2019/08/27(火曜日) 曇・雨
工作した温度センサーは調子よく温度を測定して結果を表示している。
手元にある温度計の値と大体は合っている。
高い温度はヘヤードライヤーで温めて計測してみた。
センサーはかなり敏感で温めるとすぐ反応して温度が上がっていく。
それじゃー低い温度はどうなんだろう?
調べてみよう。
低温を作るのは氷を使えばいい。
氷に塩を加えれば0℃以下になるはずだ。
子供の頃こんな実験をして遊んだことがある。
それを確認するには棒状温度計が必要だ。
スチームエンジン工作で使った温度計があるはずだ・・・と作業箱を探したが見つからない。
どうしたんだろう? いい加減なオイらは後片付けが苦手でどこにでも仕舞ってしまう。
だから、後で苦労する。 いくら探してもみつからない。
仕方がないのでちょっと遠いけどホームセンターまで一っ走り。(モチロン、車でです!)
棒状温度計を買ってきた。
温度計のアルコール頭とセンサを近づけて測定した。
温度計は32℃ちょっと下ぐらいを示している。
センサーが測定した温度は31.5xぐらいだ。
他の温度計も大体32℃ぐらいを示している。
まぁ、大体合っているというところだ。
次は低温のチェックだ。
冷蔵庫を開けてガラガラと氷を取り出した。
「何やってるの!? 氷なんか持ち出して!?」
「うんにゃ・・・・ちょっと実験・・・・むにゃむにゃ・・・塩はどこにあるの?」
「お塩はここ! きれいにしておいてよっ!!!」
「へーい、かしこまりましたぁ」
カップに氷と塩を入れて水を注いだ。
そのカップを作業机の上に置いて測定を始めた。
センサーは濡れないようにビニール袋に入れて氷水に浸した。
温度計は1℃ぐらいを示している。
シリアルプロッタのグラフはこんな状態を示した。
センサーは急激に温度が下がる。
その手前で温度が上昇しているのはセンサを水に浸すために手で持ったためだろう。
冷えたセンサーを大気中に出して気温に戻し、再度、氷水に浸す実験をしてみた。
センサーは大体正確に計測しているようだ。(当たり前か・・・)
このセンサーはI2Cとか難しいテクニックを使わず、普通のプログラムでデータを読みだしている。
プログラムは自分で組めるぐらいに容易なものだ。
気圧もこのぐらい簡単に測れればいいんだけどね。