みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

ケヤキを染める

2014-11-07 16:03:43 | 日記

植物の剪定の時期となり、我がマンションでも10月半ばに 植木屋さんが来て

庭木の剪定をしました。

いつものことなので、袋を持って現れる私に優しい対応をしてくれます。

ケヤキとタブノキをいただき、ベランダで保存をし4日から染めにかかりました。

今回染める糸たちです。

         

左から真綿リング2綛、真綿巻糸スラブ2綛、白いのが精錬済みの平巻糸1綛、右端が未製錬の平巻糸1綛

植物は糸の総量と同量使い、染液を作ります。

         

         

ケヤキはミョウバンを媒染にすると赤茶色になります。

というわけで、ミョウバンで先媒染しました。

その後、染液に入れて沸騰したら弱火で30分煮ます。

         

染め上がりです。

       

糸によって、染めの出方がずいぶん違います。

右の未精錬の平巻糸は、別物のようです。

すぐ左の平巻糸と同じとは思えません。(他人事のようですが、予想はついていたのです)

翌日は鉄媒染をしてネズ黒色を出します。

       

染めて、木酢鉄の媒染剤をお湯に溶かして漬け込んでいるところです。20分です。

私の場合は、この糸を洗ってから、元の染液に戻します。

これをすることで化学で終わらないということです。

洗って 干してます 

       

ずいぶん黒いですが、乾くとこうなります。

      

絹糸のツヤツヤした風情がいっぱいの素敵なネズ黒になりました。

糸は左が真綿糸巻スラブ、右2綛は平巻糸製錬済みです。

さて、明日はタブノキを染めます。

 

        

      

     

コメント (19)
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