはこのキャップを入れるんです。無意識にやってましたが。

カセットによってはキャップを収納する仕掛けがあります。失くしたら事件ですが一杯持ってます。

キャプチャが終わった 107 を仕上げて書き出します。

続いて MP4 にエンコード。

ほとんど同じ映像の 112 は空の色が紫がかっていて修正して使おうとしたのですが 107 は問題無いのでこちらを採用。

慌ててアップしなくて良かった!

他にも使えるテープがあるので続いてキャプチャです。

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不調のテープ & Umatic SPテープが出てきたぞ

2022-10-09 12:00:46 | Weblog

Umatic テープの取り込みとエンコードは続きます。

10月の黒姫山です。

いい調子。紅葉の山肌を絶え間なく雲が流れています。撮影は2002.10/18 20年前。

ところが残りのテープのうち何本かは昨日正常だったのに変。

どうしたんでしょう。クリーニングテープで掃除してもダメ。

CTL 信号のカウンターが全然進みません。

これもダメ。

おいおいお前もか。

これは大丈夫でした。

これも正常だけど似た内容のテープがあってそちらを使ったので無視。

不調のテープを分解してみました。

見た目には異常なしですが。

不調のテープはあきらめましょう。

ここで探し物があって下の部屋の天袋を開いたらなんと、、、Umatic SP テープが段ボール箱に一杯!

18本ありました。もちろん録画済みです。

Umatic は水平解像度260本ですが SP は340本に向上したフォーマット。

工房のBVU-150はもちろんSP対応しています。

さっそく一本再生してみました。正常です。ついでにキャプチャしちゃいましょう。

さあ大変。また作業が増えました。

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まだまだあるぞ Umatic テープ

2022-10-08 13:59:36 | Weblog

湧き水を切らしたので汲みに行って、帰りに写真を撮ってきました。

秋ですねえ。冷たい小雨が止んで雲の隙間の青空から日差し。

前に写真を撮った時とはまるで違う情景。

農機具を仕舞ってある小屋ですがセンスがいいですねえ。

MP4 にエンコードした Umatic の動画を9本アップしました。

Umatic 版はこれで30本になりました。

昼飯の後次のテープをキャプチャ。

猛毒のトリカブトです。なのに蜂が蜜を求めてやってきます。

面白い映像が撮れたものです。

トリカブトは花には毒が無いのか蜂には関係無いのか、片っ端から頭を突っ込んで蜜を吸っています。

では、Premiere で仕上げちゃいましょう。

ムービー書き出しです。

書き出した AVI ファイルを MP4 にエンコード。

アップロードの準備は済みましたが本日の作業はここまで。

Umatic テープは使えそうなのがまだこれだけあります。

Umatic という規格は SD ですから「画質」はそれなりですが利用価値はあると思います。

そのあたりの話はこのシリーズが終わったら書くことにしましょう。

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Umatic テープはまだあるぞ

2022-10-07 14:42:25 | Weblog

ワークステーションに取り込みを終えたテープの山です。

愛器 BVU-150 は今のところ正常に動いています。

これはどうでもいいか。

今日取り込んだ映像です。

大望峠の展望台から望む戸隠連峰。

Umatic でも撮ってあった信濃町の蕎麦畑。畑より空がいい感じ。

長野市の旧戸隠バードラインから入った所の池です。

黒姫山麓の「ママコノシリヌグイ」

秋が深まりつつある荒倉山から望む戸隠連峰。低い陽射しで郷愁に満ちています。

黒姫山に初冠雪。

キツリフネ。ツリフネソウの後で咲きます。

飯山東小学校の脇。芝生じゃなくて野沢菜の畑です。

須坂の山の手にある神社の欅の大木。子供の頃の遊び場です。

どの映像も20年前後前のものです。

どれも撮影したときの記憶が残っていますが、荒倉山の林道脇から望む戸隠山は何度も撮りました。

あの日は最初に撮った映像が納得できなくてテープを巻き戻してもう一度撮ったとメモが。

枯れ色の風景に郷愁を感じるのは歳月を経たからなのか、Umatic の曖昧な映像がそうさせるのか。

20年、30年なんてあっという間に過ぎ去るものだとしみじみ思います。

 

外は冷たい雨、これから一本ずつ MP4 にエンコードです。

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それにしても Umatic の画質は

2022-10-06 15:01:18 | Weblog

世界情勢も国内情勢も混沌として明るい未来が見えてきませんね。

参議院本会議を聞きながら作業をしていますが岸田政権はガタガタで末期症状。

マスメディアも不安を煽る話ばかり。

これじゃあ血圧も上がります。「明るい話はないのか!」

最近知った 一月万冊 を毎日見てうさ晴らしをしています。

 

探していた Umatic のクリーニングテープが出てきました。

これはずいぶん昔取り寄せた新品です。今では入手はほぼ不可能だと思います。

説明書きによると巻き戻しての使用は不可。使用履歴は記入してありました。

今日の日付けも書いておきました。

ヘッドをクリーニングしても磁性体が脱落したテープは救えません。

取り込みを断念したテープも何本かありあます。

基本的に広角で風景を撮った映像ばかりですが、こんなのも撮っていました。

黒姫山麓に咲いていたヤマオダマキです。

背景をぼかすのは嫌いですがこれもあり。

この撮り方なら Umatic の甘い映像でも鑑賞に堪えるけど。

毎日古い映像を見ているとやはり考えちゃいます。

絵の素材としてなら眠い映像でも十分使えるとは思いますし「味」だと割り切っているのですが。

使えるテープを全部アップしたら初心者ながら映像を見て絵を描いてみるのが一番でしょうか。

 

それにしても撮りまくったものです。

3管カメラとポータブルデッキ、木製三脚とバッテリーボックス。大掛かりで大変なんですが。

今日は作業ミスがあって一部やり直して6本アップしました。

寒くなりました。コタツを出そうかな。

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Umatic テープの取り込みは続く

2022-10-05 20:33:54 | Weblog

今日は亡き母の四十九日法要。納骨を済ませることができました。

弟夫婦と軽く昼食をして、このところ絵に夢中になっている弟が絵を何枚か持ってきて見せてくれました。

彼には適いません。が、これからは負けないぞ!

帰宅後 Umatic テープのワークステーション取り込み作業の続きです。

昨夜、完成した Umatic シリーズの15本をアップしました。

Umatic テープは20分又は30分なのでキャプチャは楽です。

EDBeta で撮った蕎麦の花ですが Umatic でも撮りました。右奥にあった木がこの時はもうありません。

春の小川のアズマイチゲ。

同じ小川です。福寿草が咲いています。

杏で知られる更埴の森地区。普通こんな場所は撮らないんでしょうが。

福寿草です。こんな撮り方もしました。

今日はキャプチャまでとします。

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使えないテープもあるさ

2022-10-04 16:29:03 | Weblog

まだ段ボール箱に入っている Umatic テープですが、そりゃあ中には使えない物もあります。

例えばこれ。

せっかくきれいに撮れているのに頻繁にドロップアウトが出ています。

こっちのテープは構図が中途半端で話になりません。

もう一本、調子の悪いテープがあります。

時折り画面がこんな調子になるんですが、記憶では撮影の際 VO-8800 が "SLACK" アラームを頻繁に出していました。

何度かテープを巻き戻して撮り直したのを昨日のように覚えています。

原因はカセットにあるみたいで、一旦停止して再生すると正常になります。

改めてキャプチャしてみました。

30分テープのラスト5分は別の映像が記録されていましたが20分は確保できました。

終了間際に向こうから軽の箱バンが夕日を浴びて走って来ます。運転しているのはお爺さん。

これがミニバンじゃあ決まりませんが最高!。2002年11月20日の飯山市某所です。

絵になりますねえ。

カメラは Ikegami ITC-735 で、解像度は高いんですが Umatic で記録すると細部が省略されて独特の味が出ます。

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これで絵を描くのは大変でしょうね

2022-10-03 17:22:04 | Weblog

今日3本目にワークステーションに取り込んだテープがこれです。Umatic には珍しい30分。

メモが挿してありました。

キャプチャした映像です。
 テープの冒頭

 5分経過

 10分経過

 15分経過

 20分経過

 25分経過

 テープエンド

薄曇りの状況で、30分の間に徐々に青空が現れて海の色も微妙に変化します。

水平線も初めは曖昧ですが途中からハッキリしてきます。

波は絶え間なく押し寄せますが一瞬たりとも同じ形はありません。

「絵になる」フレームもいくつか見つけました。

写真の登場以前、昔の人は風景を生で見て、又は記憶して絵を描いたんですがこれを動画で見ながら描くのは至難の業。

写真とは違いますから。

でもこれを54000枚の静止画と考えて、映像の中を自由に移動し、「ここだ!」と思った所で停止して描くなら可能です。

そんなことを考えながら次々に Umatic テープを取り込んでいるところです。

 キャプチャ済みのテープ

もうひとつ話題があります。今まで確認したテープの中に、絶景じゃないけどそのまま絵になる映像がありました。

晩秋の夕方のアスパラ畑ですが画面構成といい色彩といい自分なりに気に入って透明水彩で描いてみたいと思いました。

ところがこのテープはドロップアウトが絶えず出ていてとてもじゃないけどお見せできる映像じゃないんです。

― あの頃使っていた VO-8800 が徐々に不調になったのを思い出しました。それで別途 BVU-150 を手に入れたんでした。

このテープ、絵の素材と割り切れば公開してもいいんですがどうしましょう。

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いったい何本あるんだ Umatic テープ

2022-10-02 14:57:34 | Weblog

段ボール箱から手当たり次第に Umatic テープを出して内容を確認しています。

メモを見ると2002年から2003年にかけて撮影したものです。

飯山市の山奥で見つけた田んぼ 2002.11/19

逆光で晩秋の雰囲気が良く出ています。ここは何度も訪れて撮影したはずです。

旧豊田村の山麓 撮影日不明

秋晴れじゃなく薄曇りの柔らかな光が効果的です。

黒姫山の麓の草原 撮影日不明

今は様子が変わってしまいましたがこの頃は最高でした。

飯山の野沢菜畑 撮影日不明

飯山東小学校脇の畑です。テープ終了近く、軽トラックが頼んだように横切りました。

冬の日本海 2003.12.8

冬の荒れる海を撮りたくて行ったのですが勝手に描いたイメージではありませんでした。
でも画面右に虹が現れるというハプニングがありました。

まだまだあります。

2003年10月17日、荒倉山中腹から撮影した戸隠連峰。

メモを書いておいたのは我ながら天晴れ!

ここまでの素材は MP4 へのエンコードまで済ませました。

アップロードはサムネイルを作成してからにします。

先程段ボール箱を確認したらホコリをかぶったテープがまだ38本あるじゃないですか!

使えるのは全部じゃないでしょうが Youtube にアップすればどなたか物好きな人が絵を描く練習に使ってくれるかな。

それ以前に自分用のアーカイブスにもなります。

 

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Umatic テープの素材を生かしましょう

2022-10-01 13:59:34 | Weblog

2000年代に撮ったテープをワークステーションに取り込む作業開始。

今回も「映像による絵画のためのフリー素材」を制作するためです。

最初に作業にかかる Umatic テープはこれにしましょう。

メモ書きが入っていました。

中身はこれ。テープ幅は 3/4" 別名「シブサン」。

裏にちゃんと録画防止の赤ボッチを入れてあります。

先日暫定修理してコンポジット入力が使えるようになった canopus ADVC-500 が生きます。

VCR は収録に使った放送用 BVU-150 。
昔、据え置きの VO-9800 があって別に TBC を噛ませていましたが基板の電解コンデンサーが軒並み噴いて処分しました。
業務用ポータブルの VO-8800 もありましたがやはりコンデンサーが全滅で廃棄。

この VCR も恐らく30年以上前の物ですが今のところ快調。
オプションの TBC は装備していません。

キャプチャ開始。使ったカメラは Ikegami ITC-735 3管。撮像管独特の柔らかい映像です。

元が BGV を想定して撮ったのでこのシリーズも全編ワンカットです。

何の問題も無くキャプチャ終了。

30分テープですが実際は32分以上あります。

静止画を書き出してみました。

これは通称「戸隠街道」の途中、信濃町で撮影したもので季節は晩秋。確か他の季節にも撮ったはずです。

Umatic は後に性能を上げた SP フォーマットに発展しましたが今回のテープはノーマルです。

でもテープ幅が広くて余裕があるので映像の安定性は抜群。EDBeta の不安定さとは次元が違います。

思った以上に結果が良かったので Umatic テープを全部取り込むことにします。

そうだ、どこかに Umatic 用のクリーニングテープがあったはずだぞ。探しとこう。

 

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