夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年 5月28日(水)「質的な違いのある原発事故」

2014年05月28日 22時49分40秒 | 「思うこと」
今日のツイッターから

福島の事故原発でそれまで言われていた安全性とはなんだったのでしょうか。。。 関西電力大飯原発3,4号機運転差し止め裁判の判決に関する見解 (日本原子力委学会)
「ゼロリスクを求める考え方は科学技術の考え方に対する裁判所の判断として不適切」「工学的な安全対策を否定する考え方は不適切」この論理が安全神話を作り上げてその論理が神話だったことを証明してしまった。原発事故はほかの事故とは質の違う事故です。
一度過酷事故が起きればどうにも対処できないこと、あるいは対処には経済的に国民負担を莫大なものとして相当の年月がかかること、事故はそれまで継続をしていること。。。このリスクをどう考えるのか。こう見るとこのリスクに対するものはゼロリスクどころか99%リスクです。
この事故が起きてしまった時のリスクを見ないリスク計算自体が安全神話なのです。飛行記事も大勢の犠牲者を生むがそれは事故自体はすぐに収束する市対処も早い。この飛行機事故と原発事故を同列にしてリスクを見てはならない。質が違うリスクなんです。

「ゼロリスクを求める考え方は科学技術の考え方に対する裁判所の判断として不適切」「工学的な安全対策を否定する考え方は不適切」。。。これは反面から見れば100%リスクを解決できないのが科学技術であり、100%たしかな工学的な安全技術はないということです。その中ではいったん事故が起きた場合にどうのようなその事故によるリスクがあるか重要です。飛行機事故ならば捜索して救助隊が行って対処するというリスクですが、原発事故はそうは簡単な事故処理はできないのです。数十年あるいはっ数百年に及ぶ事故処理が必要になります。ここには事故という物自体のリスクの違いが大きく表れるでしょう。そのリスクの違いには経済的損失ももちろん含まれます。
質の違う事故なんです。原発事故は。。。。
そして何より人の組織の考え方や政治的立場・経済的理由が100%安全を目指さなくする。

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