みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

コーカサス旅行記 その6

2018-04-21 13:29:33 | 日記

4月10日

朝食後エレバンの観光に出かけます。

アルメニアはアメリアさんというエレバンの女子大生です。美人です!

彼女は日本には一度も行ったことがないそうで、ロシアには留学経験があるそうです。

 

バスはアララト山の眺望を求めて走りますが、長く行かないうちに

街中でアララト山は見えてきます。

アララト山はノアの方舟が到達した山として喧伝されています。

その跡を見つけたという話もでましたが・・・

 

ガイドのアメリアさんは

「アララト山はアルメニアのものです。1920年第一次世界大戦後ロシアは

 トルコにアララト山をプレゼントしました」と言います。

アルメニア人は住んでいた場所を追われ散り散りになりました。

アメリアさんの祖先もその一人だそうです。

 

実は夫はトルコ側からアララト山を眺めたかったと言います。

でも、トルコ東部は危険な地域で、旅行者は立ち入ることができません。

それで、アルメニアに来ました。

 

美しいアララト山

手前はホルビラップ修道院です

ブドウ畑が広がります

 

 

 

右が大アララト山、左は小アララト山

小アララト山は日本の富士山に似ていると言われています。

ガイドさんから「日本に1回も行ったことがないけど似てますか?」と聞かれました。

 

美しくて、会いたかったから、何枚も写真を撮りました

 

 

アララト山の麓

ここは、なんと”エデンの園”だと言われているそうです。

へぇぇ~(笑)

 

 

トルコとの境界線の鉄条網が見えますか?

ここから先は、たとえ故郷があっても、祖先が眠っていようと 立入りはできないのです。

 

 

【ホルビラップ修道院】

遠くで眺めて、近くまで行って階段を上って行って来ましたが、中には入りませんでした。

 

さて、ここからエチミアジン大聖堂へ向うのですが、途中、コウノトリの巣を見つけてバスを降りて

撮影会です。

 

 

エチミアジン大聖堂はアルメニアでの最初の教会、アルメニア正教の総本山です。

なぜか(私には信じがたいことばかり)キリストの脇腹を刺した槍とか

ノアの方舟の破片とかが展示されていました。

入口のゲートです

 

 

 

 

美しい天井

 

 

アララト山で見つけたと言われるノアの方舟の片りんだそうです

 

 

磔されたキリストを刺した槍だそうです

 

エチミアジン大聖堂

 

 

売店があり、ここで夫はアララト山の油絵を買いました。

嬉しそうな顔!!

 

昼食へ向かいます

パンを焼いているデモンストレーション。

このパンは世界遺産に登録されているとか。

釜の中 真っ赤かに火が熾っています

 

 

 

 

焼き上がったパン。これは絶妙のおいしさでした。パリパリです。

 

 

パリパリのパンにこの野菜をくるんで食べます。

味は味噌のような発酵した塩味でした。

余談ですが、このお料理は家に帰ってから、自分でも作ってみました。

ただし、パンはそば粉でガレットをつくりました。 美味しかったです。

自慢料理の一つに加えます。

 

チーズ、いつもながらしょっぱいです。

 

インゲン豆を煮た物に似ていました

 

 

【ガルニ神殿】

紀元前3世紀、アルメニア王の別荘として建てられました。

1歩が高い階段を上り、中に入ると浴場があります。

これは上がってはみたものの、下りるのは大変だったのですよ~。

 

ここへ来る道の両側には色々な花々が咲き誇っています。

桃、林檎 、杏 等々

 

 

【ゲガルト洞窟修道院】

岩を掘り抜いて作ったものです。

 

来た記念にロウソクを捧げて祈りました。

 

コーラス隊が聖歌を歌ってくれました。

ピンボケですみません。

聴き終わって洞窟を出たら、先ほどの合唱隊の方々がCDを持って立っていました。

 

昨日のアクシデントで今日は予定を詰め込み過ぎて、このあとセバン湖へ行くのですが、

ひとまず旅行記は今日はここまでとします。

明日はいよいよ最後の旅行記となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (5)
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