今回の滞在で絶対に行きたいと
父に懇願して連れて行ってもらったところ。
(自分じゃ道がわからなかった・・・)
沼津の御用邸。
いつぞやのブクブク交換会でゲットした
立原正秋の「花のいのち」に
沼津御用邸周辺の描写があり
そういえば、行ったことないなぁと思って
今回訪れてみる場所のリストに入れておりました。
地元っていつでも行けるからと思って
訪れたことがない場所が山ほどあるんですよね。
御用邸入り口。
父と母に今更見てもつまらんとか言われながら
説得して入場(爆)。
入り口前の立派な松とか見て
「これで十分だろう」とか言われましたけどね。
これもすばらしいけど、やはり中に入ってみてみないと。
海辺にあるので松の木が海風で傾斜している。
そこに木造の建物群が点在。
牛臥山(うしぶせやま)。
名前は聞いたことあったけど、これかぁ。
あいにく雲が張り出してきちゃったので
拝めなかったけど、
ここからは富士山も眺められるので、
海岸線沿いに富士山展望台とかもあります。
母が気に入ったプロムナード。
色のコントラストがとてもきれい。
サルビアの花もこうして植えると映えるよね。
御用邸内ではちょうど菊花展を開催中で
きれいな菊の花が飾られていました。
情熱燃やして創っている方がたくさんいるのですね。
菊の御紋のベースになったという
16枚の花びらの菊っていうのも見ました。
日本について日本の文化について
知らないことが多すぎて我ながら恥ずかしい限り。
そんな囲い撮ってどうするのって
母に言われましたけどね、
これだってすごい芸術作品だと思うわけですよ、
海外で暮らしていてたまに帰ると。
だって全部手作業で竹編んで作っているのよ。
すばらしいよねぇ。
ここは天皇家の方々が使った湯屋。
脇に釜焚き場がありました。
昔は釜場で温めたお湯を
湯屋まで人が運んでいたんだろうねぇ。
そして正門。
なんとゾーリンゲン。
天皇家のお抱え医師として勤めたドイツ人医師の紹介で
当時のゾーリンゲン社が製作したとか。
上下に何気なく菊の文様っぽいの入ってたよ。
いやぁ、行ってよかったです。
こんな素敵な機会のきっかけを与えてくれたブクブクにも感謝。
自分じゃ絶対買って読んだりしない立原正秋にも感謝。