いつものようにカルチャースクールの教室から疲れて帰ったら、
何度も電話の着信があった形跡がありました。
知らない番号だったし、不審に思っていたら、同じ番号から電話が・・・
隔年で開いている個展ギャラリーのオーナーからでした。
契約している来年10月の個展を前にして、ギャラリーは今年いっぱいで閉じたいとのことでした。
このギャラリーは東京原宿という集客率の大きい場所にあり、
1階で大きなガラス張りで、外からも作品が見えるので、人がたくさん入ってくれます。
この大好きなギャラリーはいつまでもあると思っていたのです。
ところが、この建物は上階にさる会社が入っていたり、住居スペースがあったりというものですが、
オーナーは別の人で、ギャラリーのオーナーはこの場所を借りている人だったということを
今日 初めて知ったのです。
東京はオリンピックに向けて、まずは国立体育館を新しくしようとしています。
それはバカでかくて、周囲の景観を著しく侵害し、名だたる建築家も大勢反対しています。
今ある体育館に手を入れても十分だと言われているのに、それらを全く無視して
新しくする体育館は今の周囲にある木々をぶち倒し、すべて倍の高さの塀にしようとしています。
と、ここで、私が個展を開いてきたギャラリーの話になりますが(苦笑)、
その影響で、この建物も再開発のあおりを受けているんだそうです。
前にも書いたことがあるんですが、私は東京オリンピックに反対してきました。
こんなところで、私に結び付くとは
さて、私は来年10月までに個展を開くギャラリーを見つけることができるのか、
それとも今回は中止にするのか、う~ん悩みは深くなるばかりです。
今回は、あのシチリア島の美しい風景を絵織りにして、グランブルーのティレニア海のイメージを
どうやって表現しようかと、胸をわくわくさせていたのに・・と落胆するばかりです。
近頃、いいことがないと思っていたら、こんなことが押し寄せてきてしまいました・・ふぁ~