
さて。
関東地方。
お花見シーズンも終盤を迎え、TVのニュースでは花見客が繰り広げる狂乱の現場を、特集なんかにして放送し始めた。
飲酒に対して異様に甘いこの社会にとって、花見、バーベキュー、新年会、忘年会は、酔っ払いが普段にもまして大目に見てもらえる絶好の機会であろう。
だが。
そんな宴会シーズンこそ、もっとも私が理解し難い人種が蔓延る季節でもあり、くだんの特集でも、そんな彼らが毎年取り上げられ、問題となっている。
それは.....
「一気飲み」
私にとっては、なんのためにするのかまったくわからない、どう考えてもまったく意味のない行為が、この社会では毎年問題となり、死者まで出しているのである。
いや。
私は何も、酒を飲む意味がわからないと言っているのではない。
実際、私自身も酒を飲むし、以前は毎晩大酒を飲んでいたから.....。
酒を飲んで気持ちよく、饒舌になり、楽しい時間を過ごす、美味しい食事を楽しむのなら、大いに意味がわかる。
しかし、一気飲みについては、どうにも理解し難いものがある。
その.....一気飲みをする者たちは、何が楽しくてあのような行為に興じるのであろう?
それは、例えば、場を盛り上げるため?
いやいや、酒を一気に煽ったからといって、何が楽しく、何が盛り上がるのか、よく考えて欲しい。
何にも楽しいと思われる要素はそこにない。
では、酒を一気に、多量に飲めるのがかっこよく思えるとか?
いやいや、酩酊して涎をたらし、歩けなくなった上、吐いている姿は馬鹿そのモノで、ちっともかっこよくはないだろう。
人にも迷惑をかけるし。
なら.....酔いつぶれるぐらい飲んで忘れたい嫌なことがある?
無理強いをされている?
一気飲みをしなければ、仲間に入れてもらえない?
もし、一気飲みをする理由がこの中にあるもののどれかに当てはまるとしても、それは何の答えにもなっていないし、どれであっても愚かで無様なものだ。
そもそも、この社会では酒に対する認識があまりに甘く、あまりに無知なのだ。
医学的にいっても、分解酵素を持たない体質、もしくは少ない体質のものにとって、酒はただの毒性物質に過ぎない。
「酒も飲めない男は仕事も出来ない」
とか、
「俺の酒が飲めないのか?」
なんて理屈は、
「私は無知です。私は短絡的で殺人をも厭わない人間です。この場で私が楽しければ、あなたが死んでも構わないと思っています」
と言っているのと同等なのである。
自分が飲むのなら。
なおさらそれをよく理解していなければおかしいはずだ。
飲みすぎたときの苦しさは、酒飲みにこそ、よくわかるはずなのだから。
また、大酒が飲めるのがかっこいいと思っている馬鹿な若者。
大酒が飲めるのなんか全然かっこよくない。
お酒は楽しく、乱れずに飲み、飲み始めたときと変わらない姿で帰るのが、もっともかっこいいのである。
歩けなくなって、吐いて、人に一気飲みを強要し、騒ぎ立てる前に、酒の飲み方ぐらい、家で練習して来い!
「酒は吐いて強くなる」
なんてのは、嘘っぱちだけどね。
酒が飲めないからって誘ってくれない友達なんて、友達じゃない。
飲めない酒を無理して飲んで、薄っぺらな友達関係を続けるより、自分を磨いて本当の友達を作れ。
私は。
アル中の祖父に散々罵られ、アル中の継母に苦しめられ、酒を止められない父を見ながら育った。
「自分は絶対ああならないぞ」
そう思いながら、自分も酒がやめられない時期があった。
しかし、それでも人に酒を強要したことはないし、酩酊して歩けなくなったりしたことはない。
(例外的に、中学生の時に一度、飲酒量の加減がわからず、歩けなくなってしまったときがあったが、あれはあれでいい勉強になって、以来、酒の怖さを知ったから、それでヨシと思っている)
私の母は、私が家出をして彼女の家に転がり込んだとき、
「酒も煙草も、興味を持つのは仕方ない。ただ、酒を飲むのも煙草を吸うのも、家の中だけにしなさい」
と言ったが、おかげでずいぶんと色んなことのマナー(笑)が、その時に身についた気がする。
(もちろん、中高生の飲酒喫煙は法律違反だけどね)
マナーと、相手のペースを尊重してこそ、初めて人間は楽しい時間を持てるのである。
たとえ、飲んでいようと飲んでいまいと。
若者にとって、馬鹿騒ぎはそれはそれで楽しいものだが、守るべきことは守り、他人に迷惑をかけないスペース、タイミングでしなければ、なんの意味もない。
他人に害を与え、横柄に、我が物顔に振舞う事が自己主張になるなどと考えることほど、幼稚なものはないからだ。
私は自分が酒を飲むからこそ、飲まない人に流れる時間が自分のものとは違うのを知っている。
飲む人には5時間が1時間に感じられても、飲まない人には5時間は5時間なのだということを、日本中の大人が知らなければならないと思う。
私が子供の頃。
裏の家のお兄さんが死んだ。
原因は、会社の宴会で強要されて飲んだ、一本のビール。
酒は百薬の長であり、人生を楽しむエッセンスでもあるが、飲めない人にはただの毒。
そして、どんなに大酒飲みでも、自分のペースを崩して飲めば悪酔いする。
どんな道具でも、使う者によって、素晴らしい姿を与えられもすれば、ただのゴミとなることを知るのが、人間としてのマナーである。
関東地方。
お花見シーズンも終盤を迎え、TVのニュースでは花見客が繰り広げる狂乱の現場を、特集なんかにして放送し始めた。
飲酒に対して異様に甘いこの社会にとって、花見、バーベキュー、新年会、忘年会は、酔っ払いが普段にもまして大目に見てもらえる絶好の機会であろう。
だが。
そんな宴会シーズンこそ、もっとも私が理解し難い人種が蔓延る季節でもあり、くだんの特集でも、そんな彼らが毎年取り上げられ、問題となっている。
それは.....
「一気飲み」
私にとっては、なんのためにするのかまったくわからない、どう考えてもまったく意味のない行為が、この社会では毎年問題となり、死者まで出しているのである。
いや。
私は何も、酒を飲む意味がわからないと言っているのではない。
実際、私自身も酒を飲むし、以前は毎晩大酒を飲んでいたから.....。
酒を飲んで気持ちよく、饒舌になり、楽しい時間を過ごす、美味しい食事を楽しむのなら、大いに意味がわかる。
しかし、一気飲みについては、どうにも理解し難いものがある。
その.....一気飲みをする者たちは、何が楽しくてあのような行為に興じるのであろう?
それは、例えば、場を盛り上げるため?
いやいや、酒を一気に煽ったからといって、何が楽しく、何が盛り上がるのか、よく考えて欲しい。
何にも楽しいと思われる要素はそこにない。
では、酒を一気に、多量に飲めるのがかっこよく思えるとか?
いやいや、酩酊して涎をたらし、歩けなくなった上、吐いている姿は馬鹿そのモノで、ちっともかっこよくはないだろう。
人にも迷惑をかけるし。
なら.....酔いつぶれるぐらい飲んで忘れたい嫌なことがある?
無理強いをされている?
一気飲みをしなければ、仲間に入れてもらえない?
もし、一気飲みをする理由がこの中にあるもののどれかに当てはまるとしても、それは何の答えにもなっていないし、どれであっても愚かで無様なものだ。
そもそも、この社会では酒に対する認識があまりに甘く、あまりに無知なのだ。
医学的にいっても、分解酵素を持たない体質、もしくは少ない体質のものにとって、酒はただの毒性物質に過ぎない。
「酒も飲めない男は仕事も出来ない」
とか、
「俺の酒が飲めないのか?」
なんて理屈は、
「私は無知です。私は短絡的で殺人をも厭わない人間です。この場で私が楽しければ、あなたが死んでも構わないと思っています」
と言っているのと同等なのである。
自分が飲むのなら。
なおさらそれをよく理解していなければおかしいはずだ。
飲みすぎたときの苦しさは、酒飲みにこそ、よくわかるはずなのだから。
また、大酒が飲めるのがかっこいいと思っている馬鹿な若者。
大酒が飲めるのなんか全然かっこよくない。
お酒は楽しく、乱れずに飲み、飲み始めたときと変わらない姿で帰るのが、もっともかっこいいのである。
歩けなくなって、吐いて、人に一気飲みを強要し、騒ぎ立てる前に、酒の飲み方ぐらい、家で練習して来い!
「酒は吐いて強くなる」
なんてのは、嘘っぱちだけどね。
酒が飲めないからって誘ってくれない友達なんて、友達じゃない。
飲めない酒を無理して飲んで、薄っぺらな友達関係を続けるより、自分を磨いて本当の友達を作れ。
私は。
アル中の祖父に散々罵られ、アル中の継母に苦しめられ、酒を止められない父を見ながら育った。
「自分は絶対ああならないぞ」
そう思いながら、自分も酒がやめられない時期があった。
しかし、それでも人に酒を強要したことはないし、酩酊して歩けなくなったりしたことはない。
(例外的に、中学生の時に一度、飲酒量の加減がわからず、歩けなくなってしまったときがあったが、あれはあれでいい勉強になって、以来、酒の怖さを知ったから、それでヨシと思っている)
私の母は、私が家出をして彼女の家に転がり込んだとき、
「酒も煙草も、興味を持つのは仕方ない。ただ、酒を飲むのも煙草を吸うのも、家の中だけにしなさい」
と言ったが、おかげでずいぶんと色んなことのマナー(笑)が、その時に身についた気がする。
(もちろん、中高生の飲酒喫煙は法律違反だけどね)
マナーと、相手のペースを尊重してこそ、初めて人間は楽しい時間を持てるのである。
たとえ、飲んでいようと飲んでいまいと。
若者にとって、馬鹿騒ぎはそれはそれで楽しいものだが、守るべきことは守り、他人に迷惑をかけないスペース、タイミングでしなければ、なんの意味もない。
他人に害を与え、横柄に、我が物顔に振舞う事が自己主張になるなどと考えることほど、幼稚なものはないからだ。
私は自分が酒を飲むからこそ、飲まない人に流れる時間が自分のものとは違うのを知っている。
飲む人には5時間が1時間に感じられても、飲まない人には5時間は5時間なのだということを、日本中の大人が知らなければならないと思う。
私が子供の頃。
裏の家のお兄さんが死んだ。
原因は、会社の宴会で強要されて飲んだ、一本のビール。
酒は百薬の長であり、人生を楽しむエッセンスでもあるが、飲めない人にはただの毒。
そして、どんなに大酒飲みでも、自分のペースを崩して飲めば悪酔いする。
どんな道具でも、使う者によって、素晴らしい姿を与えられもすれば、ただのゴミとなることを知るのが、人間としてのマナーである。
大人になりきれてない大人が多いような気がします。
私はお酒が駄目な方なんですが、若い頃、お友達やそのお仲間の人たちと飲み会があったときにお酒を勧められ、飲めないんです・・と言ったら、「もしかしてかわいこぶってんの?」とせせら笑われたことが・・・。
飲み会と言っても私は別にお酒を飲まなくてもみんなと楽しみたくて参加したのに(;;)
かなりショックでしたわ~。
今なら、グラスに注いでもらって飲むフリするくらいの柔軟さももてますが。。あの頃は真っ正直すぎましたね(^^;
私は、飲めないので、解ります。。
体が、受け付けないんです。。。おちょこ、、一杯で、真っ赤になります。。。。
練習すれば、、???と言われたのですが、、検査をしたら、、、体が、受け付けない体質だと解りました。。。。
どうしようも、、、無いですね。。。。
よくぞ言ってくださいました。
あの「一気!」は、ホント、見苦しいです。
「俺の酌が飲めないのか!」も勘弁して、です。
なんで楽しい気分にさせてもらえるはずの
百薬の長が
百害あって一理なし、になっちゃうんでしょう。
私は体質的に飲めないから、なおさら思うのですが、
百薬の長は、決して強制させてはいけません。
ほんと、お酒だけは……
命に関わるんですから、マジで。
文化系サークルでありながら、ウチは体育会系のノリだったので、先輩には逆らえず、「飲まなぁ(楽器が)上手くならんぞ」と意味不明な呪文を唱えながら容赦なく後輩に一気飲みをさせる、そんな飲み会です。断るとボコボコに蹴られました。
私自身もアルコールにはめっぽう弱い人間なのですが、すぐ顔が真っ赤になるタイプだったので、さほど酔っていなくても、ベロベロになった演技をして何とか切り抜けてきましたが・・・。
まるで野戦病院のようにたくさんの部員がツブれている光景を、満足そうに眺めている先輩部員を、私は冷めた目で見てました。
その2年後、私が上級生の立場になった時に、当然そのくだらないしきたりを全面廃止させましたけどね。
一気飲み。おっしゃるとおり、ほんとバカバカしい行為です。
近頃、もっぱら日本人の品格というものが話題になっていますが、本来、誇り高く、他人にだらしのないところを見せたくない人種だった日本人が、どうしてこんな風になってしまったか、真剣に考えなければいけない時期がきているような気がします。もっとも、お酒については、開国当時の外国人たちも、「日本人は美徳に優れた国民だが、酒と女好きなのはなんともいただけない」などと書いているらしいですが(笑)
年末の夜なども、駅のホームは大変なことになってますものね。まるで動物園です。
「自由自由」と、手前勝手な主義主張ばかりする人たちに、誇りと自覚のない人生の空疎さを知って欲しいですね。
どうして飲めないほうが、気を遣って飲むふりまでしなければいけない社会なのか、また、なぜ「飲めません」が、「かわいこぶってる」という発想に繋がるのか、そういう人たちの心の貧しさと、想像力のなさには愕然としますね。そういう人に限って、変な方面には必要以上に想像力が逞しいのに(笑)そもそも、酒を飲まなきゃ楽しめないなんて、あまりに人間として恥ずかしすぎることです。が、今は国全体がそうなっている気がします。誰かに何かをしてもらわないと楽しめないなんて。
何より、そのことで、楽しく聡明でいらっしゃるじゅりりん様が嫌な思いをされたなんて許せない。
パワハラ、セクハラと、世間の目がうるさくなってきた今、飲酒を迫る人間を取りしまる条例など、出来てもいい時期かもしれませんね。
日本人には、分解酵素がまったくない人や、少ない人が多いそうです。欧米人は、皆さんがほとんどきちんと持っていらっしゃるので、お酒に強いとかで...。
また、「練習すれば強くなる」というのも、迷信だそうですよ。きちんと検査されて、そういう体質だとわかって、よかったと思います。
お酒なんて飲まなくても、充分すぎるくらい楽しい人生が送れる。いや、むしろ飲まないほうが意識もクリアで、いろんな情報や刺激を脳に入れられるのではないでしょうか。
お酒を飲むより、お花をいじることのほうがずっとずっと楽しく、人生を豊かにしてくれる。おまけに周囲の人たちにも幸せをわけてあげられるから、一石二鳥...三鳥、いや、十鳥くらい、ですね(笑)
「俺の酒が飲めないのか?」
(俺を受け入れられないのか?)
って、飲めねーよ。
っつーか、お前となんか口も利きたくねえ。
もう、そんな風に迫ってくるやつには、ホント、
そう言ってやりたいところですね。
人間が薄っぺらだから、どの道具もうまく使えず、
それどころか、それによってさらに薄っぺらな人間になってゆく。
よっぽどつまらない人生を送ってるんでしょうねぇ。
で、情報も仕入れようとしなければ、
自分を向上させる気もないから、知識もない。
今の社会で、お酒が毒物だと知っている人間がどれだけいるのか。
おそらく、半数もいないでしょう。
そして。
お酒は毒物であるだけではなく、史上最強の麻薬であることを
知っている人はさらに少ない。
「アル中」と言われて喜ぶ馬鹿がたくさんいるのも、
その証拠です。
はぁ~。
民度低すぎ。
いますね~、潰したがり。
あれって、ホント何が面白いのかわからないんですけど、「こいつを意のままにしてやった」って、ことなんでしょうか?アホ丸出しですわ。
自分が口にする理不尽が通ることに快感を感じるなんて、普段、誰にも相手にされていない証拠ですよね。「先輩」やら「上司」やら、ちょっとしたものでも権力を持つとそれを振り回したくなる人間の愚かしさ。
それを全面廃止されたふみ様は、素晴らしいことを(本来、そんな悪しき慣習はなくて当然だったのですけど)なさったと思います。
「一気飲み」
本当にあほらしい、無意味な行為。
でも、いい歳してもやっている人、見かけますね。ま、総じてそういうことしてる人は、向上心も、誇りもないんですけどね。それで保身が出来る社会っていうのが、そもそも問題........
っと。キリがないのでやめますが、はぁ~.....
世も末ですな。