最高裁判所第一小法廷 裁判官 様
2018年1月31日
平成29年(オ)第16365号
平成29年(受)2024号
損害賠償請求上告事件
要請書
豊中市は2013年、佐藤訓子さん(元豊中市立小学校教員)の定年退職にあたり、佐藤さんが希望した再任用(再雇用)を拒否しました。大阪府内小中学校では、定年にあたって再雇用を拒否された教職員はありません。再雇用制度は継続雇用することで生活保障することを原則としています。再雇用拒否・解雇することは再雇用制度の主旨に反する不当・違法な処分です。佐藤さんの37年間の教育労働者としての名誉を侵害するものです。2015年12月10日東京高裁判決では、「君が代」不起立を理由に「不合格」にした「都教委の判断」は,「客観的合理性及び社会的相当性を欠く」と判示しています。「君が代不起立」を理由に再雇用拒否・解雇は、憲法に保障された教育労働者としての思想良心の自由を侵害するものです。
最高裁においては、憲法と法制度にのっとった公平・公正な審理と判断をされるよう強く要請します。
2018年1月31日
平成29年(オ)第16365号
平成29年(受)2024号
損害賠償請求上告事件
要請書
豊中市は2013年、佐藤訓子さん(元豊中市立小学校教員)の定年退職にあたり、佐藤さんが希望した再任用(再雇用)を拒否しました。大阪府内小中学校では、定年にあたって再雇用を拒否された教職員はありません。再雇用制度は継続雇用することで生活保障することを原則としています。再雇用拒否・解雇することは再雇用制度の主旨に反する不当・違法な処分です。佐藤さんの37年間の教育労働者としての名誉を侵害するものです。2015年12月10日東京高裁判決では、「君が代」不起立を理由に「不合格」にした「都教委の判断」は,「客観的合理性及び社会的相当性を欠く」と判示しています。「君が代不起立」を理由に再雇用拒否・解雇は、憲法に保障された教育労働者としての思想良心の自由を侵害するものです。
最高裁においては、憲法と法制度にのっとった公平・公正な審理と判断をされるよう強く要請します。