しかし、これは円の価値が下がったということでしょうか?
日本は悪化であるドルを1ドル150円で買わされているということです。
1ドル100円当時からすると、金の含有量が50%減らされた金貨を金の含有量100%の円という金貨と交換させられているということです。
負けずにヨーロッパでは悪貨を作ってドルと交換している。
明治維新のころ日本の小判は良質な金貨だったのですが、貿易で悪貨が大量に入ってきて小判が海外に流失したそうです。
なぜ悪化であるドルを買わされるのか?
ドルが基軸通貨としてまだ存在をしているからでしょう。安定性のない安全な信用が置けるドルならばいいのですが、今はその信用もなくなりましたね。悪貨が基軸通貨なんてシャレにもなりません。
ロシアや中国では他の国との貿易で自国通貨同士で貿易を開始しはじめているようです。特にロシアは燃料をルーブルでと。世界的な石油市場や穀物市場等もこうしたドル離れを進める時期に来ているのではないでしょうか。