※大阪市教育振興基本計画(素案)パブコメ第4弾です。辻谷博子
これが通れば、小学校からの「英語競争教育」が本格化します。
それは浅薄な外国語理解と学力格差(落ちこぼれ自己責任理論のもとに)拡大につながると危惧します。
大阪市教育振興基本計画(改訂素案)についてのご意見・ご提言
「第1編:第2章教育改革の推進:第3改革に向けた施策の内容:2 グローバル化改革」について
「○「英語イノベーション」:小学校1年生から大阪独自の英語教育に取り組みます」について
まず、英語を国際共通語と捉えることに異議があります。多言語教育を志向すべきではないかと考えます。
特に大阪の公立学校には、多様な民族的ルーツを持つ子どたちが在籍しています。
まず取り組むべきは母語教育です。
ただでさえ、「英語嫌い」の中学生が多い現状に、さらに競争を過熱する英検受験は適切ではないと考えます。
小学校からの英語教育は、学力格差拡大に間違いなくつながることでしょう。
また、日本語すらおぼつかない時期から英語力育成を目指す教育は賛成しかねます。
外国語教育の観点から考えても、ただ会話力のみを求めることは、
異文化について浅薄な理解にとどまり、真の国際理解にはつながらいと危惧します。
以下の欄は、よろしければご記入ください。
性別 |
男性 女性 |
年齢 |
20歳未満 ・ 20歳代 ・ 30歳代 ・ 40歳代 ・ 50歳代 ・ 60歳代 ・ 70歳以上 |
住所 |
大阪市内 大阪市外 |
宛先 |
〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号 大阪市役所内
大阪市教育委員会事務局 総務部総務課(企画グループ)あて
ファクシミリ:06-6202-7052 電子メール: kyoiku-plan@city.osaka.lg.jp
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