夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 2月 1日(土)「定年後の不安」

2020年02月01日 21時56分38秒 | 「政治・経済」
定年後の生活を考えたとき、老後をどう過ごすかを考えざるを得ない。
それには健康面とかやりたいことは何かとかも考えますが、まず経済面のことを考えるでしょう。
子供の世話にはならずに自立した生活など、経済面の安定があってそこからやりたいことも頭に浮かぶでしょう。そこで初めて老後の生きがいというゆとりあるイメージもできます。このゆとりあるイメージが浮かぶことにより定年後の生活に対してポジティブになれるかネガティブになってしまうかに分かれてくる。
働き続けることも人にもよりますが生きがいになることに間違いはありません。しかし働く喜びは別として経済面で働くことによってゆとりある老後生きがいを持つことができます。
このことを政府は多くの国民が働くことを望んでいると歪曲をしている。
年金だけでは豊かさはありませんから働ける間は働いで夫婦で旅行でもしようかという生きがいが生まれて働くことに対して意欲も出ます。しかし政府が行おうとしているのは、働きたいと意欲があるから年金支給年齢を引き上げましょうという考えである。
働く喜びはゆとりある生活から切り離されて低賃金で70過ぎまで働き続けるという苦痛になってしまうでしょう。生活が苦しいなら老後資金2000万円用意しろと政府は言います。今の社会は不安定雇用が当たり前になっていますから2000万円も用意できるのは政治家や官僚など公務員や大企業ぐらいの正社員ぐらいでしょう。
こういう老後のイメージが目の前に突き付けられている現役世代は、定年後の自分に対してポジティブなイメージを持つことができるでしょうか?
もちろん今の健康や家庭生活の楽しさを切り抜いてそこをイメージすればポジティブにも観念的になれますが、現実的な経済面を突き付けられればネガティブにならざるを得ない。

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