到着後、フィレンツェで二泊。
現地ではレンタカーを使っての移動。
言葉の出来ない私たちだけでは、絶対に出来なかった旅の形。
とはいえ、クリアしなければならない問題はたくさんあった。
何より、これまで旅行など、
ちっとも考えていなかった我々のパスポートはとっくに切れていたし、
旅行のために、10日近くも店を休むことは、
お客様に対してどうか、というのもあった。
イタリアの車は皆小さく、レンタカーに荷物が乗り切らないハプニング付き(笑)
けれど、背中を押してくれたのもまたお客様で。
「ぜひ行くべき!」
「それを今後に生かせばいい」
と、そんな優しい声が、
今回の決断を促してくれたのだ。
結局、予定より少し大きめの車を借りて、ピサに立ち寄り、一気に南下。
お決まりのツアーではなく、
主目的である、本場のランプレドットを食べること。
市場をまわり、色んなレストランへ行くこと。
もし、私とゴンザだけなら、
おそらく不可能であろう旅の形。
ナポリでの渋滞はまさに無法状態(笑)
「イタリア語には『車間距離』って言葉はねーのか!?」
フィレンツェでS家の3人と合流し、その後、レンタカーでイタリアを南下。
ピサ~ソレント~アマルフィ~サレルノへ。
オリーブ、ひまわり、レモン、オレンジ、いちじく、地中海、朽ちた小さな教会。
人の心を惹きつけてやまない、せめぎあう、何か。
美味しいもの。
トランジットすら、経験したことのない、
日本語しか出来ない二人は、慌ただしく旅の準備を整えて、
仕事終わりのまま、一路、成田空港へ向かった。
荒れてしまった新市街と、美しい旧市街。
夜のそぞろ歩きも楽しい、夏の南イタリア。