猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

旅の仲間 ー 人間5+?? ー

2013年07月26日 06時16分59秒 | イタリア見聞録。

 

この街にぴったりの暮れゆく色が、タクシーを降り、最初に見た景色。

 

長時間のフライトは、さほど苦にはならなかった。

あまりにも愛想のないCAには、いささかゲンナリしたが(笑)
まあどこの国にも、勘違いしたのはいるものだ。

 

ホテルに荷物を置いたら、何はともあれ、腹ごしらえ。

五人そろって、旅のはじまりに乾杯!



旅慣れない二人を、現地で待つTは、
「大丈夫?二人だけでフィレンツェまで来られる?」
と心配したが、
結局のところ、右往左往、身振り手振りで(笑)
ホテルまではたどり着き、無事、S家の三人と合流。

暮れゆくフィレンツェの街は、夢の中を歩くがごとく美しく、
荷物をほどいたのちの、
旅の仲間、五人揃っての夕食も、和やかに楽しく。

 

ゴンザ家のお供、パリからやってきたクマと、S家のお供、世界を旅したQ。


食後のそぞろ歩きは、美しい影の隙間を縫って...

人々のざわめきが、アルノ川を吹く風に流れる。

「明日は朝一番で市場に行くから!」

張り切るゴンザの、主目的は、
ランプレドットを食べること。

市場を見ること、歩くこと。

 

ここで買ったモヒートのアイスは全員が絶賛。

店じまいしたショーウィンドウも美しく。

夜のそぞろ歩きが楽しい、フィレンツェの街。


自分がこれまで作っていたものが正解なのか、
果たして本場の味はどうなのか...

目で舌で、確かめたい、
ただ、それだけで。

 

たち並ぶ宝石店がすっかり閉まっても、人通りはやまない。


フィレンツェ到着の夜。

翌朝に備え、ホテルのバーで、念入りに寝酒を仕込んだ私たちは(笑)
ベッドにもぐりこむやいなや、
いまだ「イタリアへ来た!」という現実感もないまま、
一瞬にして、眠りについた。

華の都の、川のほとりで。