先日染めた国産アカシアの糸を織りあげました。
なんと言っても我がマンション敷地のアカシア、
夫が一生懸命かき集めてくれたアカシアの花びらですから
丁寧に染めて丁寧に織らなければ罰が当たります。
綛で染めたものを織るために玉巻にします。
左が銅媒染の糸 右がミョウバン媒染
整経という糸を織る長さにするための作業をします
幅30㎝ 丈200㎝のマフラーを織るための整経です
色は2色、これを活用します。
最近 あまり見ませんでしたが、オリンピックエンブレムの影響で
市松模様が人気が出てきました。
織り機にかけて織り始めたところです。
ただの市松模様では面白くないので、平織りではなく綾織りにします。
ですので、糸綜絖を使って4枚綜絖を使います。
つまり、4回開口を変えて横糸を入れるわけです。
織り上がりです。
幅30㎝ 丈200㎝ シルク真綿リング1/6使用
織り目の拡大写真です
最近、紙製のトルソーを手に入れましたので、立体的にお見せできるようになりました。
余談ですが、トルソーの右後方にチラッと見えるのはトルコ・パムッカレの石灰棚です。
世界遺産に登録されています。
パムッカレというのはトルコ語で『綿の城』という意味だそうです。
もちろん、これは私の絵織りです。
2009年、トルコへ旅行に出かけました。
その美景を2013年『悠久のトルコ』という個展で表現しました。
リビングには私の絵織りを飾っていますが、時々替えます。
現在は『パムッカレ』を飾っています。
さぁ、これから次の絵織りに入ります。