デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

カーブ・レールの試作成功

2011年07月31日 19時28分53秒 | 工作実習
2011/7/31 (日曜日) 雨


先日からカーブ・レールの試作を始めたが、なんとか出来上がった。



↓  レールを枕木に固定する金具を作った。 数が沢山必要なのでなかなか面倒だ。





↓  固定金具をレールにリベット止めする。
    レールの内側は車輪のフランジがこするので平に仕上げなくてはならない。



↓  レールを枕木に固定する前にレールの間隔(軌間)を規定する定規(ゲージ)を作った。



↓  ゲージを使ってレールを枕木に固定していく。



↓  出来上がったカーブ・レールの試作品。  長さは1m。



↓  枕木への固定状況。 小さな木ねじで固定した。



↓  手押しで走行状態を確認。 大丈夫だ、脱線せずにうまく動くよ!







陸蒸気を手押しで動かすテストは順調にいった。
こうなると一刻も早く蒸気で動かしてみたくなる。
もしこれでうまく動かないようならカーブ・レール工作を続ける意味が無い。
円を描いて走るカーブ・レールはまだ6つも作らなければならいのだから、
この見極めは重要だ。
(苦労して円形レールを完成させても陸蒸気が動かなくては意味がないからね)


↓  ボイラーに水を補給して固形燃料を積んで準備はOKだ。



↓  ボイラーからの蒸気を分岐して圧力チェッカーに繋いだ。



↓  わずか1mのレールでは陸蒸気はすぐ行き止まりになるはずだ。
    そこですぐ停止できるように「緊急停止用クリップ」を用意して握っていた。    



↓  いよいよテスト開始。 固形燃料に点火した。



↓  圧力チェッカーはどんどん上昇していく。 やがてヨタヨタ、と陸蒸気は動き出した。
    万歳!  ついに自力で動いてくれた。  嬉しいよ・・・・・・



陸蒸気は動いてくれた。
わずか1mの距離は数秒で通過してしまうが、それでも自力で動くことは確認できた。
レールが円形になればくるくると回って走ってくれることだろう。
さぁ、残りのカーブ・レールを早く作ってしまおう。

(このときの状況をデジカメの動画で撮ってありますが、いつかアップしてみたいです。)
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陸蒸気用レールの工作開始

2011年07月29日 19時33分25秒 | 工作実習
2011/7/29 (金曜日) 曇り一時雨


陸蒸気がやっと出来上がったけど、まだ走らせられない。
だってレールがないんだよ。
レールの無い陸蒸気なんてただの飾りだ。
早くレールを作って走らせてみたい・・・



↓  レールを敷くスペースと言ったってこんなものしかない。



↓  やっと直径2.2mの円が描けるぐらいだ。



こんな急カーブの円では陸蒸気が無事に曲がりきれるか不安だ。
でも、こんな狭い庭しかないんだから仕方がない・・・ 作業を進めよう。



↓  作業場に板を置いて半径1.1mの円の一部を描いた。



↓  半径1.1mの円弧。 レールの外側と内側だ。



↓  枕木を作らなくてはならない。 これは数が沢山必要だから鋸で切っていては大変だ。
    もう何十年も使っていなかった(父親の形見の)電気大工セットを物置の隅っこから
    引っ張りだしてきた。


↓  箱の中はきちんと整理されていて、部品は全然錆びておらずきれいだった。
    父親がきれいに手入れしてしまっていたんだなぁ   黙祷・・・・



↓  組み立てた電動丸ノコ盤。



↓  こんな枕木はあっという間に出来てしまった。 ただし木の屑(おがくず)が体中に降り
    かかってしまい、エライ目にあってしまった。



↓  レール(鉄平角)を万力に挟んで少しずつカーブを付けて円弧に合わせていった。
    3mm×8mmの平角は案外簡単に曲がる。



↓  止め金具(本物では犬釘か?)を作って枕木に固定していった。 



↓  今日の工作で固定できたのは外側のレールだけだった。  かなりの急カーブだ。



午後からは突然強い雨が降って作業場に吹き込んできた。
そのうち雷が鳴ってきた。

「危ないからもう止めて家にはいりなさい!」

何にも怖いもの知らずのお代官さまだけど、雷だけはとても怖がる。
机上のパソコンに向かって作業していても遠くの雷鳴が聞こえただけで、

「危ないからパソコンを切りなさい!」 と、注意しにくるくらいだ。

泣く子とお代官には勝てない。
「へーい、わっかりやしたぁ・・・」
と言うわけで今日の工作は終わりにした。


(明日は用事で東京に出かけますので工作はお休みです。)
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陸蒸気が完成しました

2011年07月28日 19時10分55秒 | 工作実習
2011/7/28 (木曜日) 曇り


残行程のボイラー覆いを工作して車台に取り付けた。
これでついに陸蒸気が完成した。

陸蒸気を作り始めてからどのくらいが経つだろうか?
工具らしい工具といえば卓上ボールだけ。
カナノコ、ヤスリ、カナヅチ・・・で、ギリギリ、ゴリゴリ、トンカントンカン・・・・・
部品は全て手作り、ピストンや車輪までヤスリで削って作ってきた。
そして失敗、作り直しを何度も繰り返して、やっと今日完成した。



↓  最後の行程、ボイラー覆いの工作中。 一応ボール紙で試作してから本番工作を始めた。



↓  前蓋はリベットで止めた。



↓  燃焼ガスを排出する長穴開け。 糸鋸は使えないのでハンドニブラーを使った。
    昔はこれで無線機のトランス取り付け穴とか、IFTの取り付け穴を開けたものだったが
    時代が変わって今は陸蒸気の工作に役立っている。   





↓  ヤスリがけして整形。 これでボイラー覆いが出来上がった。



↓  ボイラー覆いを取り付けた陸蒸気。 これで陸蒸気は完成だ。





煙突もない、へんてこな形の陸蒸気。
でも心血を注いで何ヶ月も掛けて実習生が一生懸命作った陸蒸気だ。
レールを敷いてあげればその上を颯爽と? 走ることは受けあいだ。
さぁ、明日からはレールの工作に励もう。




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陸蒸気がほぼ出来上がりました

2011年07月27日 19時33分19秒 | 工作実習
2011/7/27 (水曜日) 曇り


今日は蒸し蒸して、とても暑い一日だった。
工作中の陸蒸気もあと一歩で完成漕ぎ着けるとろまできた。
朝から汗びっしょりで工作を続けた。


↓  燃焼室の側板やそれを取り付けるフランジなどを1mm厚のアルミ板から切り出した。
    1mm厚ぐらいのアルミ板からまっすぐの素材を切り取るにはノコ刃で作ったキッカキが
    便利だ。 定規を当ててまっすぐに何回も削って、そこを板の角に押し付けてこじると
    まっすぐにきれいに切り取れる。



↓  切り取った板の端っこを曲げる。
    直角は直角に! 実習生はどうでもいいことにコダワるんです・・・



↓  曲げた角はくっきり直角に!
    木っ端を押し当てて金槌で叩きつける。 実習生はくだらないことにコダワるんですよぉ・・・



↓  昔、ラジオ少年だった頃に使っていたハンドニブラー。 今頃また役に立つとは・・・・・



↓  出来上がった燃焼室の部品。 これから組立てる。



↓  組みあがった燃焼室。



↓  燃焼室の上にボイラーを置いたところ。



↓  燃焼室の下には燃料箱がくる。  固形燃料が3個入る。



↓  燃焼室やボイラー覆いを止めるのにこんなネジを作った。 ロウ付けは強度のある部品が作れるので
    とても重宝だ。





↓  燃料箱の周りにフランジを付けた。  このフランジに燃焼箱やボイラー覆いを載せて固定する。



↓  いよいよ車台への取り付けを始めた。 さぁ、あと一歩だ。



↓  だいたい出来上がった陸蒸気。



↓  さぁ、これからテスト運転してみよう。



↓  最初は固形燃料は2個でテストしてみた。 ボイラーには水を250cc入れた。



↓  燃料に点火。  ちょっと緊張してしまった。



↓  3分ちょっとで圧力が出始めてエンジンが回転しだした。  固形燃料2個でも十分みたいだ。



↓  圧力チェッカーは目盛“4”をさしている。 エンジンは調子よく回転している。
    これなら十分だ。  車輪や駆動部分のバランス調整は皆無なのでブルブルと振動している。



↓  やがて燃料が燃え尽きてきて力が弱くなっていく。



↓  固形燃料に点火してから12分経過。 エンジンは力なく回転してやがて停止した。



↓  燃え尽きる燃料。





↓  こんなに買い溜めしてあった固形燃料。 当分のテストには事欠かないよね。



さぁ、あとはボイラー覆いの工作をするだけだ。
だけど、レールはどうやって作ろうか?
レールが出来なければ陸蒸気を走らせることはできない・・・・・
まっ、悩んでもしょうがない。
何でもやってみて、ダメならやり直せばいい・・・
毎日が日曜日のこちとらにゃ、時間はたっぷりあるんだから・・・・

今日の工作はここまで。


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陸蒸気を再組立てしました

2011年07月25日 20時27分02秒 | 工作実習
2011/7/25 (月曜日) 晴れ


もう一歩で完成というところで足踏みしていたボイラーがやっと出来上がった。
早速テストしてみようと思ったが、このボイラーを載せるはずの陸蒸気は
まだ組立て途中だった。
うーん、こりゃーまずいよ・・・・  そこで急いで組立てをした。


↓ 再組み立てを始めたが、今までの部品は隙間の余裕を取りすぎて不恰好だ。
   そこで部品の無駄な部分を削って余分なスペースを無くすようにした。



↓ 部品のスペースを少なくしていったらクランクピンのネジがこんなに長くなってしまった。
   これも切り取って短くしなくてはならない。



↓  内側は連結棒、外側は主連棒。  今まではスペースを大きくとって間を広くしていた。



↓  返りクランク取り付け。この返りクランクのピンも長すぎるので後で修正した。



↓  各部品の隙間を少なくしてすっきりさせた。 内側から連結棒、主連棒、返りクランク、すべり弁駆動棒。
    今までの組立てより少しすっきりしたと思う。



↓  左右の部品を取り付けた。



↓  車台を後からみたところ。



↓  すべり弁の動作タイミングを調整しているところ。  ピストンの動きとの位相差や、弁の移動量を
    調整するのだが、これがなかなかうまくいかない。  実習生式の泣き所だ。



今日は午前中はよんどころない用事で外出していた。
工作を始めたのは2時過ぎだった。
そんなわけですべり弁の調整中に昼間の部の工作はタイム切れになってしまった。
そして夕食も上の空で済ませて、待ちに待った自由時間!
残りのすべり弁調整を終えて運転テストを始めた。



↓  水漏れ部分を直してやっと出来上がったボイラー。 



↓  陸蒸気の車台を繋げてボイラーに点火するところ。 何だかドキドキするよ。



↓  強力アルコールランプに点火してから約4分でエンジンが回りだした。 今までのボイラーと同じだ。



↓  圧力チェッカーの目盛が“5”を示している。 これは結構調子いいね!



↓  車輪に指を当ててブレーキをかけ、重くしてみた。  回転数が落ちて圧力チェッカーの針は“9”とか”10”を指す。
    そして車輪は相当力強く回ろうとしているのが感じられる。  これなら線路の上を走ってくれるだろう。



20分位のテストだったが、ボイラーの水漏れは直ったようだ。
ボイラー覆い無しでこのくらい力が出てくれれば大丈夫だろう。
明日からの工作に明るい日が差してきた感じだ。

(明日は東京のわがまま先輩から呼び出しがかかっています。
 そんなわけで工作はお休みします。)





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ボイラー工作はてこずってます・・・・・

2011年07月24日 20時22分04秒 | 工作実習
2011/7/24 (日曜日) 晴れ


ボイラーの工作を始めてから4日目。
今日は蒸気パイプとか水残量インジケータをロウ付けして取り付けた。
ロウ付け加工してある小さなパイプを大きなボイラーに更にロウ付けするのは
とても難しい。
というのは取り付けるボイラーが熱しきれないうちに小さなパイプの方が
過熱してしまい、ロウ付け加工した部分がポロッと落ちてしまうのだ。
そこでパイプのロウ付け部分をきつくはめ込んで、ロウが溶けても落ちないように
工夫するのだが、それでも時々落ちてしまう。
今日もそんなことでわずか3箇所のロウ付けなのに一日がかりとなってしまった。



↓  ボイラーに取り付ける蒸気パイプの加工中。 90度に曲げたパイプをロウ付けするのだが
    ボイラーに取り付けるときに再度熱してロウが熔けても落ちないように工夫している。



↓  90度に曲がった部分をきつくはめ込むようにしてある。



↓  これをロウ付けして空気が漏れないようにする。  




↓  ロウ付けが済んだパイプ。 左:蒸気パイプ  中:水残量インジケータ上部パイプ。 右:同じく下部パイプ。



↓  一番難しそうな水残量インジケータ上部パイプからロウ杖してみた。
    案の定、パイプが過熱されすぎてロウが熔けて前のめりに垂れ下がってしまった。



この工作は、パイプのロウ付け部分とボイラーに取り付ける部分が接近しているので
相当難しいと思っていたが、想像していた通りパイプのロウが溶けてさらに先の方の
重量が作用して、根元からぐにゃり、と曲がって垂れ下がってしまった。
こりゃー大変だ。
折角ここまで来て最初から作り直しはもうゴメンだよ。
汗をかきかき、バーナで炙って少しずつ引き起こして直した。 でも元のようには直らない。

蒸気パイプも、これを取り付けるためにバーナーで炙ると前蓋のロウが熔けそうで怖い。
なんか中途半端な過熱をするから銀ロウはきれいに熔けてくれない。
案の定、空気漏れが発生してしまった。

何度も何度も空気漏れのチェックをしてはロウ付けをやり直す。
ボイラー工作は本当にてこずってしまった。


↓  やっと空気漏れが止まった。 やれやれ・・・・ (このときは完成したと思ってましたが・・・・)




↓  食後の自由時間でさっそく運転試験をしてみた。 陸蒸気のエンジンはバラしてしまったので1号機を
    使ってテストした。



↓  強力アルコールランプに点火してから4分弱で圧力が上がり、エンジンが回転しだした。
    蒸気の湧き上がりは今までのボイラーと同じ感じだ。
    調子よく回転する1号機を眺めているとき、何か水滴が垂れたように感じた。







↓  水残量インジケータの下部パイプ付け根から漏れている。 あーぁ、こりゃダメだー



この部分をあまり強く熱すると、蓋がはがれてしまいそうで中途半端な加熱に
なってしまったのでロウがよく回らなかったのだろう。
また明日、修理しなくっちゃね。

あぁー、ボイラー工作は本当にてこずるよぉー





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久しぶりのカワセミ

2011年07月23日 22時55分17秒 | 野鳥撮影実習
2011/7/23 (土曜日) 晴れ



失敗続きの工作で材料がなくなってしまった。
ホームセンターに仕入れに行かなくてはならない。
そこで今日はホームセンターが店開きするまで、
近くの野鳥ポイントに出かけてみた。



↓  巣穴に居るところを撮りに行ったが雛はもう巣穴から出て木の高いところに止まっていた。



↓  親鳥は夜通し餌を探して飛び回っていたので今はぐっすりお休み中。



そこですぐ近くのカワセミポイントに行ってみた。
カメラマンが3人、大砲レンズを構えて待機していた。
挨拶をして、仲間に入れてもらった。
カワセミはなかなかやってこない。



↓  カイツブリが泳いでいた。 水に映った対岸の緑がきれいだった。



↓  近くをアオサギが横切っていった。  大きいねぇ・・・ デジスコでは入りきれないよ。



↓  FZ200 EZズーム850mm相当で撮影。 デジスコと遜色ない画像だ。



↓  ダイサギが獲物を捕らえた。 大きなオイカワだ。  ゴクリと飲み込んでしまった。



↓  やっとカワセミがやってきた。  でもすぐ飛び去ってしまった。




やがて9時過ぎ、そろそろホームセンターに行ってみようと
ここをお暇した。
皆さん、ありがとうございました。


   デジスコ: KOWA TSN-664ED (30xアイピース) + SONY W300
   カメラ: PANSONIC FZ200
   レタッチソフトによる画像補正およびトリミング実施
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ボイラーなんか大キライだぁ・・・・・でも工作は大好きなんだよぉ・・・・・

2011年07月23日 20時52分36秒 | 工作実習
2011/7/23 (土曜日) 晴れ


今ボイラーの工作中だがそれがなかなかうまくいかない。
今までの経験から、蓋の取り付け方を工夫してみたのだが、
ロウ付けする順序を誤ったために、とんでもないことになって
しまったのだ。

蓋を取り付けるために一段下げたタガを付けたが、それを止めている
リベットを先にロウ付けすべきところを、蓋を先にロウ付けして
しまったのだ。
後でタガを止めたリベットをロウ付けするときに、その熱で蓋を止めた
銀ロウが熔けてしまい、蓋が浮き上がってしまったのだ。

特に後蓋が酷い状況になったしまった。
穴を塞ぐと、今度はその先が穴開き状態で、それを塞ぐと更にまたその先が
穴開きになる・・・・・



↓  直しても直しても次から次へと穴が開いていく。 ついに先ほど修理したところが大きく熔けてしまった。



ダメだ!
これはもう新しく蓋を作り直したほうが早い。
そこでこの穴ぼこ蓋を取り外すことにした。


↓  蓋の周りに穴を開けて切り開くことにした。





↓  蓋を切り取ってボイラーの周りを整形した。



↓  新しい蓋を切り取った。



↓  この蓋は単純に胴の上に載せて周りをロウ付けしてしまう方式にした。
    この方式は初めてロウ付けで作った真鍮ボイラーのとき経験している。



↓  最初の部分は蓋がそっくり返らないように、ロウ付け用の火床でしっかり押さえておく。


↓  蓋を押さえる位置を変えながら慎重にロウ付けしていく。 



↓  やっと一回り終わったよ。  もちろんバーナーは2本の二刀流だ。 



これで大きな漏れは止まった。
後はリベットの隙間や煙管パイプからの漏れがあったが銀ロウを置いて炙って穴塞ぎした。


↓  やれやれ、やっとエアー漏れが無くなった。 



↓  やっとロウ付けが終わった“陸蒸気用ボイラー”。 





↓  使い切った8本のガスボンベ。  このボイラーくらいの大きさのものになるとバーナー一つでは
    熱しきれない。  左右の手にバーナーを持つ二刀流が必要だ。



何とかボイラーのロウ付けが終わった。
ボイラー工作ではいつも苦労する。

ボイラーなんか大キライだぁ・・・・・  でも工作は大好きなんだよぉ・・・・・

さぁ、明日は蒸気パイプや水位チェッカーを取り付けよう。


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ボイラーなんか嫌いだい・・・・・

2011年07月22日 19時47分30秒 | 工作実習
2011/7/22 (金曜日) 晴れ


昨日に引き続きボイラーの工作をした。
今度こそきれいに仕上げようと頑張って工作したが
出来たものはやっぱりぼこぼこであっちこっちから
空気漏れが・・・・・・



↓  テーパーリーマーを使って煙管にぴったりの穴を開ける。 表と裏で24個も開けなくては
    ならない。  しまいには手のひらが痛くなってしまった。



↓  給水口用の穴も必要だ。



↓  煙管パイプの取り付け。  穴がきつめなので金槌で叩き込むように取り付ける。



↓  煙管パイプ12本を取り付けた。



↓  下側の様子。 ここにバーナーの炎が当たる。



↓  ボイラーの内部。  12本の煙管が並んでなかなかきれいだ。



↓  ロウ付け開始。  バーナー一本では火力が弱いので両手にバーナーを持って二刀流で炙る。
    火力が強くなってロウ付けは調子よくいくが、これがなかなか難しい。   



↓  煙管の表も二刀流でロウ付け。 



↓  側面のリベット止めをロウ付けした。  作業前のあのきれいな姿はどこに行ったのか!?



↓  いよいよ蓋を作る。  ボイラの胴に合わせて罫書き、金切り鋏で切り取った。 



↓  切り口がぴったり合うようにヤスリで整形した。



↓  前蓋のロウ付け。 



↓  さぁ、これが最後、後蓋のロウ付けだ。 ボイラー工作で一番緊張する作業だ。   




↓  バケツの水に沈めて漏れのチェック。 猛烈な泡・・・・  ダメだ! こりゃ・・・



空気漏れがするところを見つけてはロウ付けで塞いでいく。
そしてまた漏れチェック。
ありゃー、今度はこっちだ。
バーナーで炙ると、また別のところに穴が開いてしまい、いたちごっこだ。


↓  あっちこっちの漏れ穴を塞いでいるうちにこんなにボコボコになってしまった。



あぁ、何度やってもボイラー工作はうまくいかない。
今度こそ! といろいろ工夫して工作するのだが
出来たものはボコボコでエアー漏れがあちこちに・・・・

「ボイラーなんかキライだい・・・・・」

って放り出したい気持ちだ。


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陸蒸気用ボイラーの工作開始

2011年07月21日 20時18分29秒 | 工作実習
2011/7/21 (木曜日) 小雨のち曇りのち晴れ


こちらでは台風6号も大したことはなくて済み、今朝は雨も止んだ。
そして今日はとても涼しくて寒いくらいだった。
風も穏やかで工作日和だ。
早速、工作実習を始めた。


↓  仕入れてあった銅板を取り出し、ボイラーの型紙寸法に合わせて罫書きした。



↓  銅板は0.5mm厚なので金切りバサミで簡単に切れる。
   “馬鹿と鋏は使いよう”何ていう言葉があるけど、決してオイラのことではないよね?



↓  万力で挟んで曲げているところ。 銅板は柔らかいので曲げやすい。







↓  丸太ん棒に押し当ててカーブを付けて曲げているところ。



↓  カーブを付けて丸めたところ。 実習生お得意?のかまぼこ型ボイラーだ。



↓  リベット穴を開けているところ。



↓  リベット打ち。 



↓  ロウ付けのバーナーで炙っても変形しないように間隔を狭く、密に(8mm間隔で)リベット止めした。



↓  蓋を取り付ける部分を補強した。
    いつもこの部分をロウ付けするとき、とても苦心しているので今回新方式を試してみることにした。 





↓  新方式の蓋の取り付け部分。  うまく行くかどうかちょっと心配だ。



↓  煙管にする銅パイプ(10mmφ)を切り出した。



↓  給水口や煙管を通す穴を開けた。



このボイラーは陸蒸気に載せるので、寸法がシビアーになる。
慎重に工作したので大分時間がかかってしまった。
今日の作業はここまでにしよう。

それにしても、ロウ付けのバーナーで炙る前の銅製ボイラーはとてもきれいだ。
このまま飾っておきたいくらいだよ。






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