「頑張る人が報われる社会をつくる」このことばは1月に総理が語った言葉である(ヤフーニュース)。
「格差が固定しないと同時に誰もが何度でもチャンスがあるということが重要で、頑張る人が報われる社会をつくっていかなければならない」
「労使間で非正規雇用の方々の雇用改善に向けた十分な議論が行われ、賃金上昇が幅広く実現することを期待している」
(消費増税分は)「すべて社会保障の充実と安定化にあてる」
(上記リンクサイトから引用)
内閣府は「働けるうちはいつまでも働きた」として「団塊の世代は就労意識が高いことから、就労を希望する人が活躍できる環境の整備を図る必要がある。」と分析する。しかし65歳までの団塊の世代の生活実態(老後の蓄えなど)を見ると
「高齢期への経済的な備えについて、「十分だと思う」「最低限はあると思う」と答えた人は23.3%、「少し足りないと思う」「かなり足りないと思う」と答えた人が66.9%でした。」(NHKニュース)
「働きたい」や「働く意識が高い」というのは老後の生活がままならないから働きたいという言葉になるのでしょう。ましてやこれから基礎年金支給が68歳あるいは70歳にするといった考え方が出ているのですから65歳はもちろん70歳まで働かざるを得ないでしょう。生活ができないから「働きたい」であり、働く意識は政治が作り出しているのです。「すべて社会保障の充実と安定化にあてる」とは言われるが実態は成長路線の中では抑えられていくでしょう。
安倍総理の「頑張る人が報われる社会をつくる」という美しい言葉は生活ができないから70歳まで働きたいという人を指すのです。この美しい言葉には裏には残酷性の言葉を秘めているんです。
昨日書いた「政府は賃上げを抑えようとしている」もそうですが、「労使間で非正規雇用の方々の雇用改善に向けた十分な議論が行われ、賃金上昇が幅広く実現することを期待している」という美しい言葉の裏には実際には実質賃金の低下があり、今後残業代ゼロや限定正社員という制度が待ち構えている。これも「頑張る人が報われる社会をつくる」という美しい言葉の残酷性でしょう。
経済だけではなくて政治全般を見ても積極的平和主義という「平和主義」の美しい言葉の裏に集団的自衛権という残酷性が潜んでいます。
そういえば第一次安倍政権の時の「美しい国日本」という言葉を思い出します。この内閣は挫折をしましたが、今の政権において「美しい日本」という裏側にどんな残酷性が潜んでいるかが見えてきているのではないでしょうか。
「格差が固定しないと同時に誰もが何度でもチャンスがあるということが重要で、頑張る人が報われる社会をつくっていかなければならない」
「労使間で非正規雇用の方々の雇用改善に向けた十分な議論が行われ、賃金上昇が幅広く実現することを期待している」
(消費増税分は)「すべて社会保障の充実と安定化にあてる」
(上記リンクサイトから引用)
内閣府は「働けるうちはいつまでも働きた」として「団塊の世代は就労意識が高いことから、就労を希望する人が活躍できる環境の整備を図る必要がある。」と分析する。しかし65歳までの団塊の世代の生活実態(老後の蓄えなど)を見ると
「高齢期への経済的な備えについて、「十分だと思う」「最低限はあると思う」と答えた人は23.3%、「少し足りないと思う」「かなり足りないと思う」と答えた人が66.9%でした。」(NHKニュース)
「働きたい」や「働く意識が高い」というのは老後の生活がままならないから働きたいという言葉になるのでしょう。ましてやこれから基礎年金支給が68歳あるいは70歳にするといった考え方が出ているのですから65歳はもちろん70歳まで働かざるを得ないでしょう。生活ができないから「働きたい」であり、働く意識は政治が作り出しているのです。「すべて社会保障の充実と安定化にあてる」とは言われるが実態は成長路線の中では抑えられていくでしょう。
安倍総理の「頑張る人が報われる社会をつくる」という美しい言葉は生活ができないから70歳まで働きたいという人を指すのです。この美しい言葉には裏には残酷性の言葉を秘めているんです。
昨日書いた「政府は賃上げを抑えようとしている」もそうですが、「労使間で非正規雇用の方々の雇用改善に向けた十分な議論が行われ、賃金上昇が幅広く実現することを期待している」という美しい言葉の裏には実際には実質賃金の低下があり、今後残業代ゼロや限定正社員という制度が待ち構えている。これも「頑張る人が報われる社会をつくる」という美しい言葉の残酷性でしょう。
経済だけではなくて政治全般を見ても積極的平和主義という「平和主義」の美しい言葉の裏に集団的自衛権という残酷性が潜んでいます。
そういえば第一次安倍政権の時の「美しい国日本」という言葉を思い出します。この内閣は挫折をしましたが、今の政権において「美しい日本」という裏側にどんな残酷性が潜んでいるかが見えてきているのではないでしょうか。
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