2019/08/18(日曜日) 晴れ
先日(15日)四国に上陸した台風10号が北上を続け、16日には日本海を北上した。
オイらは工作したばかりの「全自動小型気象台」(なぁーんちゃって(笑い))で
気圧や温度、湿度の変化を観察をしてみた。
観察を始めたのは15日の夜10時頃、台風10号は日本海にいる。
机の上のバリゴ(もうずーっと前に入手したドイツ製の気圧計、温度計、湿度計セット)は
1007ミリバール(現在はhPa(ヘクトパスカル)というらしい)を示していた。
もう気圧は相当下がっている。
パソコンやマイコンボードを接続して観察を始めた。
データを記録する間隔は1分。
ちょっと短かったかな?
台風による気圧の変化する様子を「全自動小型気象台」で観察してみたいと思っていたが
残念だがそれは記録できなかった。
それ以後も気圧はダラダラと低下し続けた。
気圧、温度、湿度を計測するセンサーを取り付けたマイコンボードは1分毎にデータを記録している。
データの変化をシリアルプロッターにグラフ表示すると同時に、パソコン通信ソフトでデータを
記録・保存した。
時々、バリゴの指針をみたり記録したデータを確認したりしていたが、突然グラフの表示が低下して
しまった。
そして次のデータ表示では正常に戻る。 どうもデータを取り込めなかったみたいだ。
1分間隔でデータを取るのは間隔が短すぎるようだ。
シリアルプロッタ画面に表示するデータ数が大き過ぎて長時間観察では画面がスクロールしてしまう。
そこでプログラムを改造して10分間隔でデータを取るようにした。
プログラムの改造には(時間間隔調整で)手間取ってしまった。
新しい観察は15日の22時にスタートさせた。
ログデータは22時から記録開始。 気圧は1006hPaだ。
計測開始から7時間経過したときのデータ。
台風10号は日本海を北上中だが、気圧の変化(下降)はごくわずかずつだ。
21時間経過しても変化はほとんどわからない。
これは温度の変化範囲(最高でも40℃ぐらい)と気圧の変化(1000hPa)と差が大きな
データを同じグラフ画面に表示しているからだろう。
まぁ、やるだけやってみよう。
気圧の低下はとてもゆっくりだった。
16日の18時30分頃、底を打ったようだ。
変化の様子をまとめてみた。
台風10号接近による気圧観察も足掛け3日になった。
台風が過ぎ去れば気圧は元に戻ると思ったのだがなかなか元には戻らない。
変化はわずかで、いつまで観察してもきりがない。
まぁ、もうちょっと観察して通常の1気圧(1013hPa)に戻るのを確認してみよう。
18日の8時過ぎにやっと1013hPaに戻った。 やれやれ・・・・・・
最後にタイマーの確認をした。
観察開始時には15日の22時の時刻あわせを行った。
観察終了は18日8時40分ぐらい。
その時点でのタイマーと電波時計との差は+14分ぐらい。 まぁまぁの精度だ。
おっと!
まとめのグラフを表示しなくっちゃ・・・・
温度と気圧の数値の差が大きすぎて一つのグラフでは具合が悪い。
それぞれを個別のグラフにした。
何とか観察ができた。
今度は気圧が降下するときの観察結果をまとめてみたい。