不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Carta telefonica Internazionale

2004-08-26 21:44:43 | 日記・エッセイ・コラム
イタリアは常に外国人で溢れている。
フィレンツェでもヨーロッパ各国から
アフリカから南アメリカから、東欧諸国から
そしてアジアの国々から、
本当に世界各国から人が集まってきている。

例えば語学研修のヨーロッパの学生の短期滞在だったり、
日本人や韓国人のような長期語学研修滞在、
もしくは他の就学目的の学生、
あとは移民や季節労働者。
その滞在目的は様々だけれど
みんな母国を背負っていることには変わりない。

イタリアから母国に電話をかける。

私の場合、その昔は
一旦アメリカなどの安い回線にアクセスして
その回線にのって日本にかけるという
コールバックシステムを使っていたのだけれど、
(はっきりいって仕組みはあまりよく理解できていなかった)
最近では外国人が増えたこともあってサービスも多様化。

街角にはインターネットポイントに並んで
コールセンターが増えてきた。
店舗の中にいくつかのボックスが備付けられて、
そこから比較的安い価格で国際電話がかけられる。
このシステムを使っているのは
アフリカや南アメリカから来ている人が多い。
そういう国々に向けて安い価格設定が実現されているのだ。

では日本にはどうやって国際電話をかけるか。
上記のコールバックシステムは
常に使用する固定の電話番号を登録するので
家に固定電話があることが前提。
短期滞在でもみんな携帯電話を持ち始めたし
最近の借家では大家さんが敬遠して
固定電話のないところも多い。
となるとコールバックシステムは使えない。
アフリカや南アメリカの人と一緒にボックスからかけても
彼らの国に比べると日本はあまり優遇されないので
あまりお得感がない。
そこで手軽に使える国際テレフォンカードが登場。
日本にかけるならもっとも手っ取り早くて経済的。
(ちなみに全世界向けに色んなタイプが出ています)

日本向け国際テレフォンカードにも色々種類があるけれど
私が個々数年お世話になっているのはこれ。
mecong
メコン。
5ユーロと10ユーロがあって
10ユーロのカードを使って
固定電話からかけると最大300分通話ができます。
お得ぅ。
これで時間を気にせず
いつでもいくらでも実家に電話がかけられるのです。
使い方は日本の国際テレフォンカード同じ。
カードのスクラッチ部分を削って暗証番号を入集して
既定の番号にかけてあとはガイダンスに従うだけ。
旅行者でも公衆電話やホテルの電話から
気軽に使えるのでお勧め。