4月8日
昨日の続きです。
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂からワイナリーへ行って
昼食とワインの試飲をします。
前の項でも書きましたが、ジョージアはワイン発祥の地です。
ワイン文化は5000年の歴史があり、ここからメソポタミアを経由して
エジプトにワインがもたらされたと言われているということです。
クレオパトラも愛飲したといわれ、世界中の通をうならせているワイン、
酒飲みの私がこれを飲まずしてどうするのか、と鼻息も荒く参上しました。
特にムツヘタはワイン農家が多く、先場所優勝した関取の栃ノ心のご実家も
ここ、ムツヘタでワイン農家だと聞いています。
私たちが伺ったのは”IAGO”というワイナリーで、ご主人のIagoさんの姿は
日本のテレビで見ることがあるそうです。
スープ(お米が入っています) おいしいです。
パンケーキのような粉ものです
添えられているのはナスなど野菜を味噌のような発酵味にしています。
それとトマト、やはりまずいのです。
まずは白ワイン これ、おいしかったです!
これはブドウの葉でくるんだお米を蒸したものです。
トルコでこれと同じ料理を食べましたが、トルコではドルマと言います。
赤ワイン、これもおいしかったです!
これはチャチャというウォッカです。
なんとアルコール度数70度というしろもの!
これがおいしかったのです!
試飲したものはすべて買いたかったのですが、赤ワインは品切れということで
白ワイン3本とチャチャ2本をお土産も含めて買ったので、その重いことったら・・
自業自得です。
ここのワインは土を掘って桶を入れ込み、そこで発酵させるのだそうです。
ブドウ畑
ワイナリーの入り口
壁
ジョージア軍用道路にある【アナヌリ教会】へ
敷地が狭いのにサクがあって『踏むな!』の札があり、真下でしか写真が撮れませんでした。
ここから【ジョージア軍用道路】へ向かいます。
大コーカサスのふもとを走り抜ける絶景のドライブコースです。
この軍用道路はロシアから大カフカス山脈を縦断してトビリシまで全長210KMです。
この道路を走りたい、というのが夫の夢でした。
今回、私はその夢に付き合ったのです。
コーカサスの経済の発展に整備されたはずが、いつしかロシアに軍事利用にされましたが、
今は文学作品に出てきたり、走ってみるとスキーをする人がいたり、パラグライダーで
楽しむ人がいたり、それはそれで絶景でした。
標高が高くなると融けない雪が光っていました。
【十字架峠】
軍用道路最高地点の標高2395mに十字架があります。
ここへは勇気のある人たちがバスを降りて登頂しました。
もちろん私は行きましたよ。夫はバスを降りて待っていてくれました(笑)。
雪に足を取られてへっぴり腰の皆さんの中で、北国の育ちの私はシャキッと歩きました。
お天気が良くてほんとに良かった!
ここは最高地点で、ここから山を下ってカズベキに行く道になりますが、
私たちはここで終了し、トビリシヘ戻ります。
今夜はレストランで夕食です。
ビーツのお団子です
パン(まずい)どうしてこうもまずいのでしょう。
野菜かき揚げのようなもの
小籠包のようなもの。
お汁がたっぷりで皮を含むとジュワーッとあふれます。
お粉の薄い皮に焼き上げたものをひき肉と野菜をくるんでいます。
今まで出てきたものをすべて私のお皿に取り分けたものです
これにワインを飲みました。
明日はいよいよアルメニアです。