三連休は母が習っている声楽の発表会を
父と聞きに行きました。
⇓こちらでも書いています。
公共のホールを借りて、
お教室の生徒さんが発表します。
お客さんは身内で無料。
これに参加するのは3回目くらいなんですけど、
「来てくれるわよね」
という強制参加で
いつもはいる孫たちも今回はそれぞれの予定があり、
父と娘の私がふたりで参加。
断る理由はないというか、
普段見ることのない方々を目撃できる貴重な機会なので、
楽しみなんです。
歌は、全然楽しんでません。
人が見たいんだ。
母は自分が上手と思っているので、
自分より実力がないと(彼女の中で)査定して、
他の者たちをこっそり弄っている。
それさえも、おもしろいなぁ
と思っています。
みんな、同じです。
歌う人も聞く人もプロではないので、
私にしてみれば、全部同じに聞こえます。
かえって、みんながテンプレートではない個性的な歌い方なので、良いのです。
良い音楽を聴きたいなら、別の場所で聞けるのです。
右手だけまわちゃう人とか
高音がでなくて金切り声を挙げながら悔しそうな人とか
信じられないくらい高価な宝石を付けているおとなしそうで声の小さいマダムとか。
人間模様が楽しみ。
中でも、私の推し
髪の毛が異様に長いソバージュ(っぽいカール)、
真っ黒なドレスで雰囲気がすごい、
ひそかに「魔女マダム」と私があだ名をつけていた方の
歌の精度があがっていて、驚きました。
いつもは歌の盛り上がりで酸欠のようになり、顔が苦悩の表情になっていたのですが、
ブレスが上手になっているのか。
今回はドレスも赤のチェックで、「おや」と思った。
彼女は、自分専用のピアノ演奏の方を雇っているらしく、
他の方とは演奏者が違っていて、
今回はその人と一緒に会場入りしている姿を見かけて
少し興奮しました。
母はなぜかその人を一番イジッてます。
あと一緒に行った父が、
「あの人下手だね」と、大声でロビーで言っていて、
マジでやめてくれ、と思ってそれを指摘したら、
ものすごい悪い空気で家に帰る羽目になりました。
恐ろしいよ。年を取るというのは。
ちなみに「あの人」と言っていただけで指定はしていない、と思う。
そう願う。
母は、親戚とスポーツジムの仲間に声をかけて、
わざわざ足を運んでもらっていました。
マジで?と思いました。
散々ディスってしまったように聞こえたらゴメンナサイ。
フォローするわけではないが
自分の歌いたい歌を
ドレス着てステージで歌うって、
非日常ないい趣味だ。
やっていない私と比べたら、
やっている母をはじめ教室の皆さんのほうが勝ち組です。
ロビーで旦那さんにドレスの写真を撮ってもらっているマダム
幸せそう。
活力でいったら、私の何倍もあるよ。
あと今回ロビーにチラシがあって、
お教室の先生のファンクラブのチラシをゲット。
芸能人でした。
別日でおごってもらった寿司。
お世話になっております。
謙虚でいるようにします。