哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

エピローグ 越後湯沢・江神温泉浴場に浸かる -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑯-

2020-10-31 00:36:00 | 銭湯・温泉
紅葉の鳴子温泉・出羽三山 羽黒山登頂参拝・筒石探描と3日間目一杯盛りだくさんのツアー

最後に降り立ったのは「越後湯沢」

東京行きの新幹線に乗り継ぐわずかな時間に、最後の最後に・・・

「目をつむって、じんわりと温泉につかり 旅の思ひでを回想する」

越後湯沢の駅を降りてほんの数分歩くとあるのが、駅前公衆温泉浴場「江神温泉浴場」です。

旅のしめくくりにちょうどいい便利な公衆温泉



「あ~ぁ」足をうぃ~んと伸ばし、しばし瞑想の世界に…

カラダも温まり、気持ちを落ちつかせ、すっきりした気分で帰路に向かいました。

上越新幹線 越後湯沢発16:01分 MAXたにがわ(オール2階建車両)東京行き これが最後に乗った列車です。

東北新幹線はやぶさ・陸羽東線・陸羽西線・羽越線・特急いなほ・特急しらゆき・日本海ひすいライン・超快速スノーラピッド・上越新幹線MAXたにがわ・・・いろんな列車に乗りました。



3日間盛りだくさん、つめこんだ旅行。

目的をしぼって旅先を巡り、列車の旅、温泉の旅、紅葉の旅、“石段”の旅(よく登りました)、グルメの旅、あたらしい発見の旅・・・まさに満喫・堪能した3日間でした。(おつかれ!!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超快速スノーラビット 快走 -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑮-

2020-10-30 22:43:41 | 行ってきました
今回のツアー最後の目的地「筒石」を後にして、直江津に戻ります。

  

次の列車まで時間がありますんで、街中の地魚がうまい評判の居酒屋さんで、ここでしか食べられない「海鮮丼」で腹を満たします。

   

最後のこだわりに選んだのは「超快速スノーラビット」に乗車すること。

北越急行ほくほく線、在来線で表定速度ナンバー1の「超」快速列車です。(「超」とつく列車はここだけでしょう!!)

ほくほく線は上越線の六日町と信越線の犀潟を結ぶ高規格線路を持つ第三セクター線で、北陸新幹線が金沢まで延伸するまでは首都圏と北陸を最短時間で結ぶメインルートとなっていました。

当時同区間を走る「特急はくたか」は160キロ運転をしていました。北陸新幹線開業後も、その意義は継承されメインルートから外れても速達性を保つために、「超快速スノーラビット」が運転されています。

表定速度88キロ、最高速度110キロで山の中をトンネルの連続ですが快調に走行します。残念ながら景色は楽しむのはわずかな区間ですが、その走りっぷりはまた別の魅力を感じます。

そんなこんなであっという間に六日町を過ぎ、越後湯沢の駅に超快速スノーラビットはすべりこみました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筒石探描 -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑭-

2020-10-30 22:00:06 | 行ってきました
筒石はフォッサマグナ地溝帯の端にあたり、筒石川の河口に面した古くからの漁港がある街です。

東西に北國街道が(現在の国道8号線)が走り、日本海との狭い平地に街が形成されており、建物は3階建ての多層階の家屋がびっしりと軒を重ねています。

そんな独特な街並みを探訪してみたくて、「筒石駅」「筒石の地層」とともに訪問しました。

駅から道を降りてきて、もうすぐ漁港という所でちょっと路地に入ってみます。

 

国道8号線はひっきりなしにクルマ・トラックが走り去っていますが、それに沿って街中を細い道が生活道路として通っており(昔の北國街道ですかね?)

筒石の独特の住宅が“林立”しています。狭い土地に精いっぱいの生活空間として多層階の家屋が並んでいます。

                

家屋の壁は日本海からの風雨に耐えられるよう板張りの家が多く、一軒一軒が見事に違う(個性ある)様式の建物になっています。

一通り街並みをさまよいながら巡った後、筒石の漁港に向かいました。

       

まず目についたのが「船小屋」。一区画ずつに船の名前(船名)が表札のように掲げられており、きっと時期が来ると活気づくのでしょう…。

(訪問した日は海はシケていて、出航する船はなく港に繋がれたままでした)

  

波しぶきが立つ日本海と筒石の漁港、独特の景観の筒石の街並み、そして筒石の地層とトンネル駅

観光スポットまでいかなくても、とても魅力ある「筒石」でした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筒石へ・・・-2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑬-

2020-10-30 21:34:51 | 行ってきました
鳴子温泉・出羽三山と巡ってきたツアーも最終日、最後の目的地「筒石」へ向かいます。

新潟市内で宿泊、朝の通勤通学時間にさしかかるころ、新潟発の信越線特急「しらゆき」に乗車

    

機関区のある新津を抜けると、新潟平野の稲作地帯を快走、遠くに前回訪れた弥彦山も見られます。

柏崎からは日本海沿いの荒々しい海岸線に、海・山・海・山・・・と、めまぐるしく車窓が変わります。

            

直江津からは新幹線開通で第3セクターとなった「えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン線」に乗車して、いよいよ「筒石駅」に到着します。

筒石駅は約11キロに及ぶ頚城トンネルの中にある「トンネル駅」として有名。地上から約40メートル下にあり、地上まで約290段のかいだんで結ばれています。

上下2面のホームがあり、通過列車などの風圧からホームと通路の間には頑丈な扉があります。

ここ筒石は2014年10月にクルマで一度訪問しており、その時目に焼き付いた筒石のフォッサマグナ地溝帯の地層が忘れられず、今回再訪問の地として選びました。

階段を登り詰め地上に出ると、駅周辺は山の中。

      

めざす地層は山肌にところどころに見え隠れしており、その全貌は見られません。(ちなみに地層は「砂岩泥岩互層」というものだそうです)

(前回訪問時の目に焼き付いた「わん曲した地層」は見当たらず、あれは思い込みのまぼろしだったのでしょうか…)

そんなチラホラとみえる地層と、紅葉の山々をながめながら、日本海・筒石の町へ歩きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟散策 朝日湯に浸かる -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑫-

2020-10-29 23:10:40 | 銭湯・温泉
今回も旅先で街中の銭湯に浸かります。(昨年の岩国・松本に続いて)

今回は新潟市内。万代バスターミナルで名物の「万代カレーライス」をたらふくいただいた後、さらにトコトコ歩いて住宅街の中にある「朝日湯」さんを訪問します。

昭和7年創業の銭湯で、「ミネラル温浴泉」と名打ってラジウム泉が楽しめます。

のれんはないのですが、大きな“温泉マーク”が目印、昔からある街中の公衆浴場の雰囲気が漂います。

さっそく入室すると、まず目を見張るのが正面にある浴室画。

これはこれはみごとな富士山です。定番の富士山に帆掛け船と松林…優しいタッチの正統派の富士山、リアリティもごく自然で思わず見とれちゃいます。

「いいなぁ・・・この富士山」

銭湯絵師の丸山清人氏の作で、カウンター式の番台にいるおばあちゃんに聞いたところ、2018年に描いてくれたそうで、まさかにいがたでこんな見事な富士山に出合うとは・・・。

そんな見事な富士山に見とれながら入湯します。浴槽は44度くらいの熱めの白湯にマッサージ湯と天然ミネラル鉱石のラジウム湯の構成。

井戸水を沸かしており、肌当たりの良いやわらかい湯で、けっこう温まります。



ただ湯が熱めな事と、半身浴ができる腰掛段差があるのは良いのですが、首まで浸かると中途半端に深すぎるのです。そんな浴槽なのでどっぷり浸かって長湯ができません。

(いい湯で、半身浴はよいのですが、やはりどっぷりとカラダを預けるくらい湯に浸かりたいのです)

でも、この見事な富士山を見ながら、カラダをリフレッシュして気分転換、気分一新を図るには十分な雰囲気の良い銭湯です。

新潟・朝日湯さん、いいお湯でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟散策 万代カレーライス -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑪-

2020-10-29 22:55:21 | 今日のメシ
特急いなほに乗って山形庄内・鶴岡から新潟に到着。

ちょっと予定より早く着いたんで、市内を散策します。

前回訪問時(2018年10月)行けなかった万代バスセンターへ…

「万代バスセンター」というと有名なカレーライスがあります。

構内にある「万代そば」 そばよりもカレーライスが売れる珍しい立ち食いそば屋さんです。

バスに乗るためだけでなく、カレーを食べに地元の人も来るんですよね…主食にはならないかもしれないけど、ちょっと小腹が空いた時や、たまに喰いたくなる“魔力”があるんでしょうか。

 

さっそく注文「カレーライス 普通」

「わぉ!!」お皿いっぱいに黄色のドロッとしたカレールゥがかかっています。しかも結構な量ですよ(普通というより中盛りって感じ)

昔ながらの黄色くドロっとしたルゥはまるで“学食にあるような”カレーです。具も豚バラに玉ねぎといった具合で赤い福神漬けが乗っかったもの。

今時のカレーからするとチープさが漂うんですけど、まずはひと口…うむ意外と辛口で食が進みます。

うまく言うと、決して高級ではないけど庶民派のカレーで、安定して“いつもの”カレーが食べられるって感じでしょうか。

でもカレーってこういうのもいいんですよね、ちょっと食い行こうか・・・と思わせる魔力があるんです。

「あ、あそこのカレー・・・」これですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特急いなほ号 笹川流れを行く -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑩-

2020-10-29 22:23:34 | 行ってきました
今回念願の出羽三山・羽黒山を登頂参拝ができ、山頂から帰路はバスに乗って鶴岡市内に戻ります。(さすがに2400段の石段はきつく、“足にきました”)

鶴岡市内でみやげを購入(「だだちゃ豆」という特産品があり、列車の中でつまみながら…)、鶴岡から今日の宿泊地である新潟に向かいます。

   

羽越本線 鶴岡発14:50の特急いなほ号に(秋田発新潟行き)乗車、進行方向右側に着席

ここ庄内地方から新潟平野にかけての日本海は、いわゆる「笹川ながれ」と呼ばれる、奇岩・絶壁・洞穴が連続する海岸線が延々と続きます。

       

旅の楽しみとして「車窓をぼんやりと眺める」というのもまたいいもんです。列車旅の醍醐味です。つぎつぎとかわる景勝地・風景・光景に目を奪われながら時を過ごすのです。

夕刻迫る日本海・笹川ながれにそって特急いなほは南下し、やがて海岸線からはなれ農作地帯に入ると、まもなく新潟に到着です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽黒山 三神合祭殿の勝守り -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑨-

2020-10-29 21:38:37 | 勝守り
2400段もの石段を登り切り、念願の羽黒山山頂に到着しました。

山頂には三神合祭殿と呼ばれる神社があり、修験道の霊場としての総称出羽三山の月山「前世」・羽黒山「現世」・湯殿山「来世」を祀る豪壮な建物です(残念ですけど修復中でした)

  

広大な境内には鐘楼と大鐘があり口径が1.68M、中世以前では奈良東大寺に次ぐ巨大な鐘です。ほかにも末社が多く創建されており、まさしく修験道の霊場の雰囲気です。

この神社に「昇運勝守」がありましたので、参拝の後頂戴しました。

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出羽三山・羽黒山登頂参拝 -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑧-

2020-10-29 20:38:19 | 行ってきました
鶴岡で宿泊し、朝出発、途中庄内神社を参拝した後、いよいよ…

今回のツアーのメインスポット「出羽三山・羽黒山」に登頂し参拝いたします。

前回(と、いっても学生時代ですが)残雪の為、羽黒山ふもとの随神門で登頂を断念し、今回その思いを募らせ再びこの地を訪れました。



前と同じに鶴岡市街からバスに乗り込み「随神門」で下車、鳥居・隋神門をくぐり出羽三山の一つ羽黒山に入山します。

出羽三山は、月山・羽黒山・湯殿山からなる総称で修験道の霊場として知られています。

羽黒山はその三山の神々を合祀する山で、山頂には「三神合祭殿」と呼ばれる三山三神を祀る建物があり、今回は山頂までの2446段の石段を登り三神合祭殿を詣でることにします。

隋神門を過ぎると早速石段が始まり、石段に沿って樹齢300年を超える杉並木が山頂まで続き、創玄な雰囲気を醸し出します。




神橋・須賀の滝を過ぎると、まずは「羽黒山五重塔」が杉林の向こうに見えてきました。

森の中にひっそりたたずむ優美な姿は、出羽三山のシンボリックな建造物です。(石段がきついため、この五重塔で引き返す人もおられるようです)

五重塔で一服して、いよいよ長い長い、急登石段の道が続きます。

修験の場ですから、わざとですかね…石段の間隔が歩幅となかなか合わず意外ともたつき、それが“足にきます”

ところどころで“風景を見る”“杉林を見る”を口実に立ち止まりながら、一歩一歩前に進みます。



二の坂茶屋を過ぎて三の坂に差し掛かるころには「まだ続くか…この石段」という感じでひたすら風景を見る余裕なく「石段」を見ながら足を上げる感じで・・・ふと顔をあげると「赤い鳥居」が見えてきました。

約1時間の石段登頂で羽黒山山頂にやっと到着しました。(登り切ったねぇ!!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庄内神社の勝守り -2020 鳴子・羽黒・筒石ツアー⑦-

2020-10-29 10:33:40 | 勝守り
山形・庄内地方の中心都市鶴岡には、むかし鶴ケ岡城があり現在は鶴岡公園としてその跡地が利用されています。

公園内の本丸跡地にあるのが「庄内神社」 庄内藩歴代藩主の酒井家が祭神を務め庄内地方の安定と信仰を集めているようです。

   

そんな街の中心地にある庄内神社にも「勝守り」があります。

参拝の後振り返ると鶴岡の街が広がっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする