今日は三連休の最終日で、街の中は人であふれていました。
私の今日は私の中で一番ノラないカルチャースクールの講師でした。
でも、1日、2日は、大変シアワセな連休でした。
はい、藤澤ノリマサさんのコンサートへ行ったからです。
これはコンサート・パンフです。
なにやらピンボケですが、コンサートはピンボケではなく、最高のコンサートでした。
東京1日、2日、3日と大阪9日というスケジュールで、全体が終わるまで詳しいことを書くのはダメなので、
差支えないことだけ書くことにします。
今年のノリマサさんは様々な挑戦をしてきて、6月のファンクラブ・イヴェントでは、自分の持ち歌を1曲だけにし、
あとはスタンダード・ジャズを歌いました。
ポップオペラというジャンルを作って、ポップスとオペラの歌い分けをする今までの姿勢から、
別のこともできるヴォーカリストになりたいということなんです。
今回も、『Fly me to themoon』、『ボラーレ』、『コメプリーマ』などスタンダード・ジャズなど、
また『枯葉』などシャンソンも聴かせてくれました。
彼がカンツォーネを高らかにうたうのは当たり前で、しかもピアノでの弾き語りで歌っちゃいます。
「カンツォーネを弾き語りで歌えるのは、日本で僕一人です」と いつだったか自慢げに、でも恥ずかしそうに言ってました。
とは言っても、やはりポップオペラの唱法は、やはり素晴らしく、ノリマサさん以外にはできないことです。
3days連続のコンサートということでしたが、インタヴューで「3日間は続けて歌える。初日は手加減して、2日目は本調子、
3日目も大丈夫、1週間は無理(笑)」と言っていたことがあるので、私は初日と二日目を選びました。
それが、初日から大全開で歌うので、大丈夫か?と心配しました。
声が今まで聴いたことがないほど、大きく出ていて、いくらベルカント唱法でも大変でしょう、と。
実は 今年は「no micコンサート」を3回しました。
マイクを使わないで歌うのは初めてで、彼はそのために母校の大学でクラッシックの歌い方(ベルカント)を
改めて勉強したそうです。
それで、今までより声の幅が大きくなり、「とても良かった」と言っていました。
「no mic コンサート」は哀しいことに抽選モレしちゃいましたが
その成果を私は聴くことができたということです。
レコーディングはオーケストラで一発OKの人だと聞いたことがありますが、どれだけ歌唱力があるのか、
そんな人は美空ひばり以外に知りません。
礼儀正しく、あまり脱線はしないけど、天然ボケのノリマサさんは、普通にしゃべってるのにおかしくて笑いますが、
今回は何か掴むものがあったのか、余裕で見事なエンターテイナーぶりを発揮してくれて、
そういう意味でも楽しい2時間半でした。
いつも年配のご夫婦が多いのですが、今回は一人でいらっしゃった男性が多かったのもビックリ!
野太い声で「フジサワ~~!」と叫んでいた人も何人かいて、驚きました。負けるわ。
今回、会場で初めてお会いした方々 何人かとお話ししましたが、皆さん 「3days来る!」と
おっしゃっていて、私はまだまだアマイと知らされました。
楽しみにしていた今年の行事が終わってしまい、「もう今年は終わったわ」とガックリきている今日です。
さぁ、明日から織り機に向かわなければ!!!