猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

シンプルは美味しい

2006年02月08日 08時26分08秒 | 今日のお弁当
日頃、大して手の込んだものを作らない私にとって、毎日の献立は悩みの種。動物性たんぱく質は過剰に摂取したくないし、生クリームやバターも極力使うのを控えたいとなれば、なかなかにレパートリーも限られてくる。加えて、本当に普通のおっかさんみたいな私には、お料理ページでよく見るような、美しい盛り付けや、独創的なメニューが作れるわけもなく.....。いつもお弁当のおかずは似たりよったり。「もうちょっと工夫出来ないもんかね?」と、自分に言いたくなるほどだが、その実心の奥で、シンプルが一番と思っているフシもある。何より、素材の味を楽しもうと思えば、茹でたり、サッと塩だけで炒めたり、そんなものが最高に美味しかったりするし、疲れてきた身体を労わるためでもある。若いうちなら、ゴテゴテした料理も好もうというものだが、歳を重ねれば重ねるほど、シンプルあっさり、そのもののうま味を楽しみたい。

で、今日のお弁当。

<鶏もも肉のトマトソース煮><もやしと豆苗の塩炒め・柚子胡椒風味><春菊とえのきのレモンバターソテー> です。

<鶏もも肉のトマトソース煮>
*まず、トマトソースを作っておく。
(トマトソースの作り方)
・フライパンにオリーブオイル、みじん切りのにんにく、鷹の爪を入れて香りを出し、玉ねぎみじん切りをよく炒めたら、ホールトマトを手で潰しながら加え、塩、コショウ、白ワイン、タイム、バジル等で味を調える(まとめて作り冷凍しておくのが便利)
鍋にオリーブオイルをひき、塩コショウした鶏もも肉を焦げ目がつくまで焼く。トマトソース、水を加え、コンソメキューブを放り込み、鶏肉が柔らかくなるまで煮込む。
<もやしと豆苗の塩炒め・柚子胡椒風味>
*もやしは洗って水をきり、豆苗は根をのぞいて1/2に切る。フライパンにゴマ油をひき、もやし、豆苗を強火でざっと炒める。塩で味を調え、仕上げに柚子胡椒を少量加えて全体を混ぜ合わせる。
<春菊とえのきのレモンバターソテー>
*春菊は4-5cm長さに切り、えのきはほぐして1/2長さに。にんじんは4-5cm長さの細切りにしておく。フライパンにバターを溶かし、にんじん、えのき、春菊をソテーする。塩コショウ、もしくはクレイジーソルト等で味を調え、仕上げにたっぷりのレモン汁を回しかけ、全体を混ぜ合わせる。

鶏肉のトマト煮は、骨付きの肉を使って、しめじなどのきのこ類、アサリなどの魚介類を加えても美味。トマトソースを作る際のホールトマトは、国産の缶詰だと酸味が足りないので、輸入物を使ったほうが美味しい。私はイタリアのソルレオーネを愛用。
豆苗やもやしは、シンプルにしゃきっと炒めて食感を楽しみたい。塩だけでは味が単調になるかと、思いつきで入れた柚子胡椒が良い感じに食欲を増進させてくれたことに、ひとりガッツポーズ(笑)
和風に扱われる食材春菊も、洋風や韓国風と色々試したい。バターとレモンで春菊独特の風味がマイルドになるので、これなら子供でも食べられるかもー。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿