不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Giorno dopo della neve

2010-12-22 07:01:39 | 日記・エッセイ・コラム

よく降ってよく積もった雪。

その夜は
雪の影響で足止めになり
自宅に帰れなくなった友人を迎えて
久々に賑やかな時間を我が家で過ごしました。

翌日も彼女と一緒に街中歩いて
雪のフィレンツェの写真をいっぱい撮ろうなどと
一人で目論んで眠りについたのに、
土曜日は朝っぱらから仕事に引きずり出されて
結局ゆっくり写真なんて撮ってられなかった。

なんかそういうのがとてもイヤになってきました。
昔だったらこんなめったにないチャンスは
逃さず思いっきり満喫していたのになぁ。
まぁ、仕事も大事ですけどね。

ということで雪から一夜明けた我が家の中庭。

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手前の杉の木は雪の重みで折れた、と思ったら
たわんでいただけだったので
雪が溶けたら元通りになっていた・・・。

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いつもはにっくきハトですが、
こんな雪の中だと絵になるじゃないかと思ったりしてね。
どこに避難していたんだろう。寒いだろうに。

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アルノ川だってね、雪というアクセントと
朝日の効果でほらなんか素敵な感じに。
ヌートリアはどこにいるんだろう、こんな寒いとき。冬眠?

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空気がすっきり。
本当なら、がしがしと
ミケランジェロ広場まで上って写真が撮りたいのに!
という気持ちを抑えつつ。

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クリスマス・イルミネーションにも雪は積もります。

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大好きなサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
教会そのものよりもその前の広場がすごかった。
もちろん芝生の境目も見えないくらいの一面の雪野原。

仕事が一段落してから
友人と一緒に
レイラを連れてお散歩に。
せっかくだから走らせようと思って
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場まで。

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レイラは日本から買ってきた「ウサギコスチューム」着用。
これがね、微妙に帽子が大きくて・・・。

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ほら、帽子が大きすぎて視界不良に(笑)。
普通に歩いていても、
見えないでしゅよぉって不満をぶちまけられます。
一生懸命走って帰ってくる姿は可愛いねぇ。

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大きいおにいちゃんたちに遊んでもらうレイラ。
いつもはワンコに服なんか着せていない
フィレンツェの人たちですが
さすがにこの日は
出会うほとんどのワンコが洋服着てました。

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レイラの服はウサギなのに、
みんなからPecorellaといわれ
いつの間にかピンクのひつじさんということに。

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ようやくドゥオーモにたどり着いたころには
足元の雪は溶け始めていて歩きにくいし
ここぞとばかりに
フィレンツェ中の人が街中に繰り出していたし
レイラが寒そうだったので
あまり写真も撮らずに帰宅!

どうせならホワイトクリスマスがよかったなぁと
今頃わがままを言ってみる。