みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

憧れのアイルランド旅行 ⑧

2018-09-12 10:34:57 | 日記

 

8月24日

ベルファスト  朝からいいお天気です。

昨夜遅くに北アイルランドの首都・ベルファストに到着しホテルに入りました。

ここもステキなホテルです。

 

今朝は朝早くからベルファストの観光です。

ベルファストは かっては小さな漁港だったそうですが、ヴィクトリア女王時代に

造船工業都市として発展し、そのためアイルランド独立後もイギリス領に残ったとも

言われていますが、北アイルランドの首都として発展しています。

 

ベルファスト市庁舎

 

ここ数日は第1次世界大戦の犠牲者を悼むということで

下のようなオブジェが並べられていました。

布にくるんだ木なのですが遺体を表しているんですね。

第2次じゃないですよ、第1次世界大戦、というところがすごいです。

 

 

大聖堂

 

内部の天井の絵 美しかったです。

 

 

LAGAN川へ向かい、リングを捻じ曲げたような変わった橋がありました。

私にはどうやって歩くのか理解できなくて顔を回したり捻じ曲げたりしているうちに

時間切れで移動すると言われ写真を断念しました。

川の近くに大きな魚のオブジェがあり、鰹に似ていました。

 

いよいよタイタニック乾ドックへ到着です。

この建物はタイタニック・クォーターの建物です。

人気を博しているタイタニックのために建てられた観光ビルです。

タイタニック号関連のお土産がたくさん売られていました。

 

映画の例のシーンを銅像にしていました

 

 

乾ドックです

ズーッと左から回ってみます

 

現在 船を建造中

 

ドックの中

 

 

 

 

先ほど見た場所が奥に見えます。

あそこから、ぐるっと回ってきたわけです。

黄色いものはH&M社の大型クレーンです。

タイタニック号もこれで造られました。

 

 

下に降りる階段がありましたが、勘弁してもらいました。

降りたからには上って帰って来なければなりませんから

 

 

タイタニック号の船首の実物大の模型です

 

 

 

 

造船所で働いている人たちの事務所と食堂があるビル

丁度お昼時、みなさん 賑やかにお食事をしていました。

 

 

アーマー

聖パトリックが教会を建てた場所です。

バスを降りたら雨が激しく降ってきました。

まるで私たちを拒絶するように感じました。

ここが面白いのはカソリックと それにとらわれないキリスト教の教会が

建っていることです。

 

最初に行ったのは聖パトリック大聖堂(カソリック)Catholic

雨から逃げるように入ってみたら、美しいステンドグラスが目に飛び込んできました。

そして床は代表的なケルトの模様がモザイクのタイルで描かれていたのです。

 

 

 

外に出たら雨は更に激しくなり、

とてもじゃないけど歩いてもう一つの聖パトリック大聖堂(アイルランド教会)Church of Ireland

へは行ける状況ではなくなりました。

みなさんは「行けなくていい、帰ろう」と言い出す始末です。

添乗員さんは何度も念を押して止めることにしました。

ところが、バスに乗って走りだすと雨は止みました。

晴れたところの聖パトリック大聖堂(アイルランド教会)

445年、聖パトリック自身が教会を建てたものです。

現在はそれに改築を重ねているそうです。

 

モナスターボイス

バスが走るほどに空は晴れてきましたが、モナスターボイスに着くころには、また雨です。

美しい田園風景が広がったところに先端が壊されたラウンドタワーがあり、お墓が立ち並んでいます。

お墓参りをしている人がいました。

 

 

 

ひと際高いハイクロス

アイルランドでもっとも有名な十字架の一つです。

これには、見事なレリーフが施されています。

アイルランド特有の十字架の丸い日輪を配していて、

日輪の真ん中には両側から聖人を槍で刺している図が彫られていて

キリスト処刑の図でしょう。

その下には東方の三博士、民を率いるモーゼ、禁断の果実を手にしたアダムとイブなど

まだ文字を読めなかった人々に示している図だそうです。

 

 

ケルト模様

ここへ来て、私は「ケルトへ来たんだ」という想いを深くしました。

 

タラの丘

 

さぁ、これから ”アイルランド人の心” と言われる タラの丘 へ向かいます。

バスを降りると雨が激しくなります。

聖パトリックの像が立ちます。

 

羊の糞を踏まないように・・・

中央で大勢の方々が何やら儀式の真っ最中です。

信仰の心を邪魔してはいけません。

 

 

何もない自然のままの大地です。

雨が降りだしそうな空  来た来た!

 

 

儀式が終わり、私たちが中央に。

ここが儀式の中央です。

 

 

紀元前200年頃からアイルランドに移住してきたケルト人が、瞬く間に先住民を追い出し、

大小の国を作りました。

その中でタラと言う王が中心になり連合国を形成したのです。

宗教色が強かったために、この地域は聖地となり繁栄、現在でもケルトの人の心になっています。

ジャガイモの大飢饉で世界各国に散ったアイルランド人にとって、

「いつまでもアイリッシュの心を忘れない」という意味で「タラに帰る」という言葉があるほどです。

 

余談ですが、私の娘は高校をイギリス本土で過ごしましたが、友人に「タラ」という女性名が

多かったそうです。

それは、ここの『タラ』から来ているものでしょう。

 

お土産屋さんが1軒だけあり、ここで ”タラの心” を買いました。

 

これはアイルランドの国章shamrock の『三位一体』を表すクッキーです。

三位一体とは「父と子と精霊」です。

 

 

 

ダブリン

このあとバスは北アイルランドにおさらばして、再びアイルランド共和国へ戻ります。

首都ダブリンに再び来ました。

今夜からダブリンに連泊です。

ダブリンの町中に入って、私たちはアイリッシュディナー・ショーへ参ります(笑)

どんな料理だったか忘れてしまいましたが、テーブルの目の前にはウィスキーがグラスに注がれていて

まずは、生でこれを飲め!と。

最後にデザートでアイリッシュ・コーヒーが出ました。

前にも飲みましたが、心臓ドキドキ、体が熱くなるウイスキー入りのコーヒーです。

 

そして始まりました、アイリッシュダンスと音楽ショー。

アイリッシュ・ダンス 

単調ですが美しいダンスでした。

上半身は動かさず、足だけを前に高く上げます。

女性たちも男性も、子供もです。

 

 

子供の可愛らしいダンスもありましたが、あまりの可愛さに写真を撮るのを忘れてしまいました。

 

この日、ローマ教皇がダブリンにお出ましになり、ダブリンは厳戒態勢でした。

そして、ここで踊った子供たちは、明日、教皇さまの前で踊るのだとか。

「今夜はその練習みたいなもの」とは、失礼なのか、光栄なのか。

 

アイリッシュ音楽

笛の音がよく聞くアイルランドの音楽の音でした。

3人組のバンドで陽気でした。

リハーサル

 

 

延々続くショーでしたが、私たちは明日が早いので、2時間でお別れしました。

今夜が皆さんと最後の食事でした。

ホテルへ着くとバタンキューとなり、シャワーがやっとでした。

 

いよいよ明日は最後のアイルランド。

ダブリンで観光です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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バラを抱いた女性の (RIN)
2018-09-13 01:55:17
市庁舎前の 顔は 何処へ? 不思議です、

恵比寿の映画館で アイルランドのアニメ映画、ソング・オブ・ザ・シー 海のうた と
ブレンダンとケルズの秘密 を見ました、 海のうたが良かったです、

一つ前の柱状節理、広い範囲にあるんですね!
北陸勤務時代 4月29日に立山にスキーに行ってましたが美女平に登るケーブルカー左手にこれが有りましたが比較にならないほど小規模でした、
先の天皇誕生日は不思議と雪にならないので毎年天狗平で滑ってました、
返信する
RINさま (みっく・じゃが)
2018-09-13 10:19:23
はっ?バラを抱いた女性って?
もしかしたら、左端に映る後ろ姿の女性のことでしょうか?
これは建物の写真を撮っているこの旅行の添乗員さんですが・・・
まさか、ここに注目されるとは・・・

はぁ、恵比寿でそんな映画をやっていたんですね。知りませんでした。

ジャイアンツ・コーズウェイは広いですよォォ。
日本にも同じような景色があるようですが、
規模が違うと思いまう。
景色が良かったら、本当に良かったのに・・
と思いますが、仕方ありません。
一番上は高くて、強風と雨ですから落ちたら大変!行けませんでした。
足元はツルツルに滑るんですよ。

RINさんはスキーもお得意なんですね。
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