朝、昼、夕と、全く空の色が違うフィレンツェの街。たまたまだったのかな?
主目的は主目的として。
やはり来たからには、観光のことも考えていた。
もう、美しい場所がいっぱいで。
旅の手配をしてくれたTが、
『フィレンツェカードってものがあるけど、どうする?』と、
一緒にそれを頼んでくれていたおかげで、
当日はずいぶんと助かったと思う。
陽が高くなれば、お馬さんもオヤツの時間。
フィレンツェ内の多くの美術館、バス等に使えるこのカード。
何でも便利な日本とは違って、
『便利なものを便利に使うまで』の手続きが、
少し大変だったりはするけれど(笑)
滞在時間と回りたい場所によってはずいぶんお得であるし、
期限中は街中でWi-Fiが使えるということを考えれば、
それだけでもう、元をとったようなものだったと思う。
たくさん歩くし登るから、皆さん楽な格好で。
ウフィツィ美術館、アカデミア美術館は当然抑えるにしても、
やはりフィレンツェ最大の悩みどころは、
クーポラに上るか、ジョットの鐘楼に上るか、か。
どちらにしても、400段以上の階段を上がらねばならないとなれば、
『両方のぼれば?』というわけには、時間、体力を考えても、無理だったし、
とりあえずは片方を選ぶ必要があった。
外は暑くても、意外に涼しい鐘楼内部。
「よし、決めた!ジョットの鐘楼から、クーポラ越しにフィレンツェの街を眺めよう!」
思った以上に狭くて急な鐘楼の階段は、
あがり始めた気温とあいまって、なかなかにキツかったけれど、
途中途中にある、明り取りの窓や踊り場を吹き抜ける風は最高で、
各国観光客の解放的な気分もあいまって、素晴らしかった。
どこを見ても美しいクマね~♪
もちろんそのてっぺんから眺める景色も。
美しい街!
クーポラ越しの写真は先日もう載せたので、違う方角の写真を。
その後ウフィツィ美術館へ行き、橋を臨むが、夕刻の雨。
鐘楼をおり、途中、S家と別行動。
あちらこちらと、うろついた二人は、
夕刻、彼らと再び合流し、
実はこの旅のもう一つのテーマである、
『大人数だからこそ出来る、色んな料理をシェアして楽しもう!』
を実行するために、着替えを済ませ、
Tの友人お勧めという、小さなレストランへと向かった。
けれど、雨があがれば美しい空。
もう一度訪れて、ゆっくり見て回りたい街、フィレンツェ。