店に来たら、表に置いてあったツリーの飾りが盗まれていた。
サンタ帽をかぶった小さなクマのぬいぐるみで、
もう何年も共にクリスマスを過ごしてきた。
無理矢理引きちぎったのか、クマがいた位置は乱れ、紐だけが残された。
...いいか。
お前は「持ってきちゃった♪」くらいの気でいるかもしれないが、
れっきとした『窃盗犯』。
『泥棒』であることを忘れるな。
一生、窃盗犯であることを、胸に刻んで生きてゆけ。
お前の親や兄弟や、もしかしたら配偶者、子供は、
お前によって『窃盗犯の家族』にさせられたことをゆめゆめ忘れるな。
それからこのバナナの皮を捨てていったヤツ。
人の店の前にゴミ捨てていくんじゃねえ!!!
持って帰って嬉しいのかね?
どーーーしても手に入れたい!って思ったら、
お店に交渉するとか、そういうこと思いつかないんだろうなぁ
おそらくこういった泥棒は、 別に、
『どうしてもこれが欲しい!』
ってワケじゃないんだと思うんですよ。
悪くなりかけの中学生が、
喫茶店の灰皿をこっそり盗んで部屋に飾る
みたいな、
『トロフィ』的な感覚なんじゃないかと。
本人は「やってやったぜ!」と思っているのかもしれませんが、
お前、人生を決定づけたんだぞ、と。
泥棒として、犯罪者として生きてゆく、というね。
それを恥じる感覚があれば、こんなことしないんでしょうけど。
ちなみに店を始めてから、盗まれたものは、
ツリーの足元に飾ってあった箱(ディスプレイ用なので空箱)、
トイレに飾ってあった芳香剤代わりの可愛い石鹸、
店内のボードに飾ってあった、
お土産で頂いたコアラのぬいぐるみ型マグネット...
ホント、持って帰ってどーすんの?ってモノばかりです。
盗品を見返して、わー、可愛い♪
わー、いい香り♪ってなるのかな?って。
頭ぶっ壊れてんな。