ゆるい感じで。

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温かい手(ロンハー)

2010-05-15 01:40:27 | その他版権小説
過去作品より。
初のハリポタ世界のロンハー小説書いちゃいました(*´ω`)
需要が無くても供給!!(笑)

読みたい人は追記から♪

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いつもの事だった。談話室でのロンとハーマイオニーの喧嘩など、日常茶飯事と言って過言ではない。始まりはいつもロンの不用意な発言で、それにハーマイオニーが怒り出すのだ。


「ハーマイオニー、君はその融通の効かない性格をなんとかすべきだよ!」
「なによロン!あなたこそもうちょっと真面目になるべきだわ!」
ハーマイオニーはイライラして大声を上げた。ロンの発言はいつも筋が通っていないと思うのだ。それなのに痛い所を時たま突いてくるのが悔しい。

「それぐらいにしておいたらどうだい?」
『ハリーは黙ってて!!』
二人の剣幕に、ハリーはやれやれという顔をして薬草学のレポートを書き始めた。

「いいかい?ハーマイオニー、君は...ってうわっ」
ロンが突然奇妙な声を上げて倒れかかって来た。

「きゃっ..」
「うわっと、ゴメンハーマイオニー、僕何かにつまづいたみたい...」
「もう、ロンたら、気をつけて..」

そこでハーマイオニーは突然声が出せなくなった。
ロンの顔が近い。

そして..
ロンの手が自分の手に重なりあっている感触と温かさを感じてしまったから。

『......』
ロンも急に黙り込んで、だんだん赤くなった。
たぶん自分も赤くなっているに違いない。

「二人ともどうしたんだい?」
急に静かになった二人を不思議に思ったのか、ハリーがレポートから目を離して二人を見た。

「い..いや、なんでもないよ!!」
ハリーの声に我に帰って、ロンがバッと自分から離れる。
「そ、そうよ!私ちょっとこれから図書館に行って来るわ」
ハーマイオニーは急いで立ち上がり、鞄に何冊かの本を突っ込んで談話室を飛び出した。

「..私ったらどうしてこんなに動揺してるのかしら」
ハーマイオニーは訳の分からない感情と動悸に戸惑いながら、ロンの手が触れた左手を見つめるのだった。

終わり

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なんとゆう乙女な..!!

設定としては13歳な二人。かなり初々しいです(*´ω`)



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