2006/07/25(火曜日) 曇り後晴
実習生と同じ団地に住んでいる鳥撮り仲間のMさんから、富士山五合目奥庭遠征に誘われた。
最近一眼デジを手にしたばかりで、可愛い野鳥を撮りたくてうずうずしていた実習生は
二つ返事で応諾した。
おっとっと・・「奥庭に行くときは連れてっておくれよっ!」と言っていたKさんを忘れちゃ
いけないよ。 早速連絡を。 もちろん返事はOK、何だか早速休暇をとったみたいだ。
梅雨どきでお天気もままならないのにねぇ。(オレは晴男なんだよ、と言ってたかも!?)
さて遠征当日の天気予報によると当地は曇りで回復傾向、雨の心配はなさそうだ。
我々3人は遠征先でゲットするであろう野鳥を勝手に想像して勇んで出発した。
時計は午前4時を回っていた。 はやる気持ちを抑えて安全運転で現地へ向った。
現地到着は6時頃、曇っていて時々雨が降ってくる。 風も強く吹いている。 やれやれ。
小止みになるまで車で待機。 しかしこんなところで待っててもしょうがない。
それぞれ道具を持ってポイントに向った。 幸いポイントは建物の影だ。 雨風は何とか
しのげる。 雨も小止みになってきた。 ただ風は強い。 そして冷たい風だ。 寒いぐらいだった。
ポイントにいるのは我々3人だけだ。 野鳥を独占と言いたかったが、野鳥はなかなか出てこない。
「岩の上に何かいるよ!」 小雨交じりの曇り空で暗いのでよく見えない。
なにかビンズイのような野鳥が姿を見せた。 でもすぐ飛んで行ってしまった。
待つことしばし、今度はルリビタキが姿を見せた。 良かった! これでボウズは免れたぞ!
やがて雨は完全に上がり、時々明るい空になるようになった。
お土産屋の店員さんは「午後は晴れるよ。 昨日はいろいろな野鳥が出たよ」と言ってくれた。
風は相変わらず吹いているが、上空には青空が見えるようになってきた。
ウソがやってきた。 ウソは水浴びが大好きみたいだ。 すぐ水浸しになって大喜びしている。
キクイタダキはなかなか出てこない。 今日のお目当てなのに!
「キクはどうしたんだろうね?」 「キク、キクっていうとキクゾウが出てきちゃうかも!?」なんて
バカを言いながら3人和気藹々とシャッターを切り続けた。
↓ 最初に姿を見せてくれたルリビタキ君。 すぐ水浴びをしてしまった。
↓ ルリビタキさんもやってきた。 風が強く吹いていたので、襟足が乱れてしまった。
↓ お立ち台に止まってくれたウソ君。 水浴びが大好きですぐ水浸しになってしまう。
↓ 水浴びに直行してしまうウソさん。 やっと枝に止まってくれたよ!
↓ メボソムシクイさんはあまり長居はしない。 さっさっと水浴びして飛び出して行く。
↓ 案外ゆっくり姿を見せてくれたカヤクグリさん。 ペアーでやってきてたっぷり水浴びをしていった。
午後はすっかり青空が広がってちょっと暑い感じになってきた。 ウソがかなり頻繁に水浴びにくる。
カメラマンも何人か増えて5、6人になった。 団体観光客もやってきてあたりはにぎやかになった。
野鳥の出が悪くなってしまったような気がする。
そろそろ第二ポイントに向おうかぁ! 時計を見たら午後1時30分を過ぎていた。
一眼デジ撮影実習遠征の巻 完