よく降ってよく積もった雪。
その夜は
雪の影響で足止めになり
自宅に帰れなくなった友人を迎えて
久々に賑やかな時間を我が家で過ごしました。
翌日も彼女と一緒に街中歩いて
雪のフィレンツェの写真をいっぱい撮ろうなどと
一人で目論んで眠りについたのに、
土曜日は朝っぱらから仕事に引きずり出されて
結局ゆっくり写真なんて撮ってられなかった。
なんかそういうのがとてもイヤになってきました。
昔だったらこんなめったにないチャンスは
逃さず思いっきり満喫していたのになぁ。
まぁ、仕事も大事ですけどね。
ということで雪から一夜明けた我が家の中庭。
手前の杉の木は雪の重みで折れた、と思ったら
たわんでいただけだったので
雪が溶けたら元通りになっていた・・・。
いつもはにっくきハトですが、
こんな雪の中だと絵になるじゃないかと思ったりしてね。
どこに避難していたんだろう。寒いだろうに。
アルノ川だってね、雪というアクセントと
朝日の効果でほらなんか素敵な感じに。
ヌートリアはどこにいるんだろう、こんな寒いとき。冬眠?
空気がすっきり。
本当なら、がしがしと
ミケランジェロ広場まで上って写真が撮りたいのに!
という気持ちを抑えつつ。
大好きなサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
教会そのものよりもその前の広場がすごかった。
もちろん芝生の境目も見えないくらいの一面の雪野原。
仕事が一段落してから
友人と一緒に
レイラを連れてお散歩に。
せっかくだから走らせようと思って
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場まで。
レイラは日本から買ってきた「ウサギコスチューム」着用。
これがね、微妙に帽子が大きくて・・・。
ほら、帽子が大きすぎて視界不良に(笑)。
普通に歩いていても、
見えないでしゅよぉって不満をぶちまけられます。
一生懸命走って帰ってくる姿は可愛いねぇ。
大きいおにいちゃんたちに遊んでもらうレイラ。
いつもはワンコに服なんか着せていない
フィレンツェの人たちですが
さすがにこの日は
出会うほとんどのワンコが洋服着てました。
レイラの服はウサギなのに、
みんなからPecorellaといわれ
いつの間にかピンクのひつじさんということに。
ようやくドゥオーモにたどり着いたころには
足元の雪は溶け始めていて歩きにくいし
ここぞとばかりに
フィレンツェ中の人が街中に繰り出していたし
レイラが寒そうだったので
あまり写真も撮らずに帰宅!
どうせならホワイトクリスマスがよかったなぁと
今頃わがままを言ってみる。