2015/08/30(日曜日) 雨
朝から雨が降っている。 でも小さな雨で時々止むこともある。
このくらいの雨なら工作場は濡れてこないから大丈夫だ。
いよいよ最後の手段として小型カマボコ釜ボイラーを搭載してみることにした。
このボイラーは小型エンジンと組合わせて小型ボートを作ろうと思ったのだけど
なかなかボート工作に取り掛かれず、そのままになっていたものだ。
でも、考えてみれば小型エンジン、小型ボイラーと言ったってかなりの搭載スペースが
必用で、船体は1m近くの大型になるだろう。
それだったら今のボートと変わりないんだから、これに載せてみた方が手っ取り早い。
早速、このボイラーを載せる工作を始めた。
↓ 四角釜ボイラーとカマボコ釜小型ボイラーの比較。
↓ 四角釜より7cm近く背が低くなる。
↓ ボートに載せるとこんな感じ。 実用容積は600ccだから運転可能時間は5、6分かな・・・
↓ ボンベを載せるとこんなスペースしかない。 バーナーに点火できるかが問題だ。
↓ 小型ボイラーには点火装置が付いていない。
チャッカマンのようなライターで点火するしかない。 狭いが何とか点火できそうだ。
↓ バーナーの火力を維持するにはボンベを加温する必用がある。
小型ボイラーでは排出蒸気の熱で加温する方式だ。
↓ 直径6mm(内径5mm)のアルミパイプをコイル状に巻いて中に排気蒸気を流す。
ボンベとの密着性の問題とか、蒸気の排気経路が長くなる影響とか、やってみないと
わからないことがある。
↓ ボイラーユニット(っていうのかな?)の基板。
バーナーの下には念のためケイカル板を敷いた。
↓ ボイラーユニット。 ボートに搭載したり降ろしたりは一体でできる。
↓ ボートに搭載したところ。 配管はまだ仮の配管です。
↓ ハーフサイズのボンベを使えば船体内に収まる。
小型ボイラーの搭載は大体出来上がった。
残るはガスの配管と排気蒸気の取り回し、ボイラーとエンジンの配管回りと圧力計の
取り付けだ。
あと一日の工程かな?
でもねぇ・・・ このボイラーのバーナーは自作だから、ちょっと心配だ。
立ち消え、逆火、その他何が起こるかわからない。
水に浮かべる前に十分テストしなくっちゃね。