先日染めたウズベキスタンのお土産のアカシアを織りあげました。
幅 29㎝ 丈 200㎝
経糸は単色で染めたもの、緯糸で段染め糸を使い『うね織り』にしました。
この技法は段に染めた色がうねるように出るので、大好きな織りです。
写真が下手で本当の色がうまく出ていませんが、奥深い色が出たと思います。
接写して色の出具合をお見せします。
全体の感じが白っぽいですが、これは黄色です。
濃い黄色が段染めで濃く出ている色です。
この感じでは、色が良く出るかと・・・苦労してます。。。(誰か写真を教えて~~)
糸は真綿リングというシルク糸ですが、この糸は初めて使った糸で、
染めも入りやすく、織って肩から掛けてみると、柔らかくて軽くて、そのうえ暖かいので、
今後も使いたい糸です。
リング状の糸はブークレというんですね。
この糸はシルクですが、フワフワしていて、まるでウールの感触です。
初めて染めてみたんですが、気に入っています。
ケヤキなどを染めたらどうなるのか、知りたいところです。
なるほど、横糸だけに段染め糸を使うとこうなるんですね。
糸が毛糸で言うブークレみたいなリングが出ているのか、ラフな感じが出ています。
今の季節にぴったりですね。
染めあげても、いろいろすることが詰まっていて、取り掛かれず、やっとです。
季節は庭木の剪定の日々、次から次へと染めの材料が積まれております。
この糸はぽこぽこリング状になっていて、織るときはひっかかりがあって
手こずるだろうなという心配は何の関係もなく、
織りやすくて軽くいけました。
頼りないほど軽い糸ですが、温かみは半端じゃないほどで、驚きました。
これからも仕入れようと思っているところです。
染め材をウズベキスタンから買ってきてくれた夫が
何やら大喜びでした。
「オレの協力のたまものだろ?」ですって
例のアカシア染、できましたね。
すてきな暖色系のショールが、織上りましたね。
ふんわりと手に乗る日は、
素朴感が伝わります。 薄いけれどふんわりとして暖かく
素人の私でもよく分かります。
手触りの柔らかい感じが写真からも解ります。
この色、冬のコートの差し色に欲しい色です。