2016/05/17(火曜日) 晴れ
今日はこのツアーの(自分としての)目玉の一つ、ウィーンのシェーンブルン宮殿の観光と、
スロバキア共和国の首都ブラスチラヴァを観光して再びウィーンに戻って来る。
シェーンブルーン宮殿観光は一般観光が始まる開館前に入場して、ゆっくり見物できるんだそうだ。
そのために、ホテル出発は朝の7時30分と超早い。
遅刻してはいけないと緊張しているせいか、早朝5時頃に目が覚めてしまった。
(どなたですか!? 歳のせいだなんていうのは・・・ 自分じゃ若いつもりでいるんですから・・・)
外はもう明るい。 部屋の窓の外から野鳥の鳴き声が聞こえてくる。
どうせ早起きするんだから・・・と支度をして野鳥を探しに行った。
時間が早くてだれもいないホテルの玄関。
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ホテルの周りは林があって小さな公園のようなところもあった。
近くで野鳥の囀りが聞こえた。
目を凝らすと枝に止まったズアオアトリが囀っている。
そーっと近付いて動画を撮影した。
お目覚めに、ズアオアトリのきれいな鳴き声をお聞きください。
朝食は時間通り6時半に摂った。
そして支度を済ませてに集合場所に向かいバスに乗り込んだ。
やがてシェーンブルン宮殿への出発時間になった。
ウィーン市街を走り抜けて宮殿に到着した。
開園前の宮殿は人影も少なく静かだった。
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開園前の入場は我々メンバーが一番乗りだったようだ。
ガイドさん(現地に在住の日本人のおばあさん(失礼!))のユーモア溢れる説明を聞きながら
ゆっくり見物できた。
ただ、撮影は禁止なので、目に焼き付けるだけだがこれは半日もしたら消えてしまうので今は何も
思い出せない。
ただ、この宮殿の主はフランスのベルサイユ宮殿に負けないような金ピカのお城を作るつもりだったが
残念ながら資金不足でこのような規模の宮殿になったとか、
まだ年齢が6歳の幼いモーツアルトがここに来てピアノ演奏を披露したとか、
当時の王族、貴族では政略結婚ばかりだったのにこの宮殿の主、フランツ1世とマリア・テレジアは
熱烈な恋愛結婚で、その愛は終生変わらなかったんだとか、二人の間には16人もの子供があったとか、
その末娘はフランス革命で断頭台の露と散ったマリー・アントワネットだったとか、ぐらいは記憶に
残っている。
シェーンブルン宮殿の観光を終えてすぐ近くのベルヴェデーレ宮殿に向かった。
バスの窓から市街電車が走っているのが見えた。 オイらはこういうのにはすぐ反応する。
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ベルヴェデーレ宮殿。
どんな謂れがある城なのかは知らないが現在はオーストリア絵画館になっているそうだ。
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こんなヘンテコな像があった。 皆が胸を触るので黒く汚れている・・・・・
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宮殿の中にオーストりアの音楽家 アントン・ブルックナーの家があった。
ブルックナーの名前は知っていたがミーハーな曲が好きなオイらはレコードを買ってまで聴く気にはなれなかった。
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ベルヴェデーレ宮殿の門。
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宮殿の観光を終えてウィーン市街に向かった。
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国立オペラ座(バスの車窓から)
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オペラ座の近くでバスを降りて繁華街へ向かって歩き始めた。
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有名な店らしいが・・・・・・
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この店の名前はよく知っている。
我々野鳥観察を趣味にしているものにとってはスワロフスキーの双眼鏡、望遠鏡がステータスシンボルなんだよ!
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オーストリア国旗が翻っている。
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繁華街(ケルントナー通り(歩行者天国))を通って再びオペラ座の前まで戻ってきた。
集合場所を確認して自由行動になった。
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自由行動になっても旅慣れないオイらは迷子にならないようにするのが精いっぱいで
あちこち歩き回ることはできない。
結局近場のスーパーマーケットに入って手頃なお土産を買い漁って過ごした。(なんのこっちゃ?!)
やがて集合時間。
再びバスに乗って次の観光地ブラスチラヴァに向かった。
ブラスチラヴァはスロバキア共和国の首都でウィーンからは70Kmばかりのところにある。
広い平野には発電用風車が沢山立ち並んでいた。
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ドナウ川を渡ってブラスチラヴァ市街に入った。
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小高い丘の上に建つお城が見えた。 自由時間にお城まで歩いて登ったがとてもキツかった!
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ブラスチラヴァはスロバキア共和国の西端に位置し、ドナウ川に面している。
人口は約43万人でスロバキア第一の都市だそうだ。 (ウキペディアフリー百科事典より)
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市街に向かって歩く。
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「マンホール男」というオブジェ。 これが人気があるんだそうだ。
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わずかな時間だが自由時間があり、メンバーの方がお城まで登るというので一緒に連れていてもらった。
かなりの登り坂で息が切れそうになってしまった。 でもここで引っ返すと迷子になりそうなので
必死になってくっついて歩いた。
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万歳! 何とかお城まで登り着いた。 汗びっしょりだった。
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展望台から見た眺め。 眼下を流れるのはドナウ川だ。
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お城は建物の四隅に塔があって「テーブルをひっくり返した」ような姿だそうだ。
(先刻に貼ってあるウィキペディアフリー百科事典の写真をご覧になると様子がわかります。)
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このお城を建てた王様かな? (誰ですか!? お城を建てたのは大工さんだ、なんておっしゃるのは・・・)
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自由時間はわずかしか残っていない。 このお城まで登ってきたメンバーは2、3組しかいないのでは?
我々は急いで集合場所に向かった。
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これは聖マルティン大聖堂の尖塔かな?
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聖マルティン大聖堂の入口。 中に入ってみたいけど時間がない。 残念! (また来るか? えっ!!!)
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この先はどうなったんだかよくわからない。
なんでもドナウ川の畔のレストランで遅い昼食を摂ったような覚えがあるが、定かではない。
その後バスに揺られて帰路に就いたことは確かだ。
まっ、最終的にはウィーンに戻ってきたんだからよしとしておこう。
ここはどこ? 時刻は午後5時頃。 ウィーンかな?
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こんな市街電車も走っていた。
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今夜はこれから市内のホイリゲ(オーストリア風居酒屋)で食事をしてから一旦ホテルに戻り、
少しの間、休憩してからまた市内に出てクラシックコンサートを楽しむ。
ところでちょっと記事が長くなってしまったので、クラシックコンサートの記事はこの次に・・・