やっと織り上がりました。
この絵織りは最初織ったものを捨てまして(涙)、2枚目です。
まだ満足はしていませんが、これで”完成”とします。
『トスカーナのブドウ畑』 額 55×45
あの広い、広~いトスカーナのブドウ畑が頭の中で溢れているのに、
絵織りで表現できるのはこんなものでした。
遠~~くにカサマツがたくさん並んでいるのを、ぜひ織りたかったのです。
イタリアではいろんな場所でカサマツを見ました。
帰って樹木の本やネットで調べましたが【カサマツ=イタリアの松】としか載ってません。
この飄々とした木は、木の上にコウノトリが巣を作りそうな安定したような葉が茂っています。
ずっと続くブドウ畑の先にカサマツ群・・・
バスの窓から、この風景を見たとき「絵織りしよう!」と思い、シャッターを押しました。
ちなみに博学のウチのだんな様の話では右がブドウ、左の黒っぽいのはプラムの植樹だそうです。
1枚目を織った時は「これじゃ漫画だ」としか思えなくて、迷わず捨てました。
2枚目を織って良かったと思います。
こんなことは今までもあり、落ち込みながら織り直したものですが、
今回は、たびたび起こるこの状態を落ち込むどころか、
「いいものを織り直してやろう!」という大きな気持ちになっています。
これはどういうことなんでしょうか。
と、他人に聞いてもわかりませんよね。自分でもわからないんですから。
ひょっとして、人間が大きくなった?!
さて、額物はあとひとつ。
これは少し大きくなるので、今まで以上に時間がかかるかも、デス。
こんな忙しさの中、毎年の風物詩「干し柿をつくる」もしました。
毎年、滋賀県米原に住む友人が干し柿用に柿を送ってくれます。
26個、現在ベランダで”干し中”です。今年もおいしい干し柿を作ります!