デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

この一年間の無事を感謝して・・・・・・

2012年12月31日 16時48分06秒 | その他
2012/12/31 (月曜日) 晴れ


今日は大晦日。 今年最後の日だ。
まだ日付が変わるまでには何時間か残っているが、多分無事で新年を迎えることができるだろう。
そこで、この一年を無事で過ごすことが出来たことを感謝し、また知らず知らずのうちに犯した
罪や穢れを清めて、清清しい心と体で新年を迎えることができるように地元の八幡様にお参りし
てきた。



↓ 大祓いは6月30日(夏越の祓え)と12月31日(年越しの払え)の二回ある。
   日頃、罪深くて穢れの多いことばかりしている実習生は二回でも足りないくらいだよ。  



↓ 参道の階段には大勢の参拝者が並んでお払いを受ける順番を待つ。
   今日は風もなく温かくて良かった・・・・・



↓ 茅の輪をくぐって穢れを祓って神様とご対面だ・・・・・



内殿に上がって神主さんの祝詞を聞く。
何だかとても難しい言葉だ。

・・・・むにゃむにゃむにゃ・・・はらいたまえ きよめたまえ・・・・
むにゃむにゃむにゃ・・・・ かしこみかしこみもまおーすー・・・・・

大きなハタキみたいなものでパッ、パッ、パッ・・・とお払いしてくれる。
これでこの罪穢れた体と心が清められるわけだが、果たして・・・
人一倍罪深く、穢れ多き実習生にはこれではちょっと足りないかもしれないなぁ。

(残念ながら神殿内は撮影禁止なので神妙に頭を垂れている実習生の姿を
 想像してください。 笑っちゃだめですよ!)



まだお参りに行ってない方はここでお参りなさってください。
あっ、お賽銭は投げないでください。 ディスプレイにぶつかりますから・・・





まぁ、何はともあれこれで一年を締めくくる行事が終わった。
後は新年をむかえるだけだ。

この一年、ブログを通じてお付き合いを下さったみなさま、大変お世話になりました。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。

来る新年が皆様にとって幸多き年でありますよう心からお祈り申し上げます。

                             実習生



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ヤマガラも背脂肉が大好きみたいだ

2012年12月26日 20時26分21秒 | 野鳥撮影実習
2012/12/25 (火曜日) 晴れ


最近、庭鳥(注)に加わったヤマガラはまだ気まぐれで何度も遊びに来るときもあったり
一日中姿を見せないときもある。
居間のガラス戸のすぐそばにある花台の植木鉢がお八つ置き場になっているので、
オイラは食事をしていても、お茶を飲んでいても、新聞を読んでいても、
いつでも、お八つ置き場から目を離さない。

「ほらっ、よそ見ばかりして! ごはんをこぼすんじゃないよ、まったく・・・」

まるで子供だ。
そして、ヤマガラがやってくると、すぐカメラを用意して表に飛び出していく。


          (画像をクリックすると更に大きな画像になります。)



↓ モクレンの枝に止まってこちらを見ている。 ちょっとデコちんで出目金だな!? あっ、ゴメンよ。



↓ コゲラ用に置いてある豚の背脂肉を啄ばんでいる。 ヤマガラもこれが大好きみたいだ。



↓ 「ふんっ、ボクだってこれが好きなんだぜ。 忘れてもらっちゃ困るよ」とコウちゃん。




背脂肉はスズメも、シジュウカラもよく食べる。
何羽もの野鳥が集まって突いている。
この前は大きな猫が木に登ってしまい、追い払うのに大騒ぎしたこともある。
それからは猫が登れない枝の先っぽの細いところに取り付けることにした。
背脂肉を針金で縛って枝に取り付けるのだが、これが結構大変だ。
背脂肉を手で触るとギトギトの脂で石鹸で洗ってもなかなか落ちない。
これではアカギレは治るわけがない。
でも、可愛い野鳥達のためだ。 毎日新しい肉と取り替えてあげている。

(注) 庭鳥 (ニワドリ)

    「にわとり」ではありません。 ニワドリと読んでください。
    夏鳥(ナツドリ) 冬鳥(フユドリ) などと同じ意味です。
    毎年、時期になると我が家の庭にやってきてオイラを楽しませて
    くれる野鳥のことです。 








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今年も残すはあと一週間

2012年12月24日 19時22分02秒 | 野鳥撮影実習
2012/12/24 (月曜日) 晴れ


今日はもう24日だ。
来週の月曜日は大晦日だから今年もあと一週間しか残っていない。
車の掃除、カーポートの掃除、各部屋の照明器具の掃除、それと自分の部屋の
大掃除(今や工作室と成り果てて掃除のしようもないけど・・・)と
なんだか嫌な仕事がたくさん待ち構えていて、考えるとうんざりだ。
何だって暮れにはこんな掃除をするんだろうか。
誰かが言ってたよ・・・ ごみやほこりでは死ぬようなことはないって!
だけどやっぱりしないわけにはいかない。
お代官さまは大のきれい好きだからね。
まぁ、大晦日までの一週間、「もう一週間しかない」と思うか「まだ一週間ある」と
考えるかでオイラの今日の行動も変わってくる。
ずぼらなオイラは当然、「まだ一週間もある」というわけで今日も遊んで過ごして
しまった。

庭にはシジュウカラやメジロなど、可愛い野鳥が一年を通じて遊びにくる。
毎日、毎日、お八つ(餌)をあげたり、水場の清掃や水の補給などで野鳥たちと
顔を合わせているので大分馴れてくれて、舞台を用意するといろいろ演技を
披露してくれる。
この一年の舞台演技を見繕ってブログのネタにしてみよう。





↓ 1月

   今年は何回か雪が降って庭にもうっすらと積もったときもあった。
    ユスラウメの枝に僅かに残った雪を舞台にシジュウカラ・コウちゃんに演技してもらった。




↓ 2月

   鉢植えの紅梅はいつも日向に置いているので開花が早い。 一輪だけ咲いた紅梅を舞台に
    メジロのジロー君に演技してもらった。




↓ 3月

   3月にもかなりの雪が降った。 庭は雪化粧できれいだったが春の淡雪で見る見る解けて
    無くなってしまった。 ジロー君がサザンカ舞台に登場してくれたときには雪だか空抜け
    だかわからないような写真になってしまった。





↓ 4月

   このカタクリの花は通勤電車の中で知り合いになった方から球根をもらって庭隅に植えた
    もので30年以上が経つ。 いただいた球根は5個。 花はほとんど毎年咲いてくれる。
    芸達者のコウちゃんはオイラの注文どおりの演技を披露してくれた。    




↓ 5月

   この時期は牡丹や芍薬などいろいろな花が咲いて我が家の狭い花畑もとてもきれいになる。
    庭隅で咲くスズランにはあまり目が行かないが、今回は初めて舞台にしてジロー君に
    登場してもらった。 出演交渉(お八つを置いて誘い出す)には大分てこずった。
    シジュウカラ・コウちゃんはとうとう出演してくれなかった。 




↓ 6月

   ホタルブクロは形もよく野草らしくて舞台にはうってつけだ。 コウちゃんは何度も演技
    して慣れっこだ。





↓ 7月

   カワラナデシコの花。 この花は庭の端っこの方に植えてあるのでコウちゃん達は
    なかなか気がついてくれない。 出演交渉には何日もかかってしまった。





↓  8月

    カノコユリ。 オイラはこの花が大好きだ。 舞台を用意してシジュウカラ・コウちゃんの
     登場を待ったが、やってきたのはメジロのジロー君ばかりだった。
     この花にはコウちゃんが良く似合うと思うけど・・・・・・・・




↓  9月

    秋の七草、キキョウが咲き出す。 この頃はメジロばかりやってきて舞台を独り占めにする。




↓  10月

    植木鉢に植えた園芸用の白い彼岸花が咲いた。  やっぱり彼岸花は真っ赤な花が好いかな・・・




↓  11月

     秋も深まり、庭の植木も少しばかり色づいてくる。 いち早く紅葉したブルーべリーの
      葉を舞台にしてコウちゃんに演技してもらった。




↓  12月

     晩秋から初冬にかけてコゲラが柿の実を食べにやってくる。 この時期に合わせて
      枝にお八つ(豚肉の背脂肉)をぶら下げてあげると、それを目当てに毎日やってくる
      ようになる。 これから春までの長いお付き合いが始まる。




今年1年間の舞台写真を各月1枚にするのには、選定に手間取った。
これがいいかなぁ・・・あれにするか・・・・ 優柔不断なオイラには
その1枚がなかなか決められない。
と言っても特に好いものがあるわけでもないが・・・・・・・
最近は工作もお休みでブログのネタもなくて更新もままならず、
アクセス件数は下降の一途を辿っている。
今夜のブログ更新はこんなところで済ませておこう。





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この寒いのに水場は賑やか

2012年12月22日 20時22分46秒 | Weblog
2012/12/22 (土曜日) 雨のち晴れ


昨夜から雨が降り続いてとても寒い朝だった。
昼前には雨も上がり、次第に晴れてきたがそれでも寒い。
こんな寒い日でもシジュウカラやメジロは水浴びを欠かさない。
見ているこっちが寒くなってしまう。
今日はシメちゃん(女の子)もやってきた。


↓ おやっ、今日は仲良く混浴だ。










↓ ありゃ、シメちゃんが姿を見せたよ! 水場の方に行くぞ・・・・



↓ 水浴びすれば好いんだけど・・・・・



↓ 水をちょっと飲んだだけでまたどこかへ行ってしまった。



シメは毎年姿を見せてくれているが、去年は姿を見せずじまいだった。
今年はこのまま庭鳥になってくれるだろうか・・・
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ヤマガラが庭鳥になってくれた!

2012年12月21日 11時26分51秒 | 工作実習
2012/12/21 (金曜日) 晴れ(これから下り坂に・・・)


今日は冬至だそうだ。
朝はとても寒かった。
コゲラ用の背脂肉を用意する手が凍えてしまうほどだった。
でも、戸外の水道栓は凍っていないから寒さは大したことはないのかも知れない。
このところは室内でゴロゴロしてばかりいるので体が鈍ってしまったのかな・・・

年賀状作りも終わって少しほっとしながら外を眺めていると、ガラス戸のそばの
餌場(部屋の中から手が届く植木鉢に剥きヒマワリを置いてあげている)には
シジュウカラが何羽も入れ替わり立ち代りでやってきておやつを啄ばんでいく。
周りのシジュウカラを蹴散らして我が物顔でおやつを咥えていく者・・・・
おどおどしながらやってきて、恐る恐るおやつを咥えてパッと翻っていく者・・・
やっぱり強い者が幅を利かすんだな、どこの社会でも・・・・・・
そんな様子を眺めていると、突然、ヤマガラが姿を見せた。
先日、一瞬だけ姿を見せてその後は音沙汰なしだったが今日、また姿を見せて
くれた。


↓ 居間のガラス戸を開けると手が届くところにある植木鉢に餌(おやつ)を撒いてあげる。
   何羽ものシジュウカラがしょっちゅうやってきて啄ばんでいく。



↓ あっ、ヤマガラだ!





↓ ここにおやつがあることを覚えてくれたようだ。 何度も何度もやってきては啄ばんでいく。




↓ 鉢植えの木の枝に止まってポーズを取ってくれた。



庭でヤマガラの写真を撮ったのは初めてだ。
また新しい俳優がきてくれて、とても嬉しい。
名前をつけてあげなくっちならないなぁ・・・・

男優ならヤマちゃんかなぁ、女優ならガーラちゃんにしよう。

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東京夜景

2012年12月16日 14時58分01秒 | その他
2012/12/16 (日曜日) 晴れ


ボートの工作もひと段落で、ここ何日かはダラダラして過ごしている。
天気も良くてとても暖かい。
いつも凍りついている、戸外の水道栓も今日は朝から使えるほどだ。
今日は衆議院議員総選挙投票日だ。
投票場は歩いて10分ばかりのところにある。
誰に投票したらいいのか、どの政党に一票を投じたらいいのか迷ってしまう。
だけど市役所の有線放送(拡声器)が投票に行け! 投票に行け!と催促するので
まぁ、行くだけはいってみるか・・・ と出かけてきた。
選挙期間中は候補者が

「・・・・を、お願いします ・・・・をどうぞよろしく・・」

と声をからして走り回っていた。

そんなに必死でお願いしていたんだから当選したら必死で仕事をしてもらいたいものだ。
国家国民のために大いに尽くしてくれるように今度はこちらが「お願いします」よ、だ。

いつも疑問に思うのは当選すると本人がニコニコしてバンザイをすることだ。
団地の自治会の役員だって役職を全うするには大変な苦労がある。
なり手のないときはくじ引きで決めて、当たり籤を引いたりすると「運が悪かった・・・」と
しょんぼりしてしまうのに・・・・・・・

このいろいろ難問を抱えた日本国を面倒見ていかなくてはならない議員さんは当選したら

「うへー、この責任は大変なことだ。 バンザイなんかして喜んでなんかいられないよー」

と苦虫をつぶしたような顔をして責任を思ったらどうだ。

ニコニコしてバンザイして喜ぶんだからよほど良いことがあるんだろう・・・

まぁ、くだらない話は止めにして、先日昔の職場の友人達との懇親会で東京に出かけてきた。
そして久しぶりに東京の夜景を眺めてきた。
色とりどりのネオンが輝いてとてもきれいだった。

 

↓ 昼間の東京駅パノラマ (撮影12/10 カメラ:Panasonic FZ100   レタッチソフトで繋ぎ合せ合成)



↓ 夜の東京駅パノラマ  (撮影12/10 カメラ:Panasonic FZ100   レタッチソフトで繋ぎ合せ合成)  














↓  これは蛇をイメージしたイルミネーションだろうか? 来年は巳年だからなぁ・・・



東京出身の先輩は東京のことをよく知っていてガイド役も勤めてくれた。
(オイラだって東京生まれだけど人文地理にはあまり興味がなかったので
 東京のことはよく知らない。 だけど昔の秋葉原電気街はよく知ってるよ(笑い))
銀座のまばゆいネオンやイルミネーションがとてもきれいだった。
たまには夜の東京もいいものだ。

 
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やっと広い水面を走らせました   - 実習生型スチームエンジンボート完成 -

2012年12月13日 22時38分43秒 | 工作実習
2012/12/13 (木曜日) 晴れ


TVの気象情報によると今日の日本列島は丸い高気圧に覆われて穏やかな陽気のようだ。
これなら川原もそんなに風は吹かないだろう。
カレンダーを見ると今日は「大安」と書いてある。
縁起を担ぐわけではないが、やっぱりこういうものは「仏滅」よりは「大安」の方が
相応しい気がする。(考えが古いねぇ・・・・)
いろいろ道具を揃えてあたふたと我が家から5キロばかり離れた川原に出かけた。




↓ 我が家から5キロばかり上流になる川の本流から中州で仕切られた流れの緩やかな支流。
   水面に立つには護岸の斜面を降りなければならないが、誰にも遠慮なくボートを走らせる
   ことができるのが良い。 それに現地まで車で入れるので大きくて重い船体を運ぶのが楽だ。 




↓ 初走行の様子はカメラに収めなくては! 三脚を立ててコンデジをセットした。




穏やかな天気のわけだったが、気温が低くて寒い。
それに結構風も吹いている。
前日、エンジンを整備してグリスなんかを塗ってしまったので
寒さで固まってエンジンの回転が思わしくない。
土手でエンジンを空回しして温めて動きをよくした。

ここでも

   「過ぎたるは及ばざるがごとし」

の言葉が頭に浮かんできた。
まったくそのとおりでごぜーます。

胸を弾ませてボートを走らせてみたが、心配していたとおりパワーが不足だ。
「舳先から波を蹴立ててビューっと突っ走る勇姿」を想像していたのだが
ヨタヨタと頼りなく走る姿にちょっとがっかり・・・・・・
重さ13キロもある船体を走らせるにはこのエンジンやボイラーでは力が
出ないのだ。



初走行テストの様子を動画でご覧ください。







このボートに載せたエンジンを作り始めたのは正月三が日が明けた4日だった。
今日は師走の13日。
思えばほぼ1年がかりの工作だった。
暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、今日のこの日を目指して頑張ってきたのに・・・
ボートの走りっぷりはイマイチで残念だけど、何度もあった失敗や、やり直しにも挫けず
ここまで漕ぎ着けたのは立派だよ・・・(と、自分で自分を慰めています(涙))

この拙いブログをご覧になり、何かと応援くださった皆様、ありがとうございました。
今回の初水上テストを持ちまして「実習生型スチームエンジンボート工作」は完結と
させていただきます。
長らくのお付き合い、誠にありがとうございました。 厚く御礼申し上げます





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最終テストを終えました    - スチームエンジンボート工作 - 

2012年12月11日 21時42分31秒 | 工作実習
2012/12/11 (火曜日) 晴れ


12月に入ってから昔の職場の仲間や友人達との会合が続いて
工作もちょっとお休み状態だった。
おかげで指先のアカギレも治ってきた。
このまま工作を休んでいれば、もう少しで完治するのに、
工作実習生はそういうわけにはいかない。
何も用事が無い日は工作していないと気が落ち着かない・・・・・
困ったものです。


↓ しばらく放って置いた水槽(幼児用ビニールプール)にはこんなに厚い氷が張っていた。
   これでは砕氷船を工作しなくてはならないよー。




↓ この寒さの中ではボイラーの筐体から熱をもらってくるだけではボンベを温めることができない。
   そこで燃焼室の中に銅板を立ててバーナーの炎で炙って過熱するように改造した。




↓ バーナーの炎で熱せられた銅板を加温板に密着させた。 



↓ これで加温板が強く温められて取り付けられたボンベが加温される。



これは厳冬期だけの対処だ。
言ってみれば“加温板ブースター”だな・・・・・
陽気がよくなったら外さなくてはならないから、ネジ止めで簡単に
取り外せるようにした。

カセットボンベの過冷却防止もできたし、シリコンチューブの
吹っ飛び対策もできたし、もう一度パワーの確認をしてみよう。


↓ 今までは1気圧以上の蒸気を送り込むとシリコンチューブが吹き飛んでテストできなかったが
   締め付けバンドで吹っ飛びを防止したのでテストも十分できるようになった。



テストの様子を動画でご覧ください。






ボイラーもエンジンも安定に動作するようになったので
スクリュープロペラのピッチを調整してみた。
スクリューは直径8cm 3枚羽根だ。
羽根をボスに固定するとき、角度を約45度で固定したので
今までそのピッチでだけテストしていたのだが、やっぱり気になる。
ピッチを少し浅く(約30度)してテストしてみたところ、
牽引力は少しアップした。


ピッチを少し浅くしたときの動作の様子をご覧ください。








ピッチをもっと浅くしたらどうなるどろう?
と今度は角度を約25度に調整してテストしてみた。
エンジンの回転数が高くなったようだ。
ピッチが浅くなってスクリューが水中で回りやすくなったのだろう。
牽引力も400g~500gと大きくなった。
これならボートの走行もかなり有望だ。

そのときのテストの様子を動画でご覧ください。











ボイラーもエンジンも順調に動作してくれる。
この狭い水槽(プール)ではこれ以上の動作は確認できない。
後は広い水面で走らせて見なくてはボートの性能はわからない。
いつか風が吹かない穏やかな日に、川原に行って走らせてみよう。

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チューブの締め付けは思わぬ時間がかかりました   - 実習生型スチームエンジンボート工作 -

2012年12月07日 19時03分33秒 | 工作実習
2012/12/7 (金曜日) 晴れ


工作中のスチームエンジンボートもボイラーをガス焚きにしてようやく
パワーアップができそうだ。
火力調整ノブをいっぱいに回すと運転中の圧力は1気圧を超えるように
なってくれた。
安全弁も開きっぱなし、スチームエンジンからはもうもうと蒸気が立ち昇る。
だけど新たな問題も発生した。
蒸気供給経路の真鍮パイプとシリコンチューブの結合点で圧力に耐え切れず
シリコンチューブが外れてしまうのだ。
外れた箇所のチューブを新しくしたり、嵌め込みを深くしたりで対応するが
また他の結合点が外れてしまう・・・という按配で、このままではとても
池や川で走らせる状態ではない。
そこで、パイプとチューブをきつく締め付けるバンドを作って対処することにした。



↓ パイプとチューブの結合点は40箇所以上ある。 締め付けバンドの工作は数が多くて
   とても面倒だった。 (前回記事に引き続き今日もバンドの工作を続行しました)



↓ 締め付けバンドの仕上げ。 シリコンチューブは柔らかくて傷がつきやすい。
   バンドの縁や角に出っ張りやバリがあるとチューブを傷つけてそこから破けてしまうので、
   丁寧に仕上げなくてはならない。 小さなものなので作業は大変面倒だ。
   これでは指先のアカギレは治るはずがない。



↓ 締め付けバンドの装着を始めた。 手の入らないところや、隠れた場所などで作業は難航・・・





↓ シリンダーやピストンバルブ周り。



↓ 供給蒸気切替バルブ周り。 排気チューブは締め付けを省略した(大丈夫かなぁ・・・)



↓ おっと、これを忘れては大変だ。 ボイラーの水位窓のチューブ。 ここも高圧がかかっているはずだ。




締め付けバンドを取り付けた箇所を数えてみたら45箇所以上もあった。
手の入らないところや部品の影でサーカスまがいで取り付けた箇所もある。
昼前から作業を始めたがやたらと時間がかかって夕方まで工作をする羽目になった。
あぁ、寒かった・・・・・


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またまた新たな問題が発生しました  - 実習生型スチームエンジンボート工作 -

2012年12月02日 19時42分45秒 | 工作実習
2012/12/2 (日曜日) 晴れ後曇り


昨日のテストで大分パワーアップされたことが確認できた。
実習生型スチームエンジンボートの走行も大分有望になってきた。
ところが、テスト中にまた新たな問題が発生してしまった。
蒸気切替バルブ以降の蒸気供給路でパイプとチューブの結合点が
蒸気圧力のために外れてしまったのだ。

蒸気供給路はボイラーから蒸気切替バルブの間は蒸気供給ストップ
状態(エンジン停止)では相当の高圧になるので(安全弁の制御値)
パイプとチュープの結合点を金属バンドできつく締め付けて
外れないようにしてあるが、切替バルブ以降はバルブが開けば
エンジンが回転して蒸気圧が下がるのでその必要は無いと思って
対応せずにいた。
ところが、エンジン自体に1気圧以上の圧力がかかるようになったので
切替バルブ以降の蒸気供給路でもチューブ外れが発生してしまったのだ。

これでは実際にフィールドで走らせることなどできない。
そこでエンジンへの蒸気供給路の結合点全てをバンドで締め付ける
ことにした。


↓ 高圧蒸気対応のために船体から外したスチームエンジン。
   なるほど・・・ シリコンチューブだらけだ。



↓ 今までこんなところが外れることは一度もなかったのに・・・・・



↓ ということはシリンダーの入り口まではどこでも外れる可能性がある・・・ということだ。





うへぇー、こんなに結合箇所がある・・・・・
これを全部、金属バンドで締め付けなくてはならないのだぁー
いったい何箇所あるんだろう。 数えてみたら40箇所近くある。
少しでも減らそうと、シリコンチューブを真鍮パイプに変えて
半田付けで固定してしまった。


↓ シリコンチューブを真鍮パイプに変えて半田付けで固定した。



↓ これで何箇所かはバンドで締め付けなくてもよくなった。



片側が装置に半田付けで固定されているパイプはもう一端を半田付けするのは難しい。
その熱ですでに半田付けされているところが外れてしまう可能性があるからだ。
そこでどうしてもシリコンチューブで結合する部分が残ってしまう。
その数は何と35箇所もある。
締め付けバンドを35個も作らなくてはならない・・・・・・

いやだぁ、といっても誰かが代わりに作ってくれるわけではない。
仕方がない、工作をしよう。


↓ 0.5mm厚の真鍮板を切り取って、縁のバリを削って、折り曲げて、・・・



今日はとても寒い。
何だか風邪を引きそうなぐらいだ。
バンドはまだ出来上がらないけど、工作はおしまいにしよう。

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