夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2021年10月28日(木)「逆立ち」

2021年10月28日 22時20分53秒 | 「政治・経済」
アベノミクス・日銀緩和は初めから逆立ちをしていたとこのブログでも何度か書いていますが、経済の好転により物価は上昇しますが、これが逆立ちをすると物価が上がれば経済も好転するとした間違いを犯します。アベノミクスと日銀緩和はこの過ちの中にありました。
この過ちの中でさらに物価が上がることは良いこととし、日銀の量的緩和による円安誘導に寄り輸入品目が高くなりますがこの中での物価の上昇をも歓迎するようなことになる。
これは悪性の物価高となり、国民生活も苦しくなりますし内需関連の企業への圧迫となります。
特に日本は労働者の実質賃金が下がっている状態の中では悪性の物価高は消費を減少させます。これは国内の企業を苦しめ設備投資を減少させます。またこの設備投資の減少は企業の競争力を低下させ利益を守るために人件費を減少させる。これを生産性とみる過ちに陥る。
内需が減少すれば商品やサービスる供給が減少します。これは設備投資を行わないということで済む間は良いのですが設備の減少にもなっていくでしょう。
こうなると完全なデフレ不況です。
逆立ちをしたアベノミクスと日銀緩和はデフレを促進してデフレ不況に突入する。もちろん一方では悪性の物価高がさらに国民を苦しめる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池に浮かぶ月1357【10月28日】

2021年10月28日 09時19分41秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は国会の形骸化と議会制民主主義が崩れようとしていました。
内閣を構成する政治家とそこに忖度する官僚組織。
これが日本の民主主義そのものを否定することにつながりはじめていました。
この民主主義の後退は政治の世界ばかりではなく、政治の「何でもあり」は社会を構成する国民の中にも現れていきました。何でもありというものは民主主義よりも力の行使が優先されます。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2020年10月28日(水)「国会」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする