2023・08・30(水曜日) 晴れ
OPアンプのウィーンブリッジ発振器を工作している。
CR発振回路の「R」を2連ボリュームにして発振周波数を連続して変化
できるようにしてみた。
周波数の範囲は70Hzぐらいから70KHzぐらいとかなり高範囲だ。
最初の回路では周波数を変化させると出力レベルも大きく変化してしまい、
具合が悪かったがFETによる出力制御回路を取り付けて出力の変化が少なく
なるようにした。
前々から作ってみたいと思っていた、「スイープゼネレータ」のことが頭に
浮かんだ。
しかし、どうやってスイープ発振させればいいのか? 2連ボリュームを
「自動的に回転させる」というわけにはいかないだろう・・・
これについてKnightさんから「Cdsアナログフォトカプラー」を
使うというアイデアをいただき、早速部品を調達して工作を始めた。
これがCdsアナログフォトカプラーです。
使い方はイメージ的には頭に浮かんではいたが、具体的な使用法の資料はない。
カプラーを購入した秋月電子のサイトに掲載されていた資料を読んで概略を理解した。
カプラ―内のLEDの照度(明暗)を制御してその明暗で近傍にあるCds
(硫化カドミウム)の抵抗値を変化させるというものだ。
説明グラフではCdsの抵抗値は60Ω~10MΩと広範囲になっているが
オイらの工作したウィーンブリッジ発振器ではVRは0Ω?~100KΩだからその範囲を
対象にすればいいだろう。
実験の様子です。
抵抗値の変化がすぐわかるようにアナログテスターを使いました。
最初のテストのときの動画です。
フォトカプラの調整は微妙で電源電圧を調節して設定値を変化させるのは無理でした。
そこで電源電圧は一定値(5V)に固定して多回転調整ネジの可変抵抗器(トリマポッド)
を使って細かい調節ができるようにしました。
アナログテスターで抵抗値を読み取るのは無理でした。
やっぱりこういう時はデジタルテスターが便利ですね。
最初は勢いよく、張り切ってデータを収集しましたが・・・・・
メーカー資料のグラフで十分として測定は止めました。
さぁ、鋸歯状波でアナログフォトカプラーを駆動したらどうなるか????
慌てちゃいけない・・・ その前に手動でカプラを動作させて周波数が変わるかやってみよう。
(続く)