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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「君が代」強制はおかしい①~FBより~

2013-02-23 23:14:18 | 

※君が代不起立教員への再任拒否に対して、全国から大阪府教育委員会へ抗議の声が届けられています。フェイスブックを通して、山崎和男さん、山本昌彦さんと、「君が代」強制について意見交換をしましたのでここに掲載します。

 

◆大阪府教委に抗議しました。山崎和男

大阪の日の丸君が代に関する条例は憲法違反です。
日の丸をナチスのかぎ十字のように嫌悪の感情をもっている人は当然いるわけです。
ドイツのみならず、ほとんどのヨーロッパ諸国では、公共施設でかぎ十字を掲示することを禁止しています。世界各国には、学校の儀式時に国歌を歌い国旗を掲げる国もありますが、そういうことをしない国も多数あります。
国歌や国旗を使う国は、それらに「侵略」などの忌まわしいイメージがない国です。
日の丸君が代に悪いイメージがない人たちもいます。学校の儀式でそれらを使う場合、歌いたい人は歌い、起ちたい人が起てばいいのです。
それを一律に強要し、違反者を賞罰などで処分したり、再任用拒否したりするのはまったく人権を無視した行為です。学校で「一人一人の違いを認め、受け入れ、共生社会をめざしていく」という教育活動を進めていることに明らかに矛盾しています。
愛国心は強制や懲罰で生み出すものではないのです。
自由と人権を奪う府教委の強権的体質に断固として抗議します。 
 
 
 
◆私たちが闘えるのは全国の応援があればこそです。辻谷博子
 
山崎さんへ、ありがとうございます。
私たちが、大阪で、君が代強制に対して矢面に立ち闘うことができるのは、大阪ばかりではなく全国から声をあげてくださるみなさんがいればこそです。
これから卒業式、入学式を控えて、私たちの闘いはどれだけ個人や団体のネットワークを作ることができるかにかかっています。共に声をあげていきましょう。 
 
 
◆フィリピンでは強制されることはありません。山本昌彦
 
侵略された歴史のあるフィリピンでも、国旗は卒業式や入学式などの学校行事ではポールに掲げています。国歌も歌います。国歌を歌うときだけ舞台中央に出し、終れば舞台袖に移動させます。国歌はほとんど起立しして歌いますか゛、でも、強制はありません。しゃべっている人や写真を撮っている人もいます。
 
 
◆やはり強制がおかしいのです。辻谷博子
 
山本さんへ、ありがとうございます。学校で日の丸・君が代が執り行われることについての是非はあります。しかし、今、私が問題にしているのはまさに山本さんの言われる「強制」は止めてほしいと言う点なのです。私はもともとは学校で国家のシンボルとして日の丸君が代を執り行う必要はないし、できれば止めてほしいと思っています。しかし、学校で儀式の際には国旗を掲げ国歌を歌うようにすべきだという考え方もあります。その際に学校で話し合うことが必要です。しかし、大阪府は条例で義務付け職務命令という形で有無を言わさず強制して来ました。これは二つの点にわたって問題です。一点は、民主主義の基本である「話し合い」を学校現場で事実上禁じたこと、もう一点は、君が代を歌いたくないと言う憲法で保障されているとことの思想・良心の自由を侵害した点です。そして、それが次代を担う子どもたちの育成の場である教育現場でのことであるがゆえに被害は個人にはとどまらず、教員や学校を通して子どもたちまで及ぶ可能性があります。教員は子どもの権利を阻害してまで上意下達の政治が決めた行政からの指示に忠実に従う恐れが多分にあります。それこそが問題なのです。
 
 
◆「君が代」の強制はどんどんエスカレートしていっています。山本昌彦
 
辻谷博子さんの言わんとすることよく理解しているつもりです。
私は大阪市小学校教員です。私個人は東京都が強制し、従わない者を罰するようになってから不起立しています。
たいがいは、放送室に押し込められるのですが、教務主任をしていた前任校では、司会をしながらも「国歌斉唱」という所までは教頭に司会をしてもらい座っていました。司会と共にピアノ伴奏をしなければならないときは、「君が代」をアンプに繋いだパソコンに打ち込んでピアノの横でクリックさせるだけのパソコン演奏で乗り切っていました。
私個人は、式典で君が代も不要だし、日の丸も不要だと思っています。以前は絶対反対の立場でしたが、今はあってもいいかなという考えです。ただし、君が代は鳴らすのはいいのですが、反対している方の立場も認めて強制はしないでという立場です。日の丸も掲げるのはいいのですが、舞台の中央に掲げず舞台の端にポールで立てるのでいいのではと思っています。政府もそうしていますよね。フィリピンでは、国歌斉唱の時、ポールに立てた国旗を中央に持ってきますが、終れば舞台の端に移動させます。
私の今の学校では、以前は管理職と職員との話し合いにより、「国歌斉唱」ではなく「国歌」と言うだけでよかったのです。私は、「今から君が代流しますから、歌いたい方はどうぞ」という意味でとらえ、このときは教務主任として、司会させてもらいました。しかし、今の校長が来て、国歌斉唱と文言を書き換えさせ、日の丸だけでなく大阪市旗も正面に掲げさせ、君が代はピアノ伴奏に変えさせ、大阪市歌を導入しました。しかも昨年はCD演奏でよかった大阪市歌も今年はピアノ伴奏。その上この前は、全学年で国歌を指導要領にのっとってきちんと歌えるように指導してくださいとまで職員朝礼で校長は言ってきました。どんどんこの2,3年の間に急速にエスカレートしていっています。
私は、校旗は舞台中央に掲げ、大阪市旗と日の丸は舞台両端にポールに立てるだけでいいではないかと思っています。フィリピンはそうしています。舞台は来賓と卒業生の晴れの舞台ですので。
そして、君が代もCDで十分ではないかと思っています。何故旗が中心で、ピアノ伴奏でなければならないのか理解できません。
 
 
 
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都立学校でのチラシまき 報告2~根津公子さんより~

2013-02-23 10:07:58 | 東京の根津公子さんからのメール

いよいよ卒業式・入学式のシーズンとなりました。

大阪から、東京から、全国から、私たちはあくまで「君が代」の教育現場への強制には反対の声をあげます。

根津公子さんからのメールを掲載します。

根津公子(河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会)です。

都立学校でのチラシまき 報告2をお送りします。

大阪の人たちの頑張り、全国の皆さんの頑張りに励まされつつ、細々とですが、私たちも動いています。

2月20日(水)
 昨日の朝は雨がかなり降っていたので、チラシまきは中止した。濡れたチラシは受
け取らないでしょうから。
 今朝は家から2番目に近い都立富士森高校に7時10分に行き、教職員にチラシを手渡した。
 7時43分、やってきた男性が「1枚もらっていいですか」という。「もちろん差
し上げますが、校長ですか」と訊くと、「そうです」。チラシの表題に目を走らせ、
続けて、「学校の方針と違うものは配らないでください」という。
 「校長だからといって、敷地外にいる者に対して指示することはできないでしょ
う」と言うと、「学習指導要領と違うことをされては困ります。ここは敷地ではない
ですが、止めてください。」「止めろと言っているのではありません。止めてくださ
いと言っているのです」と校長。
 「やめてください、はお願いなんですね。」と確認すると、「はい」「生徒の交通
渋滞になると困ります」。
 「校長が私に伝えたいことはわかりました」と答えると、校長は中に入って行っ
た。居丈高ではなかった。都教委に報告をあげるために、マニュアルに沿って校長と
して対処したという実績をつくったということなのでしょう。
 チラシを受け取った女性が校門前を通り過ぎるので、「教員かと思って渡してしま
いました」と後ろから声をかけると、その女性が笑顔でチラシを見ながら、「河原井
さん?」と訊いてこられた。「いえ、根津と申します」と答えると、その女性は「私
は福嶋常光の妻です」。出勤途上の福島さんのお連れ合いさんだった。「夫を呼びますね」とおっしゃりながら、バス停に向かわれた。
 しばらくすると、福嶋さんが来てくれ、チラシまきを手伝ってくれた。おしゃべり
を交わしながらだから楽しく、そして何よりも心強い。ありがとう、福嶋さん(私が
停職出勤していた時に、彼は何度も校門前に駆けつけてくれた)。
 8時15分頃、校長がやってきて、「敷地内に入ったでしょう」と言った。福嶋さ
んは「気をつけます」とさらり。チラシを手渡す際に足が一歩敷地に入ったかどうか
を、校長は校長室の防犯カメラで観察していたのだろう。
 その後、校長はどっと登校してくる生徒たちに挨拶の声をかけていた。
 教職員の受け取りは4割くらいか。受け取ってくれた人には、「私たちは不起立処
分をされたものです」と自己紹介をしたら、一人は「そうですか」と目を丸くされ、
「ありがとうございます」と返してくださった。
他にも何人かが「ご苦労様です」「ありがとうございます」と返してくださった。
 
2月21日(木)
 都教委の都合とかで一週繰り上げて今日が都教育委員会の定例会、傍聴をした。議題・報告が珍しく沢山あり、2時間を超える定例会。都は「スポーツ推進計画」に基づきスポーツの振興に力を入れているのだという。その中間まとめが出され、教育庁に関係するところを見ると、例えば、「300校をスポーツ推進校に指定し」とある。これとは別に、「子どもの基礎体力向上方策」の3年間の結果報告及び、次の3年間の計画が出された。「子供の体力向上東京大作戦!」の文字が躍っている。体力があり運動能力が高いこと、それ自体はいいことだけれど、異常な騒ぎ方に気持ちが悪い。
 今日も懲戒処分案件が3件、校長・副校長の人事異動の案件があった。本当に多
い。

 明日の朝は、都庁前で当会恒例のチラシまき。11時からは、「『君が代』不起立
を続ける教員に対し『重い処分』をするな!分限免職をするな!  不起立を続ける
田中聡史さんにそれをするな。10・23通達を撤回せよ!」と都教委に対し、要請
行動をします。   

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One for All ! All for one !(29)

2013-02-23 09:44:28 | 渡部通信

「君が代」不起立処分を受け、現在人事委員会に不服申立最中の当該者を大阪府教委は再任拒否をしました。

これを思想弾圧でないと言うなら、府教委は、再任拒否の理由を府民に対して明確に説明する必要があります。

東京の方々をはじめ全国からわきあがる声は大阪の私たちにとって何よりもの激励となります。

渡部秀清さんからのメールを掲載します。

<転送歓迎>(重複ご容赦)
  ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」
  ・「新芽(germinal)ML」
  の渡部です。:
 
前回のメールで、2月19日、大阪府教委は、
枚方なぎさ高校教員・辻谷さんの再任用を拒否したことを
報告しました。
 
2月20日、それに対する抗議行動が行われました。
その様子を知っていただくために2通のメールを紹介します。
すでにこれらは他のMLなどで流れていますので、
先に私の感想を述べておきます。
 
ここには、
大勢で抗議に押しかけられ戸惑っている大阪府教委、
②再任用拒否の理由を明確に示すことができない大阪府教委、
の様子がよく表れています。
 
ここから分かることは、
・不当なことに対しては黙っていないで大衆的に押しかけることが
 重要だということ。(大きな改革・変革はいつもこのようにして始まる)
・理由を明示できないのは、<天皇主権・天皇制賛美の『君が代』
 の強制に従わなかったから>とは公言できないからだということ。
 
体罰は基本的人権を踏みにじるものですが、
「日の丸・君が代」強制と処分は、
基本的人権を踏みにじるだけではなく、
天皇主権・天皇制賛美を強制し、
国民主権をも権威・権力によって暴力的に踏みにじるものです。
まさに許しがたい暴挙と言わざるを得ません。
 
 
まず、辻谷さんからのメールです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
本日、支援にかけつけてくださった方々、
また、抗議のメール等で支援してくださった方々、ありがとうございました。
多くの方々との連帯を感じつつ、 この問題は私一人の問題ではないと改めて思いました。
 
さて、今夕の「交渉」について簡単に報告します。
 
多数の支援者と共に5階府教委の部屋へ。
まず、人事課N管理指導主事が対応し、 部屋内は執務中であるので、
部屋の出口で行いたいとの声に非難の声多々。
 
やむなく、そこで説明を受け始める。
(まぁ、しゃあないか、でも支援者と一緒に聞けるし、 それはそれで心強いので良しとする…)
ところが、同じ人事課K管理指導主事らが現れ、 部屋を用意したので、
そこで本人のみに説明したいと。 立ち合いは全く認めないとの声に、
これまた非難ごうごう。
(ちゃうやん!それ)
 
そこに人事課吉岡参事が現れ、 本人以外は一切立ち合いを認めないとの声に、
それなら、そもそも、N主事が、出入口で多数が立ち合うなかで、 説明を始めたのはどうしてか?の声に
説明できず。ついには、吉岡参事、N主事の対応が間違ってい たのだと。
(一言の謝罪のことばもない)
 
しかし、一応理由は聞くつもりだったので、やむなく、 辻谷一人で説明を聞くことに。
 
吉岡参事「記録者として、もう一人主事の同席を了承してほしい」
 
辻谷「それなら、記録のコピーをいただきたい」
 
吉岡参事「いや、記録者ではなく、立ち合いということで」
 
(もう、なんなん。それやったらこっちも認めてよ、 やむなく1対2で)
 
 
辻谷「理由について説明いただく前に、先ほどの対応について、
     出入口のところで説明するといいながら、 それは間違いだったではすまない。
   公的機関が対応について間違いを犯したからには、 文書で謝罪をいただきたい」
 
(若干の問答の末)
 
吉岡参事「検討はする」
 
 
(さて本題)
 
辻谷「私は昨春の入学式君が代不起立で処分を受け、 人事委員会に不服申立を行っている。
   今回の再任拒否について、多くの府民やまた教員は、 それが理由だと思っている。
   府教委は、それが理由なのか、またそれが理由でないなら、 納得できる説明をする責任が ある。
   拒否の理由は何か聞かせていただきたい。」
 
吉岡参事「勤務実績、勤務意欲、 心身の状況等から総合的に判断した」
 
辻谷「ちょっと待ってくれ。昨日、 校長を介して聞いた理由と異なる。
    昨日校長を介して聞いた理由は、
    勤務実績、勤務意欲、専門的知識等、 心身の状況から総合的に判断した、だ。
    なぜ、異なるのか、どちらが正しいのか?」
 
 
(吉岡参事、怪訝な顔。まるでどっちでもいいやんっていう表情)
 
 
辻谷「再任拒否の理由は正確を期したい。まずは正確かつ明確な理由を確認した上で なければ質問はできない。
   
   二点要望する。
   再任拒否の理由は、 昨日聞いた説明と本日のY参事の説明のどちらであるのか?
   また、何故、このような異なる説明になったのか? 説明を聞きたい」
 
吉岡参事「了解した。後日校長を通して日程調整を行い、返答する」
 
 
ということで、三点の回答待ち、「交渉」は継続です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次は支援者からのものです。
 
5:30に府庁別館1階ロビーに集合し、
入試業務で遅れた辻谷さんを待って、5:50に5階の教職員人事課へ。
駆けつけた人、ざっと50~ 60人。
その人事課の入り口で、出てきたN管理指導主事に、
「なぜ、再任用を不合格にしたのか?説明してほしい。 部屋を用意して説明して下さい。」
と言うと、そのN管理指導主事は、「中は、執務中なので、 ここで話を聞きたい。」と言う。
「じゃあ、ここで。ここの方が、みんなに聞いてもらえるので、 それでいい。」と辻谷さんが言ったので、
教職員人事課の入り口で話を聞くことになった。
 
私たち50~60人は、狭い廊下を立錐の余地なく、
いや、 ちゃんと廊下の中央は空けておりましたが、
廊下で、いっしょに話をきくことになりました。
 
辻谷さんは、「『君が代』不起立で戒告処分を受けたために、 再任用を不合格にされたのか、どうか?」
と聞きました。
何も答えない。「判断したのは、校長があげた『 内申書』によってか?」と聞くと、
「基本的には、校長の『内申書』でで判断している。」「 その詳細については、答えられない。」
と言う。
 
でも、この人事課の入り口でのやりとりは、 いいものです。
廊下にいる私たちが、すぐに「おかしいやないか」等、すぐ、 口々に、穏やかにではありますが、
質問と意見を言うことができるからです。
なかなか、 こういう意見を府教委に対して言える場がない、
言いたいことを口々に、だが、穏やかに言える、 またとない機会を提供してくれました。
 
 
それに気づいたのか、話の途中で、人事課の中から、別の人物、K 管理指導主事が現れ、
「部屋を用意したので、そこで本人のみに説明したい。」 と言ってきました。
ここで話をすると言ったのは、府教委でした。当然、 わきあがる疑問の声。
 
そして、「立ち合いは全く認めない。」というのです。「2年前、 3年前には、立ち会い人も入れて話したはずだ。」の声。
だが、「今年は、ダメだ。」と言う。「何で、変わったんや。」「 いつから、変わったんや。」の声。
そして、なんと、入り口の扉には、「 立ち会いは3人までにして下さい。」の張り紙まで、 厳としてあるのに、です。
 
 
そして、ここで、なんと、また、別の人物、吉岡参事が現れました。 おもしろくなってきました。
府教委のドタバタぶり、右往左往ぶりが、よく分かりました。
そして、なんと、そのY参事は、顔を鉄面皮にして、
「今日は、時間が遅いから、お引き取り下さい。ご本人には、 後日、校長を通じて連絡し、きちんと説明しますから。」
と言うのです。「ええっ、なんでや?」「時間が遅くなったのは、 誰のせいや。」の声。
そして、辻谷さんが、「そちらが、今日、 説明すると言ったのだから、今日、聞きたい。」と言うと、
「8階の部屋で説明する。」と言うが、「 本人以外は一切立ち合いを認めない。」と言う。
それなら、そもそも、N主事が、 出入口で多数が立ち合うなかで、説明を始めたのはどうしてか?」 の声。
吉岡参事は、説明できず。ついには、 N主事の対応が間違っていたのだと。だが、 廊下の私たちの質問と意見はつきない。
 
 
ここで、辻谷さんが、「理由は聞くつもりだったので、やむなく、 辻谷一人で説明を聞くことにする。」と言う。
そして、辻谷さん、松村さんは、8階へ。そして、 8階へ向かう階段に、警備員が立つ。
 
私たちが、そこで、待っていると、外に出ろと言ってくる。 そして、警告1回め、2回めと数え出す。
私たちは、仕方なく、外に出る。外は、冷え込んでいる。だが、 そこで、私たちは、寒空をついて、
「辻谷さん、がんばれ!」「松村さん、がんばれ!」
「再任用不合格を許さないぞ!」「『君が代』 不起立による処分を許さないぞ!」のシュプレヒコール。
外に追い出さなかったら、シュプレヒコールなどせず、 静かに廊下で待っていたものを!
 
 
そして、しばらくして、辻谷さん、松村さんが、 府庁別館から出てくる。
そこで、報告を聞く。向こうの説明は、ほんの少し。後日、 なぜ不合格にしたかの説明が、またあると言う。みなさん、また、府庁別館、教職員人事課に、辻谷さん、 松村さん応援のために集まって下さい。
 
さらに、昨年3月、卒業式の『君が代』不起立を理由として、 豊中市の小学校教員Sさん(ZAZAの一人)も再任用の不合格通知を受けている。 この豊中市教委への抗議行動も、近々あります。 豊中市にも抗議へ!
 
『君が代』不起立したら、再任用はダメなのか?それほど、重い「 罪」なのか?
逆だ!「不起立は、思想・良心の核心の表出」だ!(最高裁、 宮川裁判官)
『君が代』不起立は、「教え子を戦場に送らない」と決意した、 教育労働者の良心にもとづく行動だ!
正義と不正義を逆さまにする、府教委の処分と再任用拒否に、みな さん、怒りの声と行動を!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
結局、交渉は継続、以下の三点
 ①府教委の対応の間違いに対する文書での謝罪、
 ②校長と府教委が言っている理由が違っていることについて、
 ③どうしてそうなったのかについて、
の回答待ちとなったようです。
 
***************************** ******************
この「One for All ! All for one !」のメールは、
この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった
田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
 
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(第二次安倍内閣の右翼反動ぶりが気になりますが)
****************************** ******************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス

http://houinet.blogspot.jp/

「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ

ttp://homepage3.nifty.com/ hinokimi

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