全国学力テストは、「君が代」強制と同じく、教育の不当な支配です。
ご存知のように、萩生田文科大臣は、緊急事態宣言下であっても、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を予定通り5月27日に実施する方針を明らかにしました。
さらに、橋本正司大阪府教育長は「全国学力テスト実施日」に合わせて、今年度からの実施を予定していた「すくすくウォッチ」という大阪府独自のテストを小学校5・6年生全員に実施すると表明しています。
大阪市教育委員会は、全国でも異例ですが、緊急事態宣言下、松井市長の意向を汲み取り「オンライン授業」を導入しました。そのため、多くの学校現場では大混乱が起こり苦渋の声が聞こえてくるありさまに、本日(5月17日)になって、ようやく24日からは通常授業にもどす考えを明らかにしました。
「子どもをテストで追いつめるな!市民の会」は、コロナ禍下、さまざまな問題が噴出しているにもかかわらず、なぜ「全国学力テスト」と「すくすくウォッチ」だけ実施しようとするのか、今、もっとも教育行政が目指さなければならないのは、子どもたちの安全安心と学校生活を取り戻すことであると考え、文部科学省、大阪府教育委員会・大阪市教育委員会に要望書を提出し、同時に下記オンライン署名を開始しました。全国の方にも賛同をお願いしたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。(志水)
change org署名のお願い
「緊急事態宣言下の「全国学力テスト」と大阪府独自テストの強行はやめてください~ 授業や行事が中止でも、テストは別あつかい?! ~」
https://www.change.org/p/文部科学大臣-大阪府教育長-大阪市教育長-緊急事態宣言下の-全国学力テスト-と大阪府独自テストの強行はやめてください