48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

もう泣きたいくらい情けない(柔道編)

2015年09月04日 21時34分21秒 | 柔道の練習日記
9月1日 柔道の練習

ブログの日記が3日ほど空いてしまいました。実は火曜日の柔道の練習からドタバタがあり、ようやく書ける時間が取れました。自己責任とはいえホントボロボロの状態です。
では最初のきっかけの日から書きますと・・・。

9月最初の日は、ちょっと早目に行けたので、I川先生とお話。
「T岡さん、ハーフマラソンの練習ってどんな事します?」
「何ですか?急に」
「1月末の一色マラソンのハーフ(21km)にエントリーしたんですよ。初ハーフです」
おお!おめでとうさんです!走る前からおめでとうと言うのもなんですが、初挑戦は素晴らしい!パチパチパチ。
そうそう質問に答えなあかん。
「別にとりたてて無いですよ。10kmを普段から走れたら、間違いなく完走できます」
フル42kmだと「30kmの壁」というものがありますが、ハーフはまず大丈夫ですから。という事で5か月後のレースの事について、ウダウダと駄弁っておりました。

その後私の専任教師I瀬先生が来られた・・・ホント専任として教えていただいてるので、凄く恐縮してしまうのですが、先生の熱い指導に応えるべく、私も根性入れて頑張らなければならない。先生は開口一番、
「今日も休まずに来ましたね。T岡さんも言い方悪いのですが、バ〇と呼ばせて頂きます(笑)」
わははは、名誉の称号ですわー。そう言って頂けるのは嬉しいです。
「先生、休むと凄く不安になるんですよ。やはり貧乏性なんですかね」
この性格は嫁も同じで、ちょっとでも休んだり行けなくなると凄く不安になってしまいます。気が小さいのでしょう。
バ〇の師弟コンビの練習が始まった。

中年から始める場合の最大のネックが、「練習量の少なさ」だと思ってます。私の場合ほぼ毎週2回通っておりますが、それでもお盆正月祭日などで、平均すると月6~7回ぐらいになってしまいます。これはもうどうしようもない。
1回の練習で10本の打ち込みを5セット、つまり計50本。月7日練習すると350本。
中学生の1日の打ち込み量とそう変わらんのが、中年から柔道を始めたオッサンの1か月の打ち込み量である。これは少なすぎる。
かといって電柱相手に自己流で打ち込みをしているが、以前書いた記事のように間違ったフォームでやってる場合が多いので、出来れば道場で先生相手に打ち込みをガンガンするのが一番良いのだ。
やはり指導の先生は、そうい欠点を見ていたんでしょうね。当分の間、I瀬先生K谷師匠を無理にでも掴まえて、ガンガン打ち込みをして、反復練習するしかないのだ。
私は体力はあるが運動神経は鈍い方である。そういう人間が上達するには人の倍練習するしかないのである。
なんてカッコいい事言っておりますが、この年で反復練習はキツイのも現実。うーむうーむ。
そういう事を考えながら、先生相手にひいはあひいはあ言いながら打ち込み。
時々先生から、
「もっと引き出してください!」
「引手が下がって来てますよ!」
と注意されながらもひたすら行う。途中で説明を挟みながらも、30回を4セット。息が続かん!
もうすぐ乱取りが始まりそうなので、もう1セットお願いする。最後は20回でギブアップしてしまったが合計150回出来た。もう吐きそうであった。
「T岡さん、次に乱取りがありますから、もうこれぐらいにしましょう。今度は僕がやりますのでお願いします」
とI瀬先生が打ちこみ開始。数をカウントしていくが、30回で終わらず50回までぶっ続けでやられておりました。うーむここまでするかあ!
「やってる間はほとんど息を止めてる場合が多いです」
無酸素運動の極致。
乱取りに入るので一旦休憩と思ったら、K谷師匠がI瀬先生に、
「I瀬君、僕ともう一丁しないか?」と言ってにやりと笑う。
師匠、それはきつ過ぎます。
「ええ、やりましょう!」
この二人はその後乱取りが始まるまで延々と打ち込みをやっておりました。特にI瀬先生は私の相手をした後に連続してやっておりますので、普通の体力の限界値を超えております。
I瀬先生の打ち込みを受けながら、K谷師匠は私に解説。
「T岡さん、I瀬君の打ち込みをしっかり見てなさいよ。何度やっても当たる場所・足の位置など全く変わらないから」
私なんぞ打ち込みの後半なんて疲れてグダグダのフォームなんだが、やはり上の人は疲れても変わらないのだ。うーむ凄い。
言葉は悪いが、この二人も〇〇師弟コンビである(←恐れ多くて全部伏字にした)。

さて乱取りに突入したのだが、この時に大チョンボをしてしまった。ホントこの時は無くそうになってしまった。いやこの後、真夜中に家で泣いてしまったのだ。
別の先生との乱取りの時である。相手の袖をがっちり掴んで思いっきり引き寄せた時、右足を踏み込んだ。
その時である。
右足の太もも付け根の部分が、ぐにゃりとなった。
あっ!やっちゃった!
その場で一瞬うずくまり、動けなくなった。関節に力が入らん。
昔肩を脱臼した時があって、それに近い感じ。でもその時の激痛に比べればそこまで痛くない・・・が力が入らない。どうしたんだ?踏ん張るとカクッてなる。
乱取りを再開するが、ちょうどタイムアップで終了。道場の横に転がって足を揉む。
「T岡さん、どうしたの?」
とK谷師匠。
かくかくしかじかで、太腿の付け根の関節をおかしくしたらしく、痛くて力が入りません。
「僕がちょっと揉んでみよう」
と付け根部分をマッサージして下さいました。大変申しわけありません。
揉まれながら考えた。
今までの大怪我は、「相手が上に乗っかってきた」「巻き込みされた」など、かなりの部分が相手との関係があった(と言ってもやってる以上自己責任です)。
今回は、引き寄せて右足踏み込んだだけ。普通なら怪我しない状態。何で怪我をする?
200%自分で踏み込んで自分の足を破壊した状態なのだ。ぐやじい。
揉まれながら考えた。
しまった!明日から1泊2日で東京出張じゃん!こんな状態で行けるのか?歩けるか。
揉まれながら考えた。
しまった!明後日は、出張先の研修で、マラソンに出る予定してるやん!どないすんねん!
そうです、某幹部研修で希望者によるマラソンが行われるのですが、私はエントリーしてるのです。やばいやばい。その研修は私が手を挙げて「出ます!行きます!」と言ったものですから、今更「趣味の柔道で柔道で怪我したので、研修とマラソン休ませてください」なんて言えません。
もう頭の中でいろんな事がぐるぐる回って、泣きそうになってきた。
でも自己責任だもんな。仕事に穴開けるわけにはいかんわなあ。覚悟せんとあかん。

「大丈夫?」と何人かの先生に心配されて帰路についた。家に帰ってから段々関節部分が腫れてきた。痛いよう。
痛みを我慢して明日の出張の用意をする。あかん、痛みがどんどん増してくる。トイレに行くのも足を引き摺り、しゃがみ込むのも一苦労なのだ。
これはマジやばいです。明日はいったいどうなるんだろう?

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コメント (6)
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