一昨日のこと。
家でボーっと『世にも奇妙な物語』を見ていると、弟から、一本の電話がかかってきた。
「あのさー。もらったTVだけど(我が家のTV買い替えに際し、以前のものは弟にあげた)、
目の前を通り過ぎると感知してスイッチが入る機能とか、ついてる?」
「.....へっ?」
はじめは彼が何の話をしているのか、要領を得なかった私だが、話をするうちに、
弟が、自分の部屋へ帰って、室内の電気を点けたと同時に、なぜかリモコンも触っていないのにTVが点いたこと、
彼がその現象に対して、得体の知れない恐怖を抱いていることをどうにか把握した。
そこで、
「ううん。そんな機能はついてないよ。オンタイマーとかならついているけど」
と答えたのだが、すると、弟はますます怖くなったのか、
「あ、そう.....」
と言ったまま、次第に無口になってくる。
小さい頃から泣き虫だった彼は、このテの話にはめっぽう弱く、私の答えで、さらにその恐怖を大きくしたに違いない。
そこで、そう思った私は、さらにこう付け加えた。
「でもさ。何かの拍子に、TV本体のリモコン受信部が、何かの電波をキャッチして電源が入るってこともあると思うよ。『電気を点けたと同時』ってことなら、なおさらその可能性が強いと思う」
そしてそれらは決して超常的なものではなく、おそらく電気系統の機器にはよくあることだと思う、とも。
「う~ん.....そっか。そうだよね」
「うん。大丈夫だから、安心して寝なよ」
「うん.....」
しかし、正直、それだけで弟を安心させるに充分とは思えない。
何か言い忘れているような気がした私は.....
逡巡したあげく、最後にこう告げた。
「あっ。ちなみに今、TVでは『世にも奇妙な物語』がやってるから、それ見ておけば?イヒヒ♪」
「おねしょしないように気をつけてね~♪」
と。
それを聞いた弟は
「ぜって~(絶対)見ない!」
と言いながら、電話を切ったが.....
果たして。
彼はあの夜、おねしょをしないで済んだのだろうか.....?(笑)
いひひっ♪
家でボーっと『世にも奇妙な物語』を見ていると、弟から、一本の電話がかかってきた。
「あのさー。もらったTVだけど(我が家のTV買い替えに際し、以前のものは弟にあげた)、
目の前を通り過ぎると感知してスイッチが入る機能とか、ついてる?」
「.....へっ?」
はじめは彼が何の話をしているのか、要領を得なかった私だが、話をするうちに、
弟が、自分の部屋へ帰って、室内の電気を点けたと同時に、なぜかリモコンも触っていないのにTVが点いたこと、
彼がその現象に対して、得体の知れない恐怖を抱いていることをどうにか把握した。
そこで、
「ううん。そんな機能はついてないよ。オンタイマーとかならついているけど」
と答えたのだが、すると、弟はますます怖くなったのか、
「あ、そう.....」
と言ったまま、次第に無口になってくる。
小さい頃から泣き虫だった彼は、このテの話にはめっぽう弱く、私の答えで、さらにその恐怖を大きくしたに違いない。
そこで、そう思った私は、さらにこう付け加えた。
「でもさ。何かの拍子に、TV本体のリモコン受信部が、何かの電波をキャッチして電源が入るってこともあると思うよ。『電気を点けたと同時』ってことなら、なおさらその可能性が強いと思う」
そしてそれらは決して超常的なものではなく、おそらく電気系統の機器にはよくあることだと思う、とも。
「う~ん.....そっか。そうだよね」
「うん。大丈夫だから、安心して寝なよ」
「うん.....」
しかし、正直、それだけで弟を安心させるに充分とは思えない。
何か言い忘れているような気がした私は.....
逡巡したあげく、最後にこう告げた。
「あっ。ちなみに今、TVでは『世にも奇妙な物語』がやってるから、それ見ておけば?イヒヒ♪」
「おねしょしないように気をつけてね~♪」
と。
それを聞いた弟は
「ぜって~(絶対)見ない!」
と言いながら、電話を切ったが.....
果たして。
彼はあの夜、おねしょをしないで済んだのだろうか.....?(笑)
いひひっ♪