みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

憧れのアイルランド旅行 ⑦

2018-09-11 10:58:28 | 日記

 

 

ロンドンデリーの夜

昨夜は北アイルランドでの最初の夜、ホテルの夕食で飲み物は£(ポンド)の支払いでした。

前にも書いたと思いますが、この旅行は食事の時の飲み物は、バーカウンターで自分で買って

テーブルに置きます。

今までの旅行はテーブルに飲み物のオーダーを取りに来られて注文、終わりに支払い

というのが定番でした。

今回は昼も夜も自分で注文しに行って支払い、自分でテーブルまで運ぶというのです。

アイルランド共和国ではEU加盟国ですので€(ユーロ)でした。

やっぱりギネス・スタウトを飲み、スミズイック・エールを追加し、

おいしく楽しい時間でした。

 

〇8月23日

ロンドンデリー

今日は楽しみな1日ですが、天気が危ういのです。

ブッシュミルズ

 

左遥かに見えるのはスコットランドです。

 

 

霞ながら見えるのはダンルース城という古城です。

ここは予定になかったところですが、ロックのレッド・ゼッペリンのレコードジャケット写真に

載っている古城ということで有名なんだそうです。

雰囲気があります。時間があったら帰りに寄りたいよね、と話しました。

 

 

いよいよアイリッシュウィスキーのオールドブッシュミルズ蒸留所到着です。

 

あらかじめ、工場内で写真は撮れないということを告げられています。

これは”1608”という工場で、この刻印のあるウィスキーはここの工場の商品だそうです。

 

 

 

色々なラベルがあります

 

工場案内をしてくれる人を待つ間、室内を見て回ります。

 

 

 

案内書があって、7か国の文字で書かれているのです。

最近、中国語のものが加えられたそうです。中国はここでも進撃(?)しています。

詳しくウィスキーとなるまでの順路を説明しながら見せてくれましたが、

温度が半端じゃないほど暑かったです。

 

工場見学の後は試飲です。

『1068の何年物』というもので、

当然、売ろうとするものを試飲させますよね。

私は『12年物』と『ブラック』という2種類を飲んでみました。

個人的には『12年物』は軽いと思い、『ブラック』のガッツリしたところが好きでしたが、

夫が「”12年”にしよう」と言うので従いました。

これです。買って帰りました。

 

さらに売店でTシャツとマーマレードを買いました。

「マーマレードはアルコールが入っていますか?」と尋ねたことに「No」と言うので

お土産にも買ったのですが、家で食べてみたら完全にアルコール入りでした。

私の英語が下手だったのか、答えを聞き間違ったのか・・・

よくよく瓶を眺めたら「WHISKEY MARMALADE」と書いてありました。

 

試飲カウンターの若者

 

これでブッシュミルズの工場とお別れです。

 

 

青空が広がり、気温が上がっているようで嬉しくなりました。

これから昼食のためレストランへ向かいます。

青い空と蒼い海、とてもアイルランドとは思えません。

 

 

 

 

陸地に向かいますが、ちょっと雲が出てきて不安です

 

 

レストランでアイリッシュシチューを食べます。

ラム肉です。お皿の底にオートミールが入っています。これがおいしくしているコツだそうです。

 

 

 

あまりに天気がいいので、近くを散策することになりました。

ここは女性の幽霊が出ることで有名だそうです。

 

ところが、木が覆いかぶさって ちょうどいいところで雨が降り出しました。

それも大雨です。まったく信じられないここの天気です。

薄着で出てきたので、途中で帰りました。

雨具万全の人は最後まで行って帰ってきました。

幽霊は出なかったそうです。

 

 

これから北アイルランド一番の景勝地に行こうというときに、ツイてない私たちです。

小雨のところで、来るときに見たダンルース城に寄ることにしました。

風情があります

 

ところが入ってビックリ!

スタッフから「ジャパン?」と尋ねられて「イエース!」と言ったら

棚からゴソゴソと日本語のパンフレットを出してきたのです。

 

 

 

こういうの「半分黒い」と言うのでしょうね。どこかのドラマみたいです。

黒い雲の一部から雨が降っているのが見えます。

あそこは雨なんでしょう。そして私たちの場所は晴れてきた。

 

 

先ほどまでの雨、今は大きな虹  美しいです!(城内から)

 

そして、ススキの向こうは岩と岩を結ぶところが、つり橋になっているそうです。

つり橋を渡るのは予約とお金が必要だそうです。揺れるんだそうですよ。

人がゾロゾロ歩いているのが見えます。

 

 

 

ジャイアンツ・コーズウェイ

火山活動で生まれた数万個の石柱群が連なっているのです。

伝説では北アイルランドに住む巨人がスコットランドへ攻めていこうと石を投げて

この道を造ったと言われています。

ところが、スコットランドには最強の巨人がいて逆に攻められ敗退。

道は半ばになっている、そうです。

ここの映像はBSNHKプレミアムで関口智宏さんが行ったときに見ました。

すごいところだなぁと見ていたのですが、いつかここへ と思っていたのです。

念願のジャイアンツ・コーズウェイなのですが、来る途中に大雨がやって来て

風も強くなり、大暴風雨の風景です。

皆さん、雨合羽に雨ズボンと大武装ですが、私はずっと着ているアウトドア上着を

信じてそのまま参加しました。

ビジターセンターから渡されたオーディオガイドは日本語が入っていました。

ホントは歩いて石柱まで行くつもりでしたが、強風に飛ばされそうなので

ミニバスに乗りました。

途中で晴れて虹、しかも2段の虹がでたので期待したのですが・・・

 

 

さ、これを登ります

 

巨人の作った(?)石柱・・・一瞬晴れた?

 

ツルツルに滑るので足元が危ういので、先頭まで行けません。ここで死にたくない!

トレッキングシューズを履いてもへっぴり腰でした。

「ここから先は行かせません」と係員が見張っています。強風が吹いています。

 

この先はスコットランドです

 

やっと出発点に戻ったら、皮肉なことに晴れてきました。

でも、行けたから、登れたからいい、良し!とします。

 

1時間半ほどかけて、北アイルランドの首都・ベルファストに行きます。

ここもいいホテルでした。

遅い夕食でしたが、ビールで皆さんと乾杯!楽しい夕食でした。

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 憧れのアイルランド旅行 ⑥ | トップ | 憧れのアイルランド旅行 ⑧ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ビバ!アイルランド (やっほ)
2018-09-11 18:33:29
どの場面にコメントの主体をおいてよいやら迷ってしまいます。
どれも写真がキレイです。特に青い空に白い雲、みっくじゃがさんがこの地に思い入れる理由がわかる気がします。
わたし的には風に揺すられた緑の草原がこの地の気候を物語っていてすばらしい絵に見えます。

幽霊がでる場所、どんな幽霊だろう?
日本の幽霊の方がはるかに怖いと思う。
そこの道路の樹木はガジュマルの木に似ていますね。
ガジュマルの木は好きなんですが。

ダンルース城は、なぜこんなところに城が・・・ですね。
海賊の鬼城なのだろうか?
返信する
やっほさま (みっく・じゃが)
2018-09-11 20:05:56
ありがとうございます。
毎日書いていると、自分でも整理しながら、忘れがちになることを思い出しています。
今日のものが終わってから「あらっ?この写真は?」というものが出てきて
後で過ぎたところの書き加えをしています。
写真が多いと大変です。

幽霊は写真を撮った人がいて、レストランの入り口に飾っていました。
後ろ姿です。
長い黒髪で、黒い長いドレスを着た女性が
突然目の前を通り過ぎるのだそうです。
木はブナの木だそうで、頭上を覆うようにトンネルになっていて
”DARK HEDGES"と書いているところが入り口です。
無粋に車で通る人もいるんですよ。

書き忘れましたが、ダンルース城は街の中にある城だったようです。
今は城しか残っていませんが、街の面影も残っていました。
絞首台も残っていて、この城の領主のおぞましい権力が垣間見られました。
崖にあることからスコットランドとの攻防戦もあったようで、
今は『コーズウエイへ行く途中の観光地』とだけで存在しているようでした。
返信する

日記」カテゴリの最新記事