2011/12/26 (月曜日) 晴れ
今朝、起床して2階の窓から見た屋根は霜で真っ白だった。
あぁー、今日も寒そうだなぁ・・・・・
でも。寒いなんて言ってられないよ。
さぁ、朝飯を食って今日の仕事をしようっと・・・・・・
工作の前にいつのも日課、庭に遊びにくる野鳥たちのおやつを
用意してあげた。
そして水場の水汲みを・・・
蛇口の栓をひねろうとしたけど回らない。 凍ってる!
まぁ、いいかぁ、水場は後にしよう。
早速工作開始。
↓ ピストン弁の工作では狭い範囲で何度も半田付けをしなくてはならない。
先に付けた半田が溶けてしまうこともある。 そこで今日は「高温はんだ」という
ものを使ってみた。 これは融点が295度だそうだ。(普通のは200度前後)
↓ 最初に付けるものは高温半田でつけた。(あっ、あたりまえかぁ)
↓ 確かに高温半田はなかなか溶けない。 ちょっと勝手が違ってきれいにはあがらなかった。
↓ 2つ目も高温半田で。 それも差しハンダでやってみた。 ところがそれが大失敗だった。
同じものを2つ作るときいつもあとから作るものは失敗するといジンクスがある。
案の定、今日も2つ目のピストン弁の2つ目のパイプの半田付けを失敗してしまった。
いつもは「置きハンダ」でくっ付けているのに今回は「差しハンダ」なんていうことを
やってしまったのだ。
作業中やっぱり手元が狂ってパイプに触ってしまい、位置が動いてしまったのだ。
ハンダが溶けているうちにパイプを外してやり直したが、やり直しは倍以上の手間と
時間がかかってしまうのだ。
↓ やり直しでくっ付けたパイプ。 幸いスリーブの中にはハンダは流れなかった。(ほっ)
↓ 3番目以降はいつものとおり普通のハンダ(融点180度ぐらい)を使った。
↓ これからは案外順調だった。
↓ 最後のハンダ付け。 やれやれ・・・・
↓ パイプの半田付けが終わったスリーブ
↓ 偏心が出ないようにバームクーヘン方式で作ったのにやっぱり偏心してしまう。
コンパウンドを使って擦り合わせをした。
↓ 内部をきれいに清掃してから蓋を半田付けした。
↓ 出来上がったピストン弁。
↓ ピストン棒とコンロッドの接続部(間接)を作った。 今回は新しい工法(って言うほどの
ものではありませんが)でやってみた。
↓ 出来上がった間接。 ムク材から切り出したようにはいかないが、結構しっかり出来上がった。
↓ ピストン駆動棒とすべり弁に取り付けた。
もう3時過ぎだ。
冷たい風も吹き出してとても寒くなってきた。
でもあと一つ作らなくてはならないものがある。
コンロッドと弁の駆動棒だ。
よし、それを作って今日の工作はおしまいにしよう。
↓ コンロッド(短い方)と弁駆動棒。 実習生が初めてこういう模型を作り始めたときから
(昨年9月頃作ったスターリングエンジン以来)この形だ。 いわゆる実習生式だね。
さあ、これで部品は全部揃ったぞ。
あとはアルミフレームに取り付けるだけだ。
あっ、取付金具を作らなくっちゃねぇ・・・・
明日中に出来るかな? ガンバロー
パイプの半田付けで苦労している動画です。
もし、お暇で退屈なお方は是非ご覧くださいませ。