グループZAZAのメンバーである松田幹雄さんは「君が代」不起立処分撤回裁判以外で、コロナ在宅不払い裁判」の原告でもあります。
この裁判は維新教育施策の「君が代」強制問題と密接に関係があり、また、それだけではなく維新のコロナ施策がいかに無策であるかを問う裁判でもあります。是非ともご注目ください。
コロナ在宅不払い裁判
判決:5月17日(水)13:15 大阪地裁809号法廷
報告集会:同日 16:00 弁護士会館1205号室で16時
「コロナ在宅勤務不払い裁判」って?
大阪市立中学教員だった松田さんは、‘20年3月に、教職員なかまユニオンのILO・ユネスコ合同専門家委員会(CEART)要請団の一員としてスイスジュネーブに行き、維新政治における教員の「君が代」処分や人事評価が、国連「教員の地位に関する勧告」(1966年)に反していると訴えました。
帰国して、新型コロナウイルス政府専門家委員会が欧州からの入国者(帰国者)に2週間の待機と公共交通機関不使用を要請する方針を出したことを知り、校長に確認の上で自宅勤務を始めました。ところが大阪市教育委員会はそれを認めずに「欠勤」とし、そのうえ人事評価は最低評価とし、合計132,498円の賃金・賞与が差し引かれました。
松田さんは、2020年9月大阪地裁に、未払い賃金・賞与の支払い、及び損害賠償を求めて提訴しました。
松田さんは、「市教委の欠勤扱いはおかしい。大阪市新型コロナウルス感染症対策本部長・松井市長の責任で、勤怠の扱いを見直してほしい。」と訴え続けましたが、松井市長はその訴えを無視しました。
ある意味、深刻な感染実態を隠すことばかりに注力している大阪維新のコロナ無策を転換させるための裁判といえます。
詳細は下記教職員なかまユニオンHPをご覧ください。
「松田組合員・コロナ在宅勤務不払い裁判」
https://www.nakama-kyoiku.com/archives/category/theme/saiban-corona