今日は かねてから、お約束のギャラリーへ行ってきました。
今回初めて個展を開かせていただく表参道ヒルズのギャラリー同潤会です。
DMとポスターを携えて、久しぶりに表参道、
いつも思うけど どうしてこんなに人がいるの
何しにどこから来るの?って感じです。
しかも、どんなに酷暑でも路上に並ぶ人、人、人。。。
雨が降っても平気です。
そこまでして食べたいものってあるの?
表参道です
これが個展を開く表参道ヒルズ・ギャラリー同潤会です。2Fです
搬入、搬出、レイアウトの相談をして打ち合わせは終了です。
何度織ってもイメージ通りにいかない織り。
私には、織ってみたい素材がありました。
普通の撚(より)の糸と強撚糸(きょうねんし)を組み合わせて
立体的なマフラーを織ることを、ぜひやってみたい
最初に白のウールと白の強撚糸。
これはポコポコとワッフルのような織りができるはず でした。
それがこれです。5羽の筬(5本で1㎝になる)を使いました。
かすかにポコポコ です。
おかしい、もっとポコポコが大きいはず。
糸の細さに比べて筬が大きかったかなと思い
筬を6羽(6本で1㎝になる)に替えてみました。
これは強撚糸を青に替えてみました。
が、前よりもっと平板な平凡なマフラーになってしまいました。
平凡どころか、強撚糸を使っているだけに、規則的に幅が狭まり、
単なる下手くそな織りになってしまいました。
ポコポコの「ポ」も見られません。
ここで、再び筬を替えて織ってみましたが、公表するのもイヤです。
糸が高価なだけに悔しいです。
私の目論見は何だったのでしょうか・・・
それでも、時間が経てばポコポコするのか・・私はまだ希望を捨てられないんですが・・・
ニットという素材も難しそうですね。
それだけに作品を拝見していて、生徒になればこんな風に素敵な洋服ができるのか、
と、いつも感心しています。
教えるには、そこまで至るご苦労もあるわけで、
それは同じく教えている私にもわかります。
思ったように織りあげるには、まだまだ糸の無駄を
しなければといけないと思っています。
ま、今回は個展が終了するまで置いておこうと思っています。
この作品、展示に耐えうるかどうか・・それでも展示してみようと思っています。
私には織のことは分かりませんが、
ニットの伸びを計算して、こうなるはずが、ならない・・
カットソーの研究を始めた頃は、良くありました。
何度も何度も試作をやりなおして、
それでも思うようにならなかったことも。
ようやくニットの性質が分かりかけてきましたが、
未だに思った様にならない事もあります。
織はそんな簡単なものでは無いかもしれませんが、
何度も挑戦してやっと出来た時の喜びは大きいですよね。
みっく・じゃがさんなら、必ずいい方法を見いだすことと思います。
あまり無理なさらず、頑張って頂きたいと思います。