車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 4月20日朝の大龍寺(だるま寺)です。秋の紅葉したドウダンツツジの時期は何度か訪れていますが、今回は花が満開ということで来てみました。

 

 駐車場は無料。

 

 拝観料300円で庭園へ。

 

 ドウダンツツジの花はスズランのような形をした可愛い花。こうやって白っぽい緑というのも珍しい風景。

 

 

 

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 4月12日、ミホミュージアムの帰り道。県道12号線を栗東インターへ向かう途中で、道の駅『こんぜの里りっとう」の前の細い坂を4kmほど上るとあった「金勝寺」(こんしょうじ)。このお寺、私が数々訪れた山寺の中でもトップクラスの名刹です。「歴史」「仏像」「静かさ」「美しさ」と行くまでの「困難さ」が全部揃っています!(こんぜの里の”こんぜ”って、金勝のことだったようで・・。)
 さて、まずは道。ちゃんと舗装されてるし、「横がガケ」というところは無いんですが、曲がりくねっているので、急に対向車が来ると焦ります!ミホミュージアムでさえ結構な山の中だと思いましたがこちらはそれ以上。途中では車はいったん反対に曲がってUターンしないと曲がれない道などもあります(ちゃんとUターン用の少し広いところがある)。ところが、お寺に着けば綺麗な駐車場とトイレがあります。入山料500円で、お寺の方が拝観順などをわかりやすく説明していただけます。

  

車は2台ありましたが、最初に1組の人とすれ違っただけで後は貸し切り状態。奈良時代、聖武天皇の勅願により平城京の東北鬼門を守る寺として東大寺初代別当良弁僧正が開基し、その後大寺院になったものの火災でほとんどなくなってしまったというありがちなパターン。しかし仏像は平安の重要文化財がしっかり揃っています。まずは仁王門前、コケが素晴らしい。

 

仁王像は鎌倉期のもの

 

仁王門から右手に二月堂があり、その中には平安時代の重文である3.6mの軍荼利明王立像!単独で、しかもこれだけの大きさのものはめったに見られない。

 

本堂と二月堂は400年前の仮堂だそうで、その本堂内にもまた平安時代の重文で座高2.4mの釈迦牟尼如来坐像ご本尊、などなど。

 

本堂左には虚空蔵菩薩堂(昭和建立)。中の虚空蔵堂半跏像の重文。その少し上には講堂と三重塔跡。これで三重塔が残っていれば最高でした(ぜひ再建希望!)

 

すばらしいお寺です。地図で確認すると確かに奈良のちょうど北東。考えてみれば、平安京に対する延暦寺に相当するお寺!!全国的にはあまり有名ではないかもしれないけど、このような所はまだたくさあるんでしょうね。なお、先ほどの山道をもう少し登ったところには馬頭観音堂があり、またそこから徒歩1時間で高さ6mの狛坂磨崖仏(コマサカマガイブツ)というのがあるようです。ミホミュージアムに行くのであれば、ぜひこちらも・・とおススメしたいところ、もう少し道が広ければ・・・。(ごんぜの里りっとうから徒歩で40分ほどで行けるそうです)






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 慈雲寺から帰宅途中、高速SAでポスターを見て、調べたらそこまでは車で20分!だったので、夕刻ながら行ってみました。「ワニ塚の桜」。駐車場は近くの学校のようなところ?に臨時(無料)があり。

 

 めちゃめちゃ有名な桜だそうで、「さくらメール」のポスターやテレビドラマ「桜咲くまで」のタイトルバックにも起用されたとかあるようです。「八ヶ岳と一緒に見られる」ということですが、逆方向には富士山が見えます。ただ、黄砂があってか?ぼんやりで、写真ではあまり写ってません。

 

 わに塚は「王仁塚」と書き、日本武尊の王子、武田王の墓とも言われます。品種はエドヒガンザクラ。確かに形がきれいですよね。

 

 この後、ライトアップがあるということで多くの人が来ていました。ネットに綺麗な写真がたくさん出ていますので私らは帰宅です!




 



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 大善寺に引き続き山梨。イトザクラで有名な「慈雲寺」(じうんじ)です。臨済宗 妙心寺派のお寺。

 

 ちょっと狭い道を対向車とギリギリですれ違いながら入る必要がある駐車場は門前にあって300円。樋口一葉の碑があります。彼女の両親がこの地の出身だから、ということで、まあ、あんまり関係ないっちゃー関係ない?

 

 その桜は本堂前、なかなかの迫力!エドヒガンザクラの変種。満開直前?で、この頃一番ピンクが綺麗だそうです。

 

 

 

 

 

 
 

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 時間は前後します。4月6日、恵林寺の次に訪れたのが葡萄寺こと大善寺。ノーマークで行くつもりがなかったのですが、近くにあるということを妻が見つけました。国道20号沿いで、駐車場へ入る前に拝観料を払います。

 

 真言宗智山派のお寺、立派な山門

 

 桜も満開 奥には桜がいっぱいの場所もあります。

 

 さて、メインは国宝建築である本堂(薬師堂)、山梨県で一番古い建物。 中には「ぶどう寺」と呼ばれる所以のぶどうを持った薬師如来(秘仏)ほか十二神将、日光、月光菩薩など国重文の仏像が安置されていまして圧巻です。

 

 境内は静かで清々しい空間。

 

 

 


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