哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

サイレント映画

2007-05-11 23:20:00 | 出来事
 今日は、映画を見に行ってきました。特集は「チャップリン映画祭」…なぜいまチャップリンなのか…。家にはLDもDVDもありますが、前から映画館で、大きな画面で、しかもサイレントになるとどんな風になるだろうか、と期待していました。しかも今日は「モダンタイムス」と「街の灯」ともにラストシーンは涙・涙・涙ものです。(行くしかない!!)

 古い映画で、みんな良く知っているチャップリンで…。でも結構入っていました。多分ほとんどの人は、ストーリーもラストシーンもご存知かと思われますので、そのラストを当然期待をしていそうです。(もう十分その雰囲気にひたりたい。早く来い…と言いたげです。)  始まるとやはり静かな雰囲気、最近のやたら音でびっくりさせるような(バーチャルだかリアルとかサラウンドとか)ではなく、あっても音楽だけ、モノクロ・サイレントの真骨頂です。もう”ぐいぐい”とひきこまれました。(途中略す)そしてラスト。「スマイル。」と「YOU?」。もうみんな鼻をグズグズ。もー感動(涙涙涙)しちゃいました。映画っていいなぁ。
 チャップリンて、ほんといい意味でのプレイボーイですよねぇ。やさしさ、気配り、表情しぐさ。たとえみすぼらしい格好をしていても自分の主義をもっている、女性は惚れちゃいますよ。

 きょうは改めてサイレント映画のチカラに圧倒されてしまった。(最近の商業主義みえみえのハリウッド映画にはもうウンザリ!!)たとえ音(あれは騒音!!)・声が無くても、人間ってこんなにも表情豊かなものなんだ。観客もある程度想像力を働かせて、映画のストーリーに入ってゆき、登場人物の表情ひとつで喜怒哀楽を共感する。もう感情移入しちゃたもんの勝ち!!って感じ。各地の名画座さん、企画をヨロシク。もうハマってしまいました。
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末広亭

2007-05-01 01:46:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
 今日(4/30)、ひさびさ末広亭に行ってきました。目当ては柳家さん喬さん。古典・人情ものが好きで、出番をチェックして機会あるごとに見にゆきます。今日もよかったなぁ。題目はなんでしょうか?いろいろ調べているのですが…。でも、良いはなしであっというまの30分でした(大拍手)。
 
 落語のきっかけは、高校生くらいかなぁ、古今亭志ん朝さん。もう夢中でした。落語聴いて、感動して、涙流しちゃうくらい(芝浜とか…)。でも亡くなってしまって、ショックで一時、自分のなかの「落語」という存在が無くなってしまうくらいだったのです。が、さん喬さんに出会って「落語」の熱が蒸し返してきました。喜怒哀楽(ちょっとクスグリも)があって、聴いている人をぐいぐい引き込んでゆく落語(話芸)の魅力は「はまる」とやめられません…。

 末広亭は、いつもの通り古典・新作落語・漫才・漫談・曲芸・奇術・紙きり…と、ぜいたく、てんこ盛り、あっという間の一日でした。「笑い」「笑う」ということは、身体にほんと良いことだと思います。(ストレス解消、病気になりにくいとか、心身・脳の活性化とか言われています)これからもこんな「ぜいたく」な寄席通いを続けてゆきたいと思っています。
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