基本的に動物は大好き。
爬虫類系は苦手だけどね。
フィレンツェから約10キロのところにある
PratorinoのDemidoff公園で
この季節に行われる「田舎祭り(Ruralia)」。
緑の中でのんびりしたくて、動物に触れたくて
(我が家にも動物いるのですけどね)
楽しみにしているイベントのひとつ。
25番の市バスに揺られて約30分。
あっという間に田園風景。
フィレンツェって大いなる田舎の大都市なのだ。
ちょっと郊外に出たら緑がいっぱい。
デミドフの入り口を入ると右手には
こんなただの草原が広がってます。
そして左手に動物王国。
私のブログではよく出現する「チンタ・セネーゼ」。
みんなよく寝てます。ぶひ。
動物好きなわりに
実は私「ヤギ」と「羊」の区別ができなくなる時があります。
これはヤギ?べぇぇぇって鳴いておりました。
ブルーアイのきれいな馬。
なんかすごく怖いくらいにブルーな瞳で
直視できませんでしたよ。
上からこっそり鬣撫でてみた。ごわごわ。
いっぱいキアーナ牛。
なんか落ち着いていて優雅なのよね、ウシなのに。
5月11日に生まれたばかりのホルシュタインの仔牛。
耳にぶら下がっている札がうっとうしそうですけど、
可愛らしいので、みんなに撫で撫で。ンモォ。
リムジン種という乳ウシの子供。
まつげが長くてうらやましい限りです。
お昼寝中。
ジャージー牛乳と言うけれど、
よくわかっていなかった私。
この子がそのジャージー種の仔牛だそうです。
たった今お乳飲み終わったところで大満足。
あまりに可愛くてちょっと飼いたくなったりして…。
たぶんロバだよね。
この辺の違いもあまりわかってません。
という具合に家畜として育てられている動物たちがいっぱい。
このイベントは農業全般と地球環境にまで亘る
幅広いテーマで展開されていて
中には職人の手作業を見せるコーナーもあるのですが、
動物のほうがやっぱり人気が高い。
特に子供連れのファミリーは
みんな動物のコーナーに群がってます。
森林の見張り番といわれる
木々の健康状態をチェックする団体のエキシビションや
伝書鳩の団体、狩猟犬の団体など
年々色々と参加団体も増えているので
子供になった気持ちで一緒に勉強すると面白いです。
デミドフ公園の目玉といえば「Appennino」。
Gianbolognaの作品としてあまりにも有名な巨人。
でもあまり手入れがされていないので、寂しげ。
前に広がる池も汚れているしねぇ。残念。
メディチ家が狩りを楽しんだ非常に広大な敷地ですが
現在は進入禁止の部分も多く、まだまだあちこち修復中。
身近な緑の森として全面的に公開されるのが楽しみです。